超小型ベースアンプヘッド、【TRACE ELLIOT】の『ELF』を紹介!

バンドマン同士の会話で「あるある」の
「機材が重すぎる!」
という問題。

僕もずっと悩まされていました(笑)
僕はベース担当なので竿、エフェクター、ベーアン、etc...
とにかく機材が多いです。

車に搬入・搬出するときや電車での移動のときに
「重すぎる。。。ライブ前に移動で腕がパンパンになっちゃって
本番中にいつものパフォーマンスが出せないぞ。。。」
と何度思ったことでしょうか(笑)

「よし!機材軽量化の為にまずはベーアンの重量から見直そう!」と
試行錯誤していたところに、
超小型ベースアンプの「ELF」という機材に出会いました。

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この「ELF」に出会ったきっかけですが、
とにかく小さく!それでもって重低音もしっかりと出せなきゃイヤだ!
と嘆きながら某有名オンライン楽器ストアの
売れ筋ランキングトップ5を眺めていると、
お・・・これはなんだか僕の願いを聞き入れてくれそうな機材なのでは・・・?
と目を惹かれました!

また機能面だけではなく、ビジュアルも選んだ理由の一つです!
箱を開けて中身を取り出してみると・・・

画像2

グリーンとブラックの塗装がとても綺麗で見た目がオシャレなんです!
それでいてコンパクトでめちゃくちゃ軽い。
まさに理想的・・・!

ベースアンプヘッドで代表的なモノと言えば
HARTKEのHAシリーズやMARKBASSのLITTLE MARK、AMPEGのPFなど
使いやすくて便利な定番なモノになると、持ち運ぶにはちょっと気力がいるな・・・
と感じちゃうこともしばしば。

それなら小型アンプにすれば解決だろ!と思う方もいるとは思いますが、
小型アンプで問題になってくるのが、音のバランスや低音の処理
先程も書いた通りに僕は「低音域」に関しては

一切妥協をしたくないんです!w(我儘)

重い音を意識しながら色々なミニヘッドを探していると、
IBANEZのP300Hは高域ブーストのスラップ奏法向けのアンプ
TC ELECTRONICのBH250はエフェクター搭載機能に焦点を当てているアンプ
AGUILARのTone Hammer 500は小型アンプにしては低音がバッチリの文句無し性能

それぞれのメーカーの特色に合ったモノが見受けられますね!
ということで最初はAGUILARでいいんじゃないかと一瞬迷いましたが、
横幅27.3cmと2kg

惜しい・・・惜しすぎる・・・!
個人的にはもう少し小さなベーアンがいいんです・・・!

そんな感じで藻掻いている最中にこちらの「ELF」
メーカー公表値で
横幅:17.1cm 縦幅:10.4cm 高さ:3.1cm 重さ:730g
めちゃくちゃ小さい!w  
しかも1kgも無いの!?
分かりやすく手にとってみるとこんな感じ、

画像3

本当にポケットサイズ
これならライブ・リハスタでの持ち込みも楽になって機材の重さに悩まされることもなくなるでしょう。
大きさ問題に関してはクリアです!

続いては一番気になる出音について、

最初の印象としては
「まぁ、この大きさだから期待するほどの音じゃ無いのかもなぁ〜」
と、期待薄めでキャビネットに繋ぎ出音を確認。

すると・・・

あれ・・・?思ったよりもいいぞ・・・?
イヤ、想像以上かもしれない!

この大きさからは予想も出来ないパワフルな音で僕を迎えてくれました!
まさしく僕の理想としていた
とにかく小さく!それでもって重低音もしっかりと出せるベーアン!
です!

しかもただ太い音だけでなく程良いコンプの感じもあって、かなりまとまった音って感じですね!コンパクトサイズとは思えない「重圧」な音を再現出来て、ゲインだけでもかなり音が変わるので自分好みの音が探し出せそう。

ちなみに、この大きさで200Wです(笑)

またDI機能もついているので
ライブハウスでのD.I.アウト、自宅で録音する時にそのままオーディオインターフェースにさすことで、ELFのサウンドを送る事ができます!
(ちなみにお店で確認した所、スピーカーアウトにケーブルをささない状態でも使用して問題ないとのことだったので、宅録時にパソコンの横に置いてそのまま使ってます。)

家で弾くも良し、ライブハウスで使用するもよし、使いどころが満載なベースアンプヘッドですね!

大きさ、サウンドに関してはザッとこんな感じですね。
画期的な機材で文句無しの性能と言えるでしょう。

ちなみに、僕自身がこの機材を購入しようとした一番のきっかけは上に書いている機能面ももちろんですが、僕の大好きなベーシストの
「須藤満さん」
のELFの試奏動画を見て、「あっ、これは買いだな」
と購入を決意しました。
その動画がこちらです!

小型アンプなのにこんな良い音が鳴るんだ、とビックリしたのと
小型アンプの可能性を引き出しているのが一目で分かる映像ではないでしょうか?
EQの調整でHighとLowのバランスもかなりいい感じに保てますし、
3バンドEQというシンプルさも魅力です。

今後はこちらの須藤さんの動画を参考にして今後のELFの音作りを
決めようかと思っています!

最後に気になる価格ですが、
サウンドハウスにて36,080円(税込)
の価格で販売していました!(2021年11月12日時点)


大きさ性能面を考慮すると、十分モトが取れちゃう価格帯だと思います!ここで注意しなくちゃいけないのが、サウンドハウスで売っているELFは海外仕様品で120V仕様。

これは海外用の電源で使用することを想定しているので、日本で使う際、20V分パワーが不足してしまいます。(日本の電源は100V)
20くらい大したことがないかと思いますが、実際

100V仕様→日本の電源(100V)でフルに性能を発揮できる
120V仕様→日本の電源(100V)だと約83%の性能しか出せない

こうなると同じツマミ値でも音質が違いますよね。

何回も言いますが僕は「低音域」に関しては一切妥協をしたくないんです!
キモとなる低音のパワーが不足するのは絶対に避けたいのと
保証面から私は安心の正規品にしました!

というか正規品の値段も36,080円(税込)サウンドハウスと一緒でした(笑) 

まとめ
今回はTRACE ELLIOTの「ELF」を紹介させていただきました!
自宅の練習からライブのパフォーマンスと幅広く活躍しそうな機材で、
なにより驚きなのがコンパクトすぎちゃうところですね!
それでいて、機能面も充実していてパワフルな音も再現できちゃうところ。

今後のリハスタやライブで愛用していくつもりです!
更にTRACE ELLIOTには1✕10と2✕8のキャビネットも存在するとか・・・
併せての購入も全然有りですね!
っというか、もう既にマッチングのキャビネットも購入済みです(笑)

そのキャビネットにつきましては次回の記事で紹介させていただきます!

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