矩形のこぎりサインノイズ
これらのプリミティブな音って面白いというお話
矩形波形
チップチューンででてくる波形。現実世界にはあまりない波形。
これの面白いところは、適当にピッチを変更してもノイズにならないところ。
なぜなら、全部プチノイズの塊みたいな音だったりする。
矩形の幅を変えてあげることで、異なる倍音が生まれる。
この変化も面白い。
のこぎり波形
これも面白い波形。矩形と違うのは、片方がなだらかに変化する。
これによって、方向が異なる(上がるのこぎり、下がるのこぎり)を組み合わせるとか面白い音になったりする。
この音もピッチ変更してもわりとノイズが目立たない。
サイン波形
これは、純粋な周波数しかならない、音圧が弱い音。どこでなっているかもわかりにくいので、この音の内線電話とかあると、みんな混乱する。
サイン波形は、FM(FrequencyModulation)するとすごい面白い。いろんな音に化ける。
ただ、音程を変えるときは少し注意が必要で、サイン波形をなめらかに変形させてあげないと、断絶したところにプチノイズが発生するので、コントロールする場合はサンプルレベルで制御できるタイマーとかがほしくなる。
音量変化とかでも、階段状になるとすぐにその部分にノイズが発生してしまう。なかなかくせものだけど、これを扱えるサウンドシステムならもういろんな音が作れるということにもつながる。
ノイズ
ノイズにもいろいろ種類があるけど、ホワイトノイズ(完全にランダム・・・)とか、ピンクノイズとかある。
あと、ファミコンのノイズみたいに一定のアルゴリズム(ビット処理)ででてくるものとか周期性のあるノイズとかも、クセがあって、音作りには重宝する。
ホワイトノイズから、フィルターを使って削ることで、音程が聞こえてくるとかもあるので、音作りの元としてはなかなか楽しい。
エンベロープ
これらの音をなめらかに変化させる、例えば音量とかピッチとか。これがあるとすごく音楽的に扱いやすい。 だいたいオーディオ処理をする場合に、この処理ができる最小のフレームがあって、その間を補間してくれたりする。 エンベロープもシグナルレベルでジェネレートされるモジュレータであり、これが掛け合わされるみたいなことで、楽しいことになる。
LFO
ゆっくりのFrequencyで動くオシレーター。これも音をゆらしたりできるので、面白い。
他にも、ポルタメント、デチューン、スィープ、ゲート、クォンタイズ、エコー、ディレイ、リバーブ、などなど、面白い音を加工する発明があるので、それらを組み合わせて遊ぶのは楽しい。
と、NeosVRのサウンド進化に期待しつつ。