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女性こそ理想の【彼女像】を持つべきススメ-前編
「理想ってなんだ?」
女性誌の特集で、イケメン俳優に理想の女性像を尋ねる記事は多いよね。きっと逆も然り。
男性誌を読み込んだことがないから断言は出来ないけれど。
その延長線上とは言わないが、私は面白半分で周囲の女性に理想の彼女像を尋ねることがある。
すると彼女たちはどう答えてくれるのか。
男性に尋ねた結果は主に、性格や雰囲気など内面重視の解答がかえってくるのに対して、女性は主に外見重視の答えが返ってくるんだよ。
「細くて、可愛くて、モデルみたいな子」
事実、同じ理想像を持っている女性は多いんじゃないかな。
さて、ここで問題です。
男女間のこのギャップはなんでしょう。
まるでクレバス程の深い溝。これさえ埋めることができれば、貴方は理想の彼女になれると思うんだ。そのことに気づいてる人は一体どれだけいるのかな。
中身の理想度を磨いてこそイイ女
美人な友人は彼氏がコロコロと変わるけど、ちょっと冴えないあの子は彼氏と長くてずっと幸せそう。
なんて、よくある話。
そしてもっと言えば、そんな冴えない子がもし彼氏と別れたとする。
でもふと気づくと彼女の隣には全く違う男性がいて、彼女と笑い合っていたりする。
これを理不尽と捉えるか、道理と捉えるか。外見を磨くのはもちろん大切だよ。
だって人の印象は出会って0.5秒で決まるのだから。
でも言ってしまえば、その0.5秒の印象がその後の付き合いでもずっと続くかと言えば、間違いなく、NOだ。
どんな美人だって、中身が伴わなければ残念だもん。幸せになんてなれやしない。だからこそ、声を大にして言いたい。女性こそ【理想の彼女像(内面)】を持つべきだと。
自分が男だったらと仮定して、どんな女性なら一緒にいて癒やされるのかを検証するべきなんだ。
考えてみると、意外とキリが無い。
オンリーワンを掘り起こせ
だけど全部が全部、今の自分とかけ離れた理想を形作ってしまったらダメ。
それじゃ大量生産のマネキンみたい。
なんの特徴のない、ツマラナイものになっちゃう。勿体無いよ。
甘いものに隠し味で塩を入れるように、魅力を倍増させるスパイスが必要なんだよ。
そのスパイスはズバリ、今自分の中にある【長所】。
多分、これが一番難しいのかもしれない。
でも自分の描く理想の中には、しっかり今の自分の長所を色濃く残しておかなきゃダメ。ここで“自分らしさ”という使い古された言葉を使うべきなのかもしれない。けれどこの言葉、私は好きじゃない。“自分らしさ”も何も、自分はいつだって自分だよ。
性善説は正しい
どんなに猫を被ってたって、どうしたって自分は自分でしかないでしょう。
だからそんな言葉は使わないで、自身の「核」とでも言ってみる。あなたがあなたたる核。
コレを大切にできない人、見つけられない人はじっくり“自分”を見つめて、向き合ってみるべきだよ。
どのみち核を外して自分をつくり上げることは、酷く辛い。
遅かれ早かれ、すぐに砕け散ってしまうから。
必ず、誰もが持っている自身の長所をきちんと見つけて磨くこと。
そしてあなたの長所は、決して人と被ることはない。
似ていることはあっても、唯一無二だよ。
だからこそ、それを磨きあげて自分の武器にするんだ。その武器で、意中の人を射止めるべきなの。
蛇足だけど、一応書いてみる。
私の長所はこの妙な「価値観・考え方」だ。
これに引っかかる男性というのは意外と多い。
世の中の半分は男性。必ず物好きはいる。実証済みなんだ。
だから、本当に長所はあなたが「コレ」と思ったものでいいんだ。その判断は、間違ってない。 →[後編]に続く