口惜しさと傲慢さと残念さとリスペクト。創作大賞中間発表
昨日、創作大賞2024の中間発表がありましたね。
綺麗ごとを言うならば、残った皆さまおめでとうございます!
言い方にトゲがありましたが、その気持ちがないわけではないです。素直にリスペクトする気持ちも当然あります。
ですが、個人の感情というのは複雑なグラデーションで出来ているというのが持論です。
僕自身はリスペクトもあるけど、普通に悔しいし、見る目ないんじゃね?みたいな傲慢な自分も少しは存在するし、強がる自分と悲しい自分がいるし、それをひっくるめて恥っずかしっ!とも感じています。
現実に落とし込むと、残った作品を見ていて思うのは僕の作品の場違い感です。文体や世界観というんでしょうか、僕はすこしラノベチックによせすぎてしまった感覚があります。残るようなものに合わせて作品を書くべきかどうかは議論の余地がありますが、過去に受賞した作品なんかもろくに調べていないし、浅薄でした。でも、こういった創作大賞にたまたま出会えたことで一つの作品を描き切れたことはとてもいい経験になった。それは間違いありません。
そう思うと、こういった催しがなければ世に生まれなかった作品がいくつもあるんだろうと想いを馳せます。この世界は無数の物語にあふれているけど、そのぶん拾われない声もあふれている。僕自身もコンテンツが飽和するこの時代で何が残せるのか、考え続けつつ生きたいなと思っています。
とりあえず書くことは一生辞めないし、このまま僕の文章がほとんど日の目を浴びずに虚しいといわれるような死に方をしても、まあそれまでの男だったというポジティブな諦めもありつつ。死ぬときは死ぬし、評価されるときは評価される。それはあらゆるアンコントローラブルな要素があるから、どんな結果に終わろうともそれは認めようと思っています。
そんな理性的な頭も持ちながら、こういった一つ一つのイベントがあったときには感情が幾分か揺らいでしまうのが人情でしょう。
ともかくも、傲慢な自分を戒めつつ、まあ野垂れ死にしてもいいから書き続けていこうと思います。
応募した作品はあらためていろいろと不満点を直して、ほかのウェブ小説投稿サイトに乗せていこうかと思っている次第。実際、締め切りや文字数制限でもっとできた感もあるので(言い訳)、そんなことをやっていこうかなと決意を新たにしました。
Noteでは主に小説以外のものをあげていくことになるのかなあと漠然と考えてます。
こんなよくわからない記事を最後までお読みいただきありがとうございました!物語を紡ぐ民として切磋琢磨しながら励ましあいながら生きていきましょう~
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