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■9月開講レポート& Season1を終えたご挨拶:マイクロデベロッパー養成講座

みなさん、こんにちは。マイクロデベロッパー養成講座運営の蓑口です。

こちらの記事では、2024年9月27〜29日で開催されたマイクロデベロッパー養成講座《入門編》の第4期についてお届けします。また、最後にはSeason1を終えた講師と運営の変化、ならびにご挨拶も記載させていただきました。

これまで4月から毎回少人数で2泊3日の合宿形式で開催してきた本講座ですが、全国の同じ志をもつ皆さんと出会うことができ、私たちも刺激を受けたと同時に、開催してきて本当によかったと感じています。

次回の開催は、また館山に春がくる2025年3〜4月を予定。内容や日程などは今後検討していきますが、ご興味のある方は優先案内に登録してお待ちいただければと思います。


■第4期マイクロデベロッパー養成講座レポート

Season1最終回となる第4期マイクロデベロッパー養成講座《入門編》は、2024年9月27〜29日の2泊3日で行われました。

酷暑だった夏も終盤を迎え、比較的過ごしやすい温度のなかで迎えた9月開催は、「すでに館山で事業をしている/物件を所有している/毎月館山に通っている」など、館山や房総半島に所縁(ゆかり)のある皆さんが揃いました。

今回も講座開催前にはオンラインで顔合わせを実施。「今後の活動を考え、館山で知り合いを増やしたい」「実際の事業内容を考えるうえでのヒントを得たい」などの希望が聞かれ、実際の合宿のなかでは、懇親会に地域のプレイヤーにもご参加いただくなど、講座内容にご希望を反映させていただきました。

合宿中の内容は、以前公開した全350ページ以上に及ぶ資料に加え、2024年8月に開業した「鯛あら汁・おにぎりの店Kichi」での開業〜現状に至るまでのリアルを追加。これまでマイクロデベロッパーとして行ってきたコミュニティ型賃貸、宿、シェアハウス、商業施設に続き、「飲食店」としての事例もお伝えしました。

講義のほかに、まち歩きやイベント運営も実施。普段メディアなどで取り上げられる現場の”変化・実際・裏側”なども体感を通して、ご自身のこれまでやこれからを、体感を通して考えていただくことができたと思います。

開催後には、継続的な交流地点として設けているFacebookグループにみなさんを招待。メンバー同士の情報交換に加え、10月には修了者の提案から池袋周辺のまちづくり視察ツアーを開催することができました。他の期との交流や館山以外のマイクロデベロップメントを学ぶことができ、今後もこういった時間をみなさんと作っていけたらと感じた時間でした。

Facebookグループは修了者の交流・意見交換の場としてご用意しています
修了者の声から実現した池袋周辺の視察ツアー

今回、9月の開催に実際に参加された受講者の方からは、以下のようなご感想をいただいています。

まめみど様(30代・男性・建設業)
講座に関する評価:★★★★★(5段階評価、最大5)


不動産投資でぼろもうけしよう!といきこんでいたわけでもなく、”マイクロ”デベロッパーという素敵なワードチョイスと、ロマンとソロバンを裏側までお見せしますというコンセプトにひかれて参加しました。

不動産投資、大家業をすると収支はどうなるのか…儲かるのか…、自分でもできるんだろうか…。

冷静な目で分析しよう!という姿勢で拝聴しましたが、実際に物件を見て、講義を聞くと漆原さんが館山駅周辺で矢継ぎ早にはなっていった"マイクロデベロップメント"の世界観に引き込まれ、このアイデアは自分だったらこう使おう、ああ使おう、といつのまにかロマンの側へ引き込まれていました。

でも、講義はそれだけではなく。

通常では他人が見ることができない事業の裏側まで、しっかりと数値的な部分の分析も触れていただき……勉強になりました。

ロマンとソロバン。お金でかえない(?)貴重な情報に脳と体でどっぷりと浸かる2泊3日でした。

その他の皆さんの声は以下よりご確認ください。


■マイクロデベロッパー養成講座Season1を終えて

すでに次回への問い合わせもいただいているマイクロデベロッパー養成講座ですが、今回でSeason1を終了とさせていただきます。マイクロデベロッパー養成講座の次回開催は内容・スケジュール共に未定ですが、2025年の春頃にSeason2として再開予定です。

次回の開催に向け、講師・運営共々成長し、お伝えできることを増やしていければと思っておりますので、次回開催にご興味のある方はぜひ優先案内にご登録ください。次回開催が決まった際には優先的にお知らせさせていただきます。

ではここからは、マイクロデベロッパー養成講座の講師である漆原、運営蓑口から、みなさんにご挨拶をお届けします。

運営:蓑口よりSeason1を終えた感想と近況報告

「日本中どこを巡ったって、心から住みたいと思える場所はない」

2022年、私は生き方が多様化した社会のなかで、より納得感のある暮らしを探し、家を持たない無拠点生活をしていました。

この暮らしがしっくりくればそのまま続ければいい。もしその過程で、すごく素敵な街に出会ったら移住したっていい。そう思いながら暮らしを続けた結果感じたのが、冒頭の一文でした。

自分が住みたいと思える街は、どこかに用意されているものではなく作るもの。

無拠点生活をしていた頃、全国のコミュニティマネージャーと呼ばれる人たちを取材していた私は、私自身も「自分と大切な人たちが楽しいと思える暮らしを作りたい」と、約1年半前に館山での暮らしをスタートさせました。

館山で暮らし始めてからは、館山家守舎という素敵なメンバーに囲まれ、気づけば約1年間、駅前のイベント運営者としてまちづくり的な活動に従事。自分でも駅前でスナックイベントをしたり、全国のフリーランスを館山へ誘致するような活動もしてきました。

次の一歩を模索したい。これからの生き方を、再び問いたい。そんななかではじめたのが、マイクロデベロッパー養成講座です。

遠いと感じていた不動産投資の本を読み始めたこと。実際に館山の中古物件を見にいくようになったこと。フリーランスから法人にしたこと。将来的な融資を考え、看護師としての仕事を小さく再開したこと。CIRCUSを賃貸し、フリーランス育成拠点の立ち上げを始めたこと。

これらはすべてこの半年のなかでの変化です。そして、これらの一歩のなかで、挫折も悔しさも惨めさも成長も感じる日々です。

本当のことはメディアのなかにはない。誰もが感じているはずなのに陶酔してしまうまちづくり的な話の裏にある「より本当に近いこと」を体感し、「自分はどう生きたいか」を問う講座が、このマイクロデベロッパー養成講座だなと感じます。

ただ儲けたい人のための不動産投資論ではなく、ロマンたっぷりに夢を語り合うまちづくり講座でもない。そんな一風変わった講座のなかで出会える、一風変わったあなたとの出会いを楽しみに、私もまた日々を重ねていきます。

春に、館山で。お待ちしています。

新生CIRCUSