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ウミヘビを釣ってみよう!!!グロテスクだが、意外に楽しい?タックル、釣り方や食べ方などを紹介!!

ということで今回はウミヘビの釣り方などについて解説していきたいと思います。え!!ウミヘビ!!と思った方はたくさんいるでしょう。だって、ウミヘビを釣りたい方はほぼいないんですから。ただ、この記事のタイトルを読んで、意外にウミヘビを釣ってみたい!!と思う方もいますし、少し興味深い釣りなので、興味がある方は是非続きの読んでみてください。

1.ウミヘビとは

市場魚貝類図鑑ぼうずコンニャクダイナンウミヘビ からの画像

ウミヘビの中でも、最もたくさん釣れるのが、上の画像のダイナンウミヘビとホタテウミヘビです。ただ、この2つのウミヘビは、ウミヘビ類ではなく、魚類です。ここで少しホッとした方もいるでしょう。ということで今回はこの2つのウミヘビについて紹介していきたいと思います。

1.分類
ダイナンウミヘビ.
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区真骨亜区カライワシ下区ウナギ目アナゴ亜目ウミヘビ科ウミヘビ属 外国名

ホタテウミヘビ.
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区真骨亜区カライワシ下区ウナギ目ウツボ亜目ウミヘビ科ウミヘビ属

2.ウミヘビが釣れる場所
ウミヘビが釣れる場所は主に、防波堤や港などの意外に身近な場所です。ただ、サーフなどにも生息してます。ちなみに、ダイナンウミヘビやホタテウミヘビは砂地を好むので、砂地の場所にいる確率が高くなるでしょう。ただ、ホタテウミヘビは、汽水域でも見かけることはあります。ダイナンウミヘビは、水深500mの深場にも生息しています。

3.ウミヘビ釣り時間
ウミヘビ釣りの時間は主に、夜でしょうね。なぜなら、ウミヘビは夜行性で、朝や昼間は、砂地に潜っていて、夜になると、砂から出てきて、餌を探し出すからです。

4.ウミヘビ釣り時期
ウミヘビ釣りの時期は主に、夏です。特にウミヘビは温かい場所に生息するので、夏に釣るのが良いでしょう。

5.ウミヘビの食べ物
ウミヘビは主に、肉食性で、弱った魚や死んだ魚などや、死んだ甲殻類なども食べます。

6.ウミヘビのサイズ
ダイナンウミヘビは最大2メートルで、ホタテウミヘビは最大1メートルに成長します。どちらにせよ、結構大きいです。ただ、ウミヘビ類はただ細長いだけなので、2m級でもそんなに引かないです。

7.外道としての扱い
どんな釣りでダイナンウミヘビやホタテウミヘビが釣れたとしても、必ずみんな仕掛けを切って、リリースします。結構釣り人からは嫌われていて、市場などでもほぼ見かけることはありません。長い間ウミヘビが外道として釣れているとあたりでわかるようになり、あたりがあったその瞬間にハサミを取り出すアングラーなどもいます。とにかく、嫌われものです。

8.分布
ダイナンウミヘビ.
ダイナンウミヘビは主に、東北地方の太平洋岸から九州までの太平洋岸に生息し、新潟県より南の、日本海や東シナ海に生息します。
ちなみにもっと細かくダイナンウミヘビについて知りたいのであれば、下のサイトを見てください。(ちなみに下のサイトは他人が作ったものです)。

ホタテウミヘビ
ホタテウミヘビはダイナンウミヘビより暖かい場所に生息し、東京湾から、鹿児島県の太平洋岸に生息し、新潟県より南の、日本海や瀬戸内海などに生息します。ちなみにもっと詳しくホタテウミヘビについて知りたかったら、下のサイトで。(下のサイトは他人が作ったものです)。

9.危険か!?
今回紹介する、ダイナンウミヘビとホタテウミヘビには毒はありません。ただ、歯は鋭く、噛まれたら大怪我するので、歯が危険と言えます。あと、ウミヘビは、釣れたら、ぐるぐると仕掛けに巻き付くので、そこで噛まれたら、怪我は余計にひどくなります。だからこそアングラーたちには嫌われています。

10.食べる
ダイナンウミヘビとホタテウミヘビはどちらとも骨が多く硬く、ダイナンウミヘビは焼いたらものすごく水分が多く、食用として認知されていません。ただ、ダイナンウミヘビは、油や液体を使った料理が向いていて、煮付け、唐揚げ、潮汁やみりん焼きで食べれます。で、ホタテウミヘビは、皮が厚く、硬いですが、煮付けや塩焼きなどで食べれます。

11.ダイナンウミヘビやホタテウミヘビとハモ、アナゴや、ウナギの違い
ダイナンウミヘビなどの魚類のウミヘビとハモ、アナゴやウナギの違いはまず、見た目的にはウミヘビのほうが細長いことです。次に、顔でわかりますし、尻尾を見ればその違いがわかります。例えば、下の画像を見てみてください
ウミヘビ類

