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#10 ヒューマニティ!
高知県の超ローカルニュースだが、こんな報道を目にした。
日下川(くさかがわ)、という、高知市を外れた日高村あたりにある河川。大雨でよく氾濫する傾向にあるので特定都市河川として管理して行くことになったそうだ。
まあいいのではないか、と思う。自然との共存、と一口に言っても難しい。何を考えているかわからないし、どうして欲しいかも不明っちゃあ不明だ。
そういえば少し前から、山や川、森や海と言った自然物に主権を付与できないかなと考えている。
正直言ってこんなことを考えても1円の得にもならないし僕なんかにそんなことできる裁量は一切ないのだが、生成AIで何とかなりそうな気もするしあったら面白そうな気がする。
<高知県・日下川に「電子の精霊」を宿す>
【イメージ】
具体的な人格を持たせ、「川の精霊」という立場で活動できるようにする。
最終的に環境開発を伴う会議に出席し、議事録を作成。
環境資源のステークホルダーとして独自で意見を述べることができるよう成長させる。
①有識者会議をつくる。
1)自治体の河川管理担当者
2)その河川の研究者(水質や生態系の面・歴史面)
3)その土地に長く住み、伝承の口伝や災害の経験などを有する人
4)生成AIのエキスパート
5)作家やイラストレーター、声優
②「四万十川の精霊」に人格を付与する。
1)人格
2)見た目
3)声のトーン
4)バックグラウンド
5)行動理念
精霊のモチーフは地元の伝承とか微妙に実在してたか怪しいものを充てたい。本当は美少女にしたほうが、外国人ウケもよさそうなのだが日下にはあんまりそういうのがなさそう。その付近の「猿田洞」という洞窟で修業した忍者「日下茂平」がいたので彼とかが妥当か。
※人間を排除して環境破壊が一切なかった時代に戻したい!という人格だと人類と対立しすぎて役に立たないと思われるので、あくまで人間との共生を第一に据えたものにする。
※※現状のSDGsの理念をインプットする。
※※※特定の自治体・企業・個人に利益が集中しないよう、あくまで公共の利益を優先する中立の立場の人格にする。
③日下川に関する質問を広く募集する。
よくとれる魚は?とか近くで有名なお店は?みたいなのから、老若男女問わず様々な質問をかまえる。
④日下川に関する様々なデータをAIに学習させる。
・Wikipediaにあるような基本的データ
・河川を中心とした過去の出来事
→その河川で過去に発生していた人々との営み
→発祥した民話、かつてあった逸話、発生した災害、
参加できるアクティビティ、メディア露出などを網羅
⑤有識者会議で③の質問に回答、AIに学習させる。
さっきも書いたけど、特定のところに利益が流れ込まないよう公益性を守れる回答となるよう、バランス感をもって教え込む。
⑥AIをさらに学習させ、段階を踏んで運用していく。
1) 市民向けチャットボットとして運用
市役所やHPなどに設置。②④⑤を活かし回答。
→質問の多いものはより回答をブラッシュアップし学習
→答えられないことは有識者会議で再検討し回答を準備、学ばせる
2) 学生・研究者向けデータベースとして運用
→1)と同様の運用をし、より深化した内容を学習
3) その河川の開発に関する会議に出席
議事録を作成し、そこに「精霊」のコメントを添えさせる
→有識者会議で内容の有用性・公共性を吟味しAIを再調整
最終的に手直し不要で役立つ意見が95%くらいの割合で出るようになれば
AIを「精霊(という外面の定義)」として主権を付与
そこの流域にすむ「人間」と「精霊」の民主主義で県政を行っていく
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みたいなことできないだろうか。
今のところ、目新しさ・キャッチーさ以外にあんまり有用性がないので自治体が導入するメリットがないんだけどこれを山・川・森・海で実施して独立したAI精霊とし、それぞれが人間との共生の在り方を話し合ってくれるミーティングが見たい。
んで最終的に人間が考えなくても都市計画が出来上がっていくのが見たい。
加速する自然系AI精霊がはじき出した結果がSDGsと共生を超越し、各々を守るためには人間を排除するという結論を出すところが見たい。
んで人間とAI精霊たちのいつ果てるとも知れぬ戦いが見たい。
そんで未来の人間が、こんな社会にした根源の思想がこの僕だってことに気づいて歴史を変えるため、時空を超えてやけにシュワルツェネガーに似たサイボーグ兵士を送り込んできてほしい。
それ自体は映画で見たい。何なら見た気がする。
話がずいぶん脱線したが、生成AIで精霊作成やるならぜひ参加したい。
誰かお金出して積極的に開発ほしい。