スポンサーの圧力
初めて買ったCDというタグを見つけましたので投稿したいと思います。
中学一年生にあがったころ、1980年代中盤。もう少しするとミリオンセラーが当たり前になりつつあるCD最盛期に突入する時期です。小室サウンド、浅倉大介サウンド、ユーロビート等々。
もはやレジェンドのMr.Children、スピッツ。ビジュアル系と呼ばれるバンドの台頭。ファンなら当然ご存知、MALICE MIZERの二代目ボーカルはGacktさんでしたね。
そんな音楽シーンをテレビなりラジオで聞いていた私は当然のごとくCDプレイヤーが欲しくなりました。
CDコンポと呼ばれる大きなスピーカーが両サイドについた、カセットやCD、ラジオのマルチプレイヤーです(当然ですがMP3などという便利なものはありません)。携帯できるものでなく設置型のやつですね。
母を何とか説得し、近くの電気屋さんへ。
今もそうなのですが、オーディオ業界は幅も広いし深い。上を見ればいくらでも高額なものがあります。もちろんまだ中学生ですからちょっとそれっぽく見えればいいんです。どうせ音の違いなんてわからないですし(笑)
4万円くらいでしょうか、ちょっと中学生には高価です。
そこでスポンサーである母から提案が
「最初のCDは私が選んでいいなら買ってもいいよ」
さぁタイトルとタグに戻ります。
かくして初めて母と一緒に買ったのは
沢田知可子さんの「会いたい」でした。
メローな曲ですが、不思議なもので当時の青くさい感性でもいい曲だと思いました。母と一緒に何度も何度も聴きました。
今では母に感謝しております。
中学校の思い出を名曲とともに思い出せるのですから。
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