市場魚貝類図鑑ぼうずコンニャクダイナンウミヘビからの画像

上の画像はダイナンウミヘビの尻尾です。尻尾とんがっていて、背びれもありません。

市場魚貝類図鑑ぼうずコンニャクホタテウミヘビからの画像

上の画像はホタテウミヘビです。ホタテウミヘビはダイナンウミヘビと違って、皮が固く、これもまた尻尾がとんがってますね。ただ、尻尾には、ヒレが付いていません。

魚類

市場魚貝類図鑑ぼうずコンニャクマアナゴからの画像

上の画像はマアナゴです。少しわかりにくいかもしれませんが、尻尾はとんがっているのにも関わらず、尻尾まで、ヒレがあります。これで魚だとわかりますね。あと、アナゴにはだいたい、薄くても、白い点が横に並んでいます。

市場魚貝類図鑑ぼうずコンニャクうなぎからの画像

上の画像は天然うなぎです。うなぎの尻尾にもまたとんがっていますが、ヒレが尻尾にありますね。ちなみに天然うなぎには穴子と違って少し茶色っぽく、白い点もなく、ニョロっとしていて、これは僕の勝手なイメージかも知れませんが、可愛らしい顔をしています。体の下はだいたい白ではなく黄色やオレンジです。

市場魚貝類図鑑ハモからの画像

上の画像はハモです。ダイナンウミヘビと顔はほぼ変わりませんが、とんがっていても、尻尾にヒレがありますし、ダイナンウミヘビより細長さがなく、太いのでそれでわかると思います。

まとめてみますと、ウミヘビ類は魚類より細長く、尻尾にはヒレがないです。ただ、魚類はウミヘビ類より太く、尻尾にヒレがあります。あと、ハモ以外は、顔でウミヘビと魚の違いがほぼ分かると思います。

2.ウミヘビ(ダイナンウミヘビ、ホタテウミヘビ)の釣り方

1.どういう釣り方で釣るか
今回紹介するウミヘビは主に、夜のブッコミ釣りなどに掛かります。他には、浜辺や港でのちょい投釣りや投釣りなどでダイナンウミヘビやホタテウミヘビが釣れます。ダイナンウミヘビやホタテウミヘビは主に、砂時に住んでいるので、ぶっこみ釣りや投釣りなどの底物狙いの仕掛けにかかりますね。

2.餌
おすすめの餌は下記の通りです
1.魚の切り身
2.イソメなどの虫エサ
3.キビナゴ
5.オキアミ
などのアナゴ釣りで使うような餌を使うことをおすすめします。

3.アタリ
ダイナンウミヘビやホタテウミヘビはだいたい、あたりが小さいです。ただ、あたりが小さくてもかかっていることが多いです。なので、そんなに長い間待たなくても、あわせを入れますと、釣れることができます。このときに、砂に潜るような感覚や、根がかりでもしたのかなという感覚があればウミヘビが釣れているはずです。

4.引きの強さ
ウミヘビは体のサイズの割にはあまり引きません。ゴミでもかかったのかな?と思いながら巻いていたらウミヘビがかかっていたなんてこともあります。なので、そんなに強いタックルがなくても楽しめますね。

5.食べる場合はどうするか
食べる場合は、まず、ウミヘビを締めましょう。ただ、このときにフィッシュグリップなどを使わないと大怪我をするおそれがあります。できたらその場で内蔵やヌメリも取ってしまいましょう。それが終わったら、クーラーボックスに入れましょう。もし持ってきたクーラーボックスに入らなければ、その場でもう捌いてしまったり、半分に切ったり、工夫をしてみてください。

3.ウミヘビの釣り方1:ブッコミ釣りと投釣りのタックル

ウミヘビブッコミ釣りタックル.

ロッド:
ロッドは、1.5m以上で、硬すぎず柔らかすぎなければOKです。ちなみに、おすすめはシーバスロッドです。2mでもそんなに引かないので、ゴッツイ竿なんかいらないです。普通のルアーロッドで十分です。投釣りに集中するなら投げ竿がおすすめですし、磯竿に、エギングロッドや、バスロッドでもぶっこみ釣りや投釣りでは十分ですよ。

リール:
リールはスピニングリールなら3000番から4000番ほどが特におすすめです。6000番以上の大型スピニングリールでも良いですが、少し大きすぎるので、3000番あたりが特におすすめですよ。もし両軸リールやベイトリールを使うなら、バス用のものがおすすめですよ。投釣りをメインにするのであれば、投釣り専用リールがおすすめですね。ナイロンライン4号や5合をメインに巻ける4000番のQD型をおすすめします。

ライン:
ラインはPEラインなら、0.8号から1.5号ほどに、リーダー、16から20LBがおすすめですね。ただ、リーダーはウミヘビに切られたりする可能性もあるので、太めがおすすめです。ただ、ナイロンラインやフロロカーボンラインを使うのであれば、3号から5号ほどを使うのをおすすめしますね。

