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もう裏だなんて思わない。堂々と、幸せのニュースをお伝えします。日曜日の礼拝ごとに、一週間の生きる力を、人生を変える力を、神の言葉がもっていると確信していますから、それを指し示す取…
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2023年11月の記事一覧

復活の聖餐 (ヨハネ6:30-40, レビ17:10-14)

復活の聖餐 (ヨハネ6:30-40, レビ17:10-14)

◆記念としての聖餐

コリントの信徒への手紙一11章
23:私があなたがたに伝えたことは、私自身、主から受けたものです。すなわち、主イエスは、引き渡される夜、パンを取り、
24:感謝の祈りを献げてそれを裂き、言われました。「これは、あなたがたのための私の体である。私の記念としてこのように行いなさい。」
25:食事の後、杯も同じようにして言われました。「この杯は、私の血による新しい契約である。飲む度

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死の洗礼 (コロサイ2:11-15, 詩編51:3-14)

死の洗礼 (コロサイ2:11-15, 詩編51:3-14)

◆水

今日は「洗礼」ということについて、考えてみたいと思います。洗礼は、水に全身を浸すこと、または水を額にかける儀式です。元々は全身だっただろうと思われます。「洗礼」という文字からすると、洗うこと、洗い清めることという意味で理解しておきます。
 
新約聖書では、洗礼者ヨハネという人物が登場します。四つの福音書すべてに描かれています。冷静に読むと、イエスという人物を紹介するために、洗礼者ヨハネが、

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二千年の重み (使徒18:7-8, ヨハネ6:53-58)

二千年の重み (使徒18:7-8, ヨハネ6:53-58)

◆プロテスタントの礼典

信仰の心というよりは、儀式とでもいう方にも、少しは関心をもつべきだと考えました。プロテスタント信仰がベースになっていますので、そちらの角度からお話しします。
 
儀式という言い方は、より一般的なものです。プロテスタント教会では、適切には「礼典」と言います。ラテン語では「サクラメントゥム」といい、英語で「サクラメント」と称しています。元々軍隊の「服従の誓い」を意味する言葉だ

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実を結ばないはずがない (ローマ6:15-23, マラキ3:19-20)

実を結ばないはずがない (ローマ6:15-23, マラキ3:19-20)

◆救われるということ

宗教は「救い」ということを一つの目的とします。キリスト教でも、言います。神は人を救う、いえ、私は神に救われた、というのが普通の言い方でしょうか。でも、「救い」とは何なのでしょう。また、どうすれば救われるのでしょうか。
 
それはですね……クッキング番組のように、レシピを示すことは、私にはできません。ただ私は、私の救いを受けたことを噛みしめて、その救いを生きていくだけです。そ

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