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Xデザイン学校ベーシックコース2021 #4ユーザーインタビュー振り返り

ユーザーインタビューの神髄はファインディングス(気づき)

#4の授業はユーザーインタビューについて。インタビューの手法は色々あって、それぞれ目的や調査を行う環境によって使い分けるのだけど、大切なのは行動(ファクト)を観察して気になった行動についてユーザーはなぜそのような行動を取ったのかを「なぜ?」を繰り返して理解すること。

なぜ?なぜ?を繰り返していくと、ユーザー本人も気づいていないような暗黙の価値観と、その価値観に基づいた物事の見え方や無意識的に行われるその人ならではの判断や行動(潜在的なニーズ)の理解につながる。このユーザー独自の価値観に基づく視点とお作法が「ファインディングス(気づき)」ないしは「インサイト」なのかと理解した。

この「ファインディングス」を見つけられるとインタビューをした人の考えや価値観を深く知ることができる。実際に授業の中でチーム内でインタビューを行って、偶然なんとなくそれを実感することができてユーザーインタビューの醍醐味が少し味わえた気がした。

それもインタビューを受けたチームメンバーが個人的な事をとてもオープンに話してくれたからなので、そのチームメンバーに深く感謝!ありがとうございます!!

ユーザーインタビューの学び方についての気づき

ユーザーインタビューについて座学で学ぶ機会は過去に何度かあったが、この授業でだいぶ理解が深まった感じがする。

今までよく分からなかったファインディングス/インサイトが感覚的に理解できたことが嬉しかった。

今回の授業は、インタビューのコツというか、インタビューをするにあたり重要なことの説明が丁寧で分かりやすかった気がした。

加えて、人によって説明の方法や着眼点が違うので私のような実務経験が浅い人は、色々な人の説明を聞くと様々な視点での解説が聞けるので理解を深めやすいこともあるのかもしれない。

Holisticな学び

授業の冒頭でHolistic(全体的・包括的・バランス)な理解の重要性についての話があって、これも大事なことだと思った。

知識や技術だけ身に着けてもそれらを実践で使う文脈や全体の流れが理解できていないと使えないということ。

UXの手法だけ学んでも知識としては覚えられても実践では使えないから、Xデザイン学校の授業は擬似的に新規事業開発をチームで行う形式でやっているとのこと。

確かに、UXに限らず本で読んだフレームワークや思考法を実際に使うのは難しいと感じることが多々あって、通じることがありそうだなと思った。

真の学びの目的を忘れない

#3の振り返りnoteは残念ながら書けず…言い訳はチームで何度も集まって話すなどしてサービスとビジネスモデルを考えることに時間をかけていたら気づいたらもう次回の授業だったという感じ。それでもチームで取り組むテーマとパーパスは決まったけどサービスとビジネスモデルはまだまだという状況…

だけど、学びの目的が「素晴らしいビジネスアイデアを見つけて起業する」ことではなく「UXデザインが実践できるようになる」ことなのであまり焦らず、学びの目的を忘れずに楽しく学んでいきたい。

最悪コースの最後の最終プレゼンがダメダメで先生からズタボロなフィードバックを頂いたとしても、それを糧にUXデザインの理解が深まってUXデザインが実践できるようになっていたら学びの目的は達成できるわけだからいいじゃないか、と言う気持ちで!笑

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