仕掛け:
仕掛けは市販のものはないので、投釣り用や、アナゴや、ウナギ用の物を使うのをおすすめします。ただ、ウミヘビが暴れて仕掛けがぐにゃぐにゃになったり、針が飲まれることもあるので、仕掛けは多めに持っとくことをおすすめします。で、重りはシンプルに軽めの中通しおもりや、ちょい投げ用を使うことをおすすめします。

4.ウミヘビの釣り方2.泳がせ、ノマセ釣り

ロッド:
ロッドは磯竿の2号以上をおすすめします。別にシーバスロッドや、エギングロッドなどのルアーロッドに、投げ竿でもいけます。これもまた2m以上で、硬すぎず柔らかすぎない、ロッドであればオーケーですよ。

リール:
リールは、普通の、3000番や4000番ほどのスピニングリールをおすすめします。ベイトリールや両軸リールを使うのであれば、バス用や、ロックフィッシュ用をおすすめします。

ライン:
ラインはぶっこみ釣りと変わらず、PEラインなら、0.8から1.5号に、リーダー16から20lbで、ナイロンやフロロカーボンラインなら、3号から5号ほどをおすすめします。

仕掛け:
仕掛けは、キジハタ、ヒラメやマゴチなどの底魚の泳がせ仕掛けをおすすめします。ちなみにおもりは、手軽に、8号ほどの軽めのものをおすすめしますよ。ただ、このときに餌が少し弱っていますと、よりウミヘビが釣れやすくなりますよ。

5.ウミヘビ釣りのゲスト

まず、ウミヘビ釣りのゲストの殆どは、ウミヘビより高級で、美味しい魚と言っても良いと思います。ウミヘビ自体がゲストですからね。笑

まず、ウミヘビ釣りのゲストは下記のとおりです。

1.アカエイ
2.ウツボ
3.アナゴ
4.ハモ
5.サメ
6.ヒラメ
7.マゴチ
8.カニ
9.カサゴ
10.アイナメ
11.ハタ
12.フグ
13.ソイ
14.ベラ
15.クロダイ

などなどの魚の切り身や生きた魚を食べる底物系の魚がメインに釣れます。他にもたくさん、まさか!というゲストたちが釣れます。何が釣れるかわからなく、幅広い魚が釣れるので、そこもまた楽しいですね。

6.ウミヘビを食べてみよう!!

この記事の前半で、ウミヘビは骨が硬かったり、水分が多かったりして、食べることをおすすめしないなどを言いましたが、工夫をすれば、意外に美味しくいただけます!!ただ、まずは下処理として、ウミヘビの内臓、ヌメリ、頭や骨を細かく取り、物切りをしましょう。それが終わりましたら料理をしてOKです。では早速その料理法を書いていきたいと思います。すべて紹介しますと、多すぎるので、その中でも僕が一番オススメできる3種類を紹介していきます。

1.ウミヘビの煮付け
ウミヘビの煮付けとはウミヘビの料理の中で最も定番なのではないでしょうか。意外かもしれませんが、ウツボ、アナゴやウナギなどとは違い、蒲焼以外にもたくさんの料理法があります。根魚類などに向いている料理法も使う事ができます。そこで僕は煮付けをおすすめしますね。ちなみに下のサイトでは煮付けの料理法を詳しく説明してくれます。(下のサイトはカサゴとメバルの煮付けとなっていますがそれは気にしないでください)
(ちなみに下のサイトは他人が書きました)

2.ウミヘビの唐揚げ
ウミヘビの唐揚げは意外に人気で、ウミヘビの水分が取れて、骨まで食べれるので、より美味しくなります。作り方もシンプルなので皆さんも是非作ってみてください!ちなみにその料理方は下のサイトが詳しく説明してくれます。(下のサイトは他人が書いたものです。)

3.ウミヘビの蒲焼き
ウミヘビの蒲焼では、アナゴには叶いませんが、アナゴに意外に近い味がします。その場でも楽しめる、意外に手軽に楽しめる料理法なので、ある意味おすすめです。ちなみに、下のサイトはウミヘビの蒲焼を紹介してくれるサイトです。(下のサイトは他人が書きました)。

ウミヘビもどうせ美味しくないからリリースするという方も結構多いと思いますが、工夫しますと、高級食材にもなるので、みなさんも釣れたらぜひ食べることをおすすめします。ということでみなさんもウミヘビ釣りを楽しみましょう!!

7.まとめ

まとめてみますと、今回はウミヘビ釣りについて紹介しました。外道として嫌われている魚の中でも最も人気ですが、意外に実際に狙ってみたら楽しくなりますし、工夫しますと美味しくいただけます。
皆さんも、ウミヘビは外道だからリリースするのではなく、ウミヘビは美味しいし、意外に釣りを楽しめることができるとイメージを変えてみてはどうでしょうか。
ということでみなさんもウミヘビ釣りを楽しみましょう。皆さんの釣りライフをきっと変えてくれますよ。

ということで今回の記事は皆さんの役に立ちましたか?少しでも役に立ってくれたら幸いです。もしよければ、高評価、シェア、フォローなどをお願いします。で、もし質問などがある方コメント欄に書いてください。

ということで

ではまた〜

次回の記事も楽しみにしていてくださいね〜!!(^^)











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