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「たとえ負けても美しければファンの賞賛を浴びる」

たとえ負けても美しければファンの賞賛を浴びる。これこそが、本来あるべきサッカー文化ではないのか。
   ロベルト・バッジョ

心を輝かせる名言集


サッカーのW杯カタール大会が始まったようですね。

スポーツは特に好きとか詳しいというわけではないけど、なんとなく見始めて、その時限定のにわかファンになることがある。

オリンピックとかウィンブルドンとか世界バレーとかラグビーW杯とか。


今年の日本シリーズはまさにそうだった。

それまで野球をまったく観てなかったけど、日本シリーズの時だけはタイミングが良かったこともあり、最後の試合はしっかり観て応援してた。

高校野球は前もって試合日程を確認してから観るくらいは好きかな。


1人でぼんやり観ることはあるけど、誰かと一緒に観ると、割と楽しんで観るタイプだと思う。

父親と弟たちがスポーツ好きなのも影響してると思う。

毎日野球中継を見逃さないというほどの熱狂的なファンではなく、暇な時に観たり、国際試合のような大きな大会は意識する程度なのがよかったのかも。

何がそんなにおもしろいのか分からないけど、テレビに釘付けになって集中して観てるから、私も加わりたくて、一緒に観る。

でも黙って観てるだけだと退屈だし、ルールが分からなくて盛り上がりポイントで置いてけぼりにされるのが寂しいから、「今の何?」「なんで試合中断してるの?」「この人、誰?」「今のはどこがすごかったの?」と口を挟む。

優しい弟たちはちゃんと説明してくれるので、嬉しくなってまた口を挟む。

あまりしつこくしてると、「ちょっと黙ってて」と止められてしまうけど、弟たちとじゃれるのがまた楽しかったりする。


そうそう、ロベルト・バッジョ。

初めて好きになったサッカー選手だと思う。

1994年W杯アメリカ大会のPKのシーンを観たくて、そのためにビデオの再生とか巻き戻しの方法を覚えた。

巻き戻しってことは、録画したものを観てたってことか。

お父さん、ナイス!

おかげで何回も繰り返し観て惚れ惚れしてた。

選手としてのテクニックの素晴らしさではなく、完全にビジュアルが好きだっただけだけど、この時はイタリアの国旗がオシャレに見えて仕方ないくらいにハマっていた。

後ろだけ少し伸ばす髪型もカッコよかった。

「ファンタジスタ」と呼ばれてたんですね。

今日初めて知った。

この程度の知識だけど、懐かしい思い出をひとつ作ってくれたスーパースターです。


スポーツって勝つか負けるかのシンプルな世界だけど、その中にも美しさがあるから魅了されるんだと思う。

そして美しさを追求する人はやっぱり美しい。



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