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定例会が充実感をもって終了しました。

 6月20日、21日と2日間の令和5年度東川町第2回定例会が終了しました。
自分は初日の一般質問、2日目の補正予算などで質疑を行いました。
その内容は議事録が上がってきたら、書き記したいと思います。
正直なところ議場では言葉を繋ぐのに必死で、振り返ろうにも何を話したのか記憶があいまいなのです。

 今議会では、新任議員3名も一般質問に登壇しましたよ。
おせっかいなことに原稿を事前にチェックさせてもらってたことも相まって、どうなることかと我が事のようにドキドキしていたのですが、心配は杞憂に終わりました。
3人とも堂々とした態度と、理論立てた発言に、良くやったな!と僕だけでなく先輩議委員みんなも感じたようです。
今後の活躍に期待がもてます。

 菊地町長にとっては初めての定例会。行政執行方針の発表(30分ほどの読み上げ)、一般質問の6人分の答弁など、かなり濃密な時間だったと思います。
傍聴者もいつもより多く集い、緊張も大きかったのではないでしょうか。

 行政執行方針のなかで町長は、はじめに
「10年後、20年後の町の未来を見据え、誠実に、真摯に、正直に、町の真価を追求 した町政運営に努めていく」と町民に対し決意を表明し、
議会に対しては
「互いに遠慮なく話し会える強固な関係を」と求めました。

 その言葉通り、一般質問の受け答えも質疑に対する答弁も、とても丁寧に答えられました。
質問者だけでなく、新任議員にも分かるように。あるいは町民に話すように答えられたようでした。
「議場で良い議論」ができたと、感じた次第です。

 僕は、新町長とのやりとりがどんな風になるのか、やや不安を覚えながら定例会を迎えました。
加えて副議長として構えすぎたり、模範を見せようと力が入りすぎたのかも知れませんね。余分な質疑をしてしまった点は反省です。
終わったあとは、がくっと力が抜けて風邪をこじらせてしまったようです。こんなに暑いのに。

 行政は町の発展のために、いろいろ知恵を絞りながら施策を繰り出しています。そのスピードに議員として追いつかない感は否めません。
国の補助事業として有利な財源を引っ張ってきたり、あるいは町債という形を使って投資をしているわけですが、そこには多少なりともリスクがあります。(そもそも新しいことをやるのにノーリスクはあり得ません)
でもリスクを背負ってでもやるんだ、やる価値がある、そして確実に成果を上げると確信をもって行政は取り組んでいるはずなんですね。
そこの理解がないままだと、議会は行政と同じ方向を向くことはなく、議論はすれ違い、結果として住民は損失を負うことになりかねません。

 安芸高田市の市長と市議会の「無印良品」出店でのいさかい、否決。市民のあきれ感。はその顕著な実例です。興味のあるかたはぐぐってみてください。

 「互いに遠慮なく話し会える強固な関係を」の言葉通りになるよう、行政としっかり向き合い、理解を深めていきたい。
新しい風が吹いたのを感じた6月の定例会でした。

 上の写真は6月17日に旭岳温泉街で行われた山の祭りより。
下の写真は、6月に受け取った紙の資料たち。
副議長=近隣町との広域連合・消防・清掃・葬祭の議員も兼任になり、会議・議会が連続していて、頭の中の80%くらいが議員モードでした。そろそろ解放してやらないと。
そしてペーパーレス化を切に望みます。

6月の議案書や資料たち