魂の夏休み2022
僕の母方の祖父母と妻の父方の祖父母が福島県の人だったことから、毎年お盆の時期には親戚揃って福島県へ何泊か訪問するのであるが、隙を見計らって裏磐梯の湖へ釣りに出かけるのも恒例行事なのである。
今年も例によって、素敵な釣行ができたので日記に残したいと思う。
今回の福島旅行3泊4日のうち2日目の早朝に秋元湖へゴムボートを浮かべる計画で準備をしてきた。
しかし連日の大雨による影響で秋元湖岸の道路が土砂崩れで通行止め。濁りも酷く、かなり減水もしていたため秋元湖での釣りは断念。
おとなしく諦めてホテルへ帰っても良かったが、せっかく準備してきた道具と気持ちがタダで帰るわけにはいかないと言うので、桧原湖へ向かうことにした。
過去に来たときに某ラーメン屋の前がオカッパリをするのに良さそうだったことを思い出して、某ラーメン屋前へ。
桧原湖も若干濁りが入っており、水位はかなり増水している様子。
後で調べたらこれが良かったようで、桧原湖ではハードプラグの巻物釣りで結構釣果があがっていたらしい。
そんなことはその時は知らず、とりあえずこの日のために買ってきたベビーアビノーを投げては巻く。
2、3投しては少しずつ場所を変え、10mほど移動したところでグンっと重たくなりアワセを入れる。
ウィードが入ってるエリアなので最初は「藻かな?」と思ったが、少し巻いていると糸が走り出したので魚だと確信。
スモールマウスバスは過去にも裏磐梯で何匹も釣っているのだが、いつも20cm前後と小振り。
しかしいま駆け引きしている魚は過去のそれらとは明らかにサイズ感が違うということが魚の姿を見なくてもわかるほど強烈に竿を曲げてくる。
海釣りで使用しているタックルでメインPE0.8号リーダーフロロ16ポンドの安心感から少し高い足場へぶっこ抜き。
計測したら36cmのスモールマウスバスでした。
決して巨大ではないが、過去に釣ったことのない大物に大満足。
その後も1時間ほど投げ倒したがその1本のみで納竿。
しかし大変充実した釣りができた。
秋元湖に浮かべば小物の数釣りができただろうが、桧原湖オカッパリで釣り上げた36cmはおつりが来るくらい嬉しかった。
いつも思うが、裏磐梯に来れば何かしらの満足感が得られる釣りができるのは天国のじいちゃんばあちゃんがくれるプレゼントなのではないかと勝手に思い込んでいる。