イナズマイレブンから考える薬物
アニメで考える社会問題
本日は「イナズマイレブン」を通して薬物について考えていきましょう。
イナズマイレブンは2008年に発売されたゲームが原作のアニメで、主人公「円堂守(えんどうまもる)」がチームメイトと共に様々な困難を乗り越え、大きな目標に向けて日々を過ごす超次元サッカーアニメです。
イナズマイレブンの大きな特徴として、キャラクターたちが必殺技を使った派手な戦いだと思います。
「ゴッドハンド」や「ファイヤートルネード」など、名前映えする必殺技が多数あり、見ていてとても熱くなれます。
アニメでは「フットボールフロンティア編」、「脅威の侵略者編」、「世界への挑戦編」の3章構成となっており、それぞれで強大な敵との戦いを描かれています。
劇場版もあり、そこでは「フットボールフロンティア編」のストーリーを踏襲しつつ、最後のボスが違っております。
また、イナズマイレブンには続編とアナザーストーリーがそれぞれあり、今まで続く長寿作品になりました。
さて、円堂守たち主人公サイドはとにかく特訓に特訓を重ね、強くなり勝利を重ねましたが、敵チームは決してそういうわけではありません。
様々な方法で自己を強化します。
もちろん、中には正当な方法で強くなった人もいます。
しかし、ダークサイド系の特に法外な方法で強化しています。
例えば、「フットボールフロンティア編」のラスボス「世宇子(ゼウス)中」は「神のアクア」という飲み物を飲んでドーピングしたり、「脅威の侵略者編」の敵チーム集団である「エイリア学園」は「エイリア石」という宇宙から飛来された謎の鉱石の力で自身を強化しています。
流石に現実でそういったものはありませんが、似たようなものが「ドーピング薬物」として使われてしまっています。
では、本題です。
スポーツ業界は勿論、日本においても「違法薬物」として使用が禁じられているモノがいくつかございます。
有名なものでは大麻や覚せい剤などです。
違法薬物が違法とされているのは、人間が生活していく上で最も大切な脳 を侵してしまうのです。
さらに、薬物は乱用すると、依存症を引き起こし、精神障害を 発症させます。
繰り返し使用すると、社会に大きな損失を招くことになります。
一人や二人ならまだしも、多数が使用すると日本の社会的機能が失われる要因にもなります。
だからこそ、違法薬物は使用が固く禁じられています。
スポーツにおいて薬物によるドーピングが禁止されているのも、スポーツの価値を失わせるからというのもありますが、スポーツをする人間の健康を守るためという側面もあります。
イナズマイレブンの「神のアクア」や「エイリア石」も簡単に力を手に入れることができ、それにより一度は味方のキャラクターも闇落ちしてしまいました。
ここまで薬物の危険性について並べましたが、薬物にはもちろんメリットもあります。
「医療用大麻」が存在するように、違法とされている薬物も正しい使い方をすれば健康にするための薬にも扱うことも可能です。
それを理由に、薬物の合法化を唱える人間も一定数存在します。
しかし、知識を持たずに使用すれば薬だって体を滅ぼす要因になります。
違法薬物はそれが一般の薬以上に顕著だからこそ禁止になっております。
また、海外では利用が許されていることを理由にする人もいますが、「よそはよそ。うちはうち。」と母親が言うように、国が違えば法律も違うわけです。
勿論、根拠があり許されているのは事実ですが、日本に住んでいる以上、日本の法律に従うのは当然のことです。
日本の薬物に関する法律はかなり厳しいです。
しかし、その法律があるからこそ、私たちの健康も守られているわけです。
興味や関心にどん欲に手を出すことは悪いことではありませんが、何事も決められたルールの範囲内で楽しむべきではないでしょうか?
今回はここまで。
次回もよろしくお願いします
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