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表メッセージ

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もう裏だなんて思わない。堂々と、幸せのニュースをお伝えします。日曜日の礼拝ごとに、一週間の生きる力を、人生を変える力を、神の言葉がもっていると確信していますから、それを指し示す取…
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2023年7月の記事一覧

苦しみと災いの向こうに (詩編71:17-21, ユダ20-21)

苦しみと災いの向こうに (詩編71:17-21, ユダ20-21)

◆信仰

信じれば、幸せになる。「宗教」というものに備わる、最大公約数的な看板です。それぞれの「宗教」の思惑によって、含む意味が異なると思いますので、安易にひょいひょいと乗せられてはいけません。「信じる」とはどういうことか、「幸せ」とは何なのか、その定義が、ひと様々なのです。
 
まず、「信じる」即ち「信仰」という言葉から見ましょう。宗教団体によっては、「指導者の言うことに無条件で従え」という意味

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イエスという人 (テモテ一2:4-7, イザヤ53:5)

イエスという人 (テモテ一2:4-7, イザヤ53:5)

◆エンパシー

福岡出身のブレイディみかこさんが書いた『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』は、ベストセラーになり、文庫になったいまも読まれているようです。イギリスに住む彼女は、イギリス社会の中の階層や政治の問題をよくレポートする方ですが、この本は息子さんの出来事を扱っていて、いくらかソフトに読めるところが多いとも言えます。
 
その中で一番有名なのは、たぶん「誰かの靴を履いてみること」と

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神はどうして主なのか (マルコ10:35-45, 歴代誌下34:33)

神はどうして主なのか (マルコ10:35-45, 歴代誌下34:33)

◆弟子たちの勘違い

イエスと弟子たちは旅を続けています。神の業を現し、人々を癒やし、神の教えの種蒔きをしています。神の国のために熱心な人が現れましたが、財産を手放せますかと言われてその場を去りました。神の国に入るには、富から離れなければならない、とイエスが弟子たちに向けて教えますと、自分は何もかも捨てて来たのです、とペトロが前に出ました。
 
旅はエルサレムに向けて続きます。と、イエスは弟子たち

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クリスチャン (イザヤ61:1-2, ルカ6:20-26)

クリスチャン (イザヤ61:1-2, ルカ6:20-26)

◆クリスチャン

いまどき「マジック(インキ)」と呼ぶのは、一定の年齢以上の人かもしれません。それは商品名です。他社の製品をそう呼ぶのは、本来理屈に合いません。そこで「マーカー」や「サインペン」などが広まっていると思います。本来は「フエルトペン」でしょうが、あまり使われていないように思います。「ホッチキス」は商品名でありながら、一般名称のように使われる代表でしょうか。「ステープラー」が適切な呼称で

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このお方こそ (ヨハネ一4:7-12, 雅歌8:6-7)

このお方こそ (ヨハネ一4:7-12, 雅歌8:6-7)

◆イエスが中心

今日は、2023年のちょうど真ん中の日です。2月の日数が少ないので、閏年を除いて、7月2日がちょうど一年の中央になります。キリスト教の中心は、何でしょう。いろいろな理解があろうかと思いますが、やっぱりキリストだろうと思います。イエスがキリストである、と信じる人が、キリスト者です。そこで、イエスとはどんな方であるのか、受け止めたいと願います。無理を承知で、いまここでできるだけのこと

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