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色とりどりの世界にはあなただけの色がある(アニメラブライブ!スーパースター!!3期3話感想)

どうも、タテウオです。

念願の四季メイ回キターーーーーーー!!!!

2期ではなかなか聞くことができなかった四季の内面の話や、スクールアイドルの話、さらには過去のことまでたくさんフォーカスしてくれました。
本当にありがとう…

特に四季はあまり多くを語らないタイプだからこそ、メンバー回で本心が見られるのは本当にうれしいことです。

あまり前置きが長くなっても仕方ないので、さっそく内容です!


四季だからできるセンター


「嫌というか、無理。」

個人的には、この一言がかなり意外だったというか。
「嫌」なんじゃなくて「無理」ってことは、やってみようって思ったってこと。
実際この一言までのシーンを見てると、どうしてもセンターを遠ざけようとしているように見える行動がかなり多くて、「やってみよう」って感じられるシーンは、実際ステージに立ったところぐらい。だからこそ、この一言が意外だなって感じました。

でも、親友はその気持ちをしっかり理解してくれている。
この二人は2期4話でのすれ違いを乗り越え、その経験がお互いのことをちゃんと理解できるようになっているように感じられたのがすごく好き。

じゃあなぜ「無理」だと思ってしまったのか。
それは、かのん先輩みたいにはなれないと思ってしまったから。

無意識に人を集めてしまうような才能もなければ、誰かの中心に立つような才能もない。
でもそんな才能なんかなくたっていい。それだけがセンターじゃない。彼女の親友はそう言ってくれた。

ここのシーン、直前にメイちゃんが千砂都に「四季の色」ってこうなんじゃないかって教えてもらっているはずなのに、そんなことには一切触れずに、自分の言葉で想いを伝えているのが本当に良くて。

眩しかったら、私が影になってやる。
引っ張っていけないなら、私が一緒に引っ張っていってやる。
目立たなくてもいい。いつもの四季のままでいい。
そんな四季だからできるセンターがあるんだ。
そんな四季じゃなきゃできないセンターが、あるんだよ。

世界には無数の色があって、そのひとつひとつすべてがSpecial Color。そんな「四季じゃなきゃ歌えない歌」を一緒に作ろうって言ってくれる人がいる。

だからこそ、彼女はステージの真ん中に立つことができる。
一人じゃ立てなくても、手を引いてくれる人がいるから。

そして彼女は新しいLiella!のセンターとなってステージに立ちます。彼女だけの色を煌めかせて。


新しいLiella!、そのリーダーは…


今度は視点を変えて千砂都のお話。
彼女はいつだって前を向いていて、かのんちゃんと同じ方向を向いている。

かのんちゃんがLiella!に戻らなかったことだって、

新しいLiella!になるためのステップに変えることができる。本当にこの子強い。

かのんちゃんみたいにはできないって本人は言ってたけれど、周りをよく見れて、誰よりも先に力強く一歩を踏み出せるのは紛れもなく彼女の才能。

ここで「かのんちゃんと同じようにはできない」って気持ちが四季とリンクしているのが好き。
後の「いろんな人がいるからいい」って気づくきっかけの一つにもなっている気がします。

そして今回の最大の好きポイント。

目が光った!目が光ったんだよ!!!

そこに至るまでの過程がすごく好きで。

「色んな人がいるから素敵」、かのんちゃんの言葉を反芻して、

その言葉の意味に改めて気づいて。
そして「やっぱり四季ちゃんがセンターが良い」ってみんなに言う決意をする。

その通ってきた道のりの上に確かにかのんちゃんの言葉があるけれど、今回直接話すことはなくて、自分で言葉の真意にたどり着く。
そのうえで、四季が持つ色ってこんな感じじゃないかなって話までできる。

きっとこの時、初めて彼女はかのんちゃんと同じところに立つことができたんじゃないかなって思うんです。
背中を押す幼馴染でもなく、リーダーを手助けする部長でもなく、お互いがお互いのグループのトップとしてメンバーのことを助ける。

この時の彼女の決意と立場の変化が目の輝きとなって現れたと思うんです。

この子本当に強い。誰よりも先を見てるし誰よりも周りを見てる。部長が千砂都で本当に良かった。

最後に。

四季メイシーンの後で現れて、練習始めるよって一声かけるの最高です。
こういうことができるから部長は彼女しかいないって言えるんだよなあ…


Special Color


今回の新曲。
…っていうかOPEDもあわせて3話連続で新曲って普通にやばくないですか?どうなってます???

曲の内容に入る前に一つだけ。

ここめっちゃ好き。

スクールアイドルの魅力が伝わり切らない冬毬に、「必ずスクールアイドルの素晴らしさがわかると思うから!」と語りかけるかのんちゃん。
かのんちゃんが3期生の2人と練習を始めてから直接8人の練習を見ていた様子は一切ないのにこの断言っぷり。
かのんちゃんが8人のことを本当に信頼していることが伝わってきます。新生Liella!になっても、あの8人なら最高のステージをつくれるって確信しています。

この信頼関係があるからこそ、2つのグループに分かれてもお互いに高めあっていけるって言えたんだなって感じました。

さて曲の内容ですが。
歌詞がとても良い。本当に良い。

ステージに立つ前の四季の心情を直接的に表現して、そこに語り掛けるような歌詞が続く。ありのままのあなたで大丈夫、あなたにしかできないステージを作ろうって。その後に四季がステージに立てる理由をサビに持ってくる。

これ、作詞がメイちゃんなんですよねー…
誰よりも四季のことを理解して、誰よりも人に寄り添えるからこそ書ける歌詞なんですよ。

サビ直前の「自信ないけどさ やってみたい」が四季メイ二人のパートになってるのもすごく良い。四季一人だけじゃなくて、四季とメイ二人だからこそこう言えるんですよね。

ダンスシーンでは四季のダンスの先輩でもあり、今回で大きく成長した千砂都の印象的なカットが多いのも良い。成長したのは四季とメイだけじゃないもんね。

二人の作り出した新生Liella!初のステージは大成功。きっと二人ならどんな夢も目指せるはず。

そんな最高のステージは、見ている人の気持ちを大きく動かします。我々はもちろん、ライバルのことも。

お互いが最高のステージを作り上げて、それぞれの魅力を存分に発揮した今、彼女たちはどんな道を進んでいくのでしょうか。今から直接対決が本当に楽しみです。


以上、3話の感想でしたー!
四季とメイ、特に四季センターの曲があったらいいなってずっと思っていたので、それがこんな最高のかたちで披露していただけて最高でした…

次回は鬼塚姉妹回、どんなドタバタが巻き起こるか楽しみすぎます。姉者をたくさん困らせてくれ、冬毬。

そして今回も最後に…

それ誰に吹き込まれたの…?


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