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礼拝説教は、神の言葉。いのちある説教に対しては、それを受けていまここでおまえはどうするのだ、という問いかけがあります。何らかの形で、それへの応答を、祈りのように告げることが必要だ…
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#黙示録

黙示録の結び

2023年4月23日に始まった、黙示録の連続講解説教が、ついに今日で結ばれる。間に、クリスマス…

たかぱん
5か月前
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預言者の霊を受けている

黙示録の連続講解説教も、これでラスト2となった。大団円直前スペシャルというところか。とこ…

たかぱん
5か月前
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光につつまれた都

「礼拝はままごとではない!」はっきりとした言葉が説教者の口から零れた。そこで命の水を飲み…

たかぱん
7か月前
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救いのスペクタクル

先週はイレギュラーであったが、今日の礼拝がゲストの説教者であることは、以前からの計画通り…

たかぱん
8か月前
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神の言葉は人を生かす

「白馬の王子様」は、乙女の憧れの極みであった。アーサー王などの源流が想像されることがある…

たかぱん
8か月前

死を超えた礼拝

ある方が家で事故に遭われたという、びっくりする知らせから説教は始まった。無理をしないよう…

たかぱん
8か月前

来たれ聖霊よ

ペンテコステ礼拝である。教会の三大祝祭日の一つとされている。弟子たちに聖霊が降臨したことを記念する。が、後から身近な教会の説教題などをちらちら見てみたが、真っ向から聖霊の話をしている教会は、あまり見かけなかった。しかしここには、ルカの描いた事件を辿ることなくして、いまここに働く聖霊の力を届ける説教があった。   聖霊降臨の有名な場面は、ルカと称される記者だけが記録する。しばしばそこから、ペンテコステの説教が語られる。弟子たちは、心を一新することになる。黙示録の講解説教が続けら

絶望ゆえの勝利

黙示録を読み解くひとときが続く。17章が開かれたが、ここから18章辺りまでが、実に黙示録らし…

たかぱん
9か月前
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神の怒りから愛の歌へ

4月26日午後、加藤常昭先生が召された。縁のある教会である。牧会したということではなかった…

たかぱん
10か月前
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沈黙の声と歌

十字架と復活を語る春であったため、久しぶりの黙示録講解説教である。15章から再開し、その全…

たかぱん
10か月前
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オルタナティブな読み方

説教は、「ヤコブの梯子」を見たという話から始まった。美しいその情景は、薄明光線などと言う…

たかぱん
1年前
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零れてくるその歌を

教会の創立記念の礼拝であった。太平洋戦争前からの歴史をもつ教会であるが、それは二つの小さ…

たかぱん
1年前
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獣に何をされようとも

そして、竜は海辺の砂の上に立った。(黙示録12:18)   先週取り上げた12章の最後の場面から、…

たかぱん
1年前
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悪魔に対する勝利

黙示録の講解説教も12章まで来た。後半に入るわけだが、説教者はこの12章を、オペラ劇のようだ、とまず称した。芸術に疎い私には、もうひとつのその喩えがしっくりこなかったが、場面が変わるひとつの暗転のようなものは感じた。   女と竜が登場する。ここまでは、専ら神がイニシアチブをとって、ヨハネに関わってきたように見えたが、この竜が現れるとともに、神に対抗する勢力が立ち上がるような光景が目に付くようになる。必ずしも整然と、そこで起こる事件が展開するようには思えないが、次々と様々な出来