【競馬予想】本格化【オールカマー】

こんにちは、館山速人です。

このnoteでは日曜日に中山競馬場で行われる重賞オールカマーの予想をしていきたいと思います。

いつもはラップやデータを用いて予想するのですが……

早速ですが、オールカマーの本命は4レーベンスティールです。理由は”強いから”です。

それだけではさすがにnoteに書くほどでもないので、少し根拠とこの馬に対する思い入れを。

この馬のデビュー戦は11月東京開催の芝1800m。この馬は後の皐月賞馬ソールオリエンス相手に惜しくも2着に敗れますが、3着に5馬身差をつけており能力の片りんを感じさせました。また、上がり4Fは45.8で、新潟2歳Sのnoteでも書いた「東京芝1600m以上の2歳戦で上がり4F45秒台で勝利した馬は後に出世する」の条件を満たしており、時計レベル的にもかなり高いもんの言えると思います。
今年の新馬戦で言うとクロワデュノール-アルレッキーノで決まった新馬戦のイメージでしょうか。(まぁ、クロワデュノールの新馬戦は全体時計もえげつなく速いので、個人的にはソールオリエンス-レーベンスティールの新馬戦よりワンランク上だと思っていますが……)

しかし、京成杯-皐月賞と連勝し順調にクラシックに乗ったソールオリエンスとは対照的にレーベンスティールはクラシック路線に乗ることはできませんでした。無理にレースを使えば出走は叶ったのでしょうが、そこまで馬体が強くなく詰めて使うことはありませんでした。

また、遠征競馬も苦手なのか香港ヴァーズ、新潟大賞典はいずれも勝ち馬に1.0秒以上差をつけられた敗戦で一時は能力の限界も疑いました。(まぁ、その次のエプソムCでその心配が杞憂であることをあっさりと示すのですが……。)

とまぁ、こんな感じで4歳春までのレーベンスティールは、「潜在能力の高さは誰もが認めるところだが、フィジカル・メンタルともに未完成」と言う印象が強い馬でした。

しかし、このオールカマー前後の報道を見ていると陣営が”この夏の成長”に手応えを感じていると読み取れる記載が数多く出て来ているように思います。

これまでは”未完の大器”だったレーベンスティールの本格化の時はすぐそこ。陣営もそう感じていることがひしひしと伝わってきます。であれば、大敗した2戦を除き、常に上がり最速を記録したその確かな末脚を信頼するのが賢明だと思います。

祖父であるトウカイテイオーに顔つきがそっくりなこの馬が活躍すれば古くからのファンもウマ娘から競馬に関心を持ったファンも喜ぶと思うので、是非ともここを勝って秋のG1に弾みをつけてほしいと個人的には思います。

穴で面白いのは長期休養を経験したあの馬

相手に関してはデータ的には穴馬の台頭はその条件がかなり限られるので、基本的には上位人気馬を買えば良いと言う印象です。
具体的には、過去9年のオールカマーで単勝オッズ15倍以上で馬券圏内に入った馬は7頭いるのですが、このうち、
・6枠~8枠の馬⇒該当37頭中馬券圏内0頭
・単勝オッズ50倍以上⇒該当40頭中馬券圏内0頭
・前走10着以下⇒該当29頭中馬券圏内0頭
・前走勝ち馬と1.0秒差以上の敗戦⇒該当33頭中馬券圏内0頭
といわゆる「買えないデータ」と言うのは多数あります。

最終的なオッズが分からないので何とも言えない部分はあるのですが、これらの条件を全てクリアできる可能性があるのは、3アウスヴァール、6アルビージャ、8ニシノレヴナントの3頭。穴馬を狙うならこの3頭の中から選びたいところです。

その中から私が注目したのは6アルビージャです。この馬2年3か月と言う長期休養を経験していますが、元々は3歳時に未勝利から1勝クラス、2勝クラスととんとんと3連勝を記録した素質馬。能力的には通用してもおかしくありません。
またこの馬、未勝利戦以外の3勝は全て「ラスト5F11秒台」と言う優秀な持続力ラップで勝利しており、下記グラフのように持続力が問われやすいオールカマーの傾向にもマッチしていると思います。

印・買い目

◎4レーベンスティール
○5ステラヴェローチェ
○6アルビージャ
○11サヴォーナ
△1サリエラ
△8ニシノレヴナント

3連複 4-5,6,11-1,5,6,8,11
ただし、オッズ次第ではニシノレヴナントは買わないかもしれません。

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