トレーニングでパフォーマンスアップ!
前回足が速くなるためのポイントを2つお伝えしました。
今回はもう1つのポイント”パフォーマンスにつながるトレーニング”についてお話します。
筋トレについて
よく保護者の方からある質問の中で
”小学生の時から筋トレをすることは成長の妨げにならないですか?”
という質問を受けることがあります。
答えから言うと ”NO” です。
とは言うものの、これは自重トレーニング(自分の体重のみで負荷をかけるトレーニング)の場合です。成長期に器具などでの高負荷トレーニングはおすすめしません。
身長が伸びる過程は骨の端にある”骨端線”が伸び骨が成長し身長が伸びます。この骨端線が破壊されることで怪我になることや成長の妨げになります。ですが自重トレーニングで骨端線を破壊するほどの負荷はほとんどないと考えてよいでしょう。
伸張反射が使えるようになろう!!
では、さっそくトレーニングについて話していきます。
何度も伝えてきましたがやはり足が速くなるためには伸張反射が使えることが大事になってきます。
アンクルジャンプ(アンクルホップ)と呼ばれるジャンプです。
かかとを付けずつま先で地面を蹴るようにしましょう!
地面に足がついている時間を短く、空中にいる時間を長くできるようにも意識しましょう!
接地時間が長いと伸張反射(伸びた筋肉が反射的に縮む)ではなく筋力でのジャンプになってしまうので注意しましょう。
これで使う筋肉は
足首が曲がる際に腓腹筋(ふくらはぎ)です。
よくありがちな間違いに股関節が曲がらず膝が極端に前に出てしまうジャンプがあります。
こちらのほうがはじめは高くジャンプできた気になりますが、大腿四頭筋(もも前)のみでジャンプしていることになり膝を痛める原因につながります。
このジャンプがうまくできるように練習してみてください!!
がんばり過ぎると足を攣ってしまうので注意してください(^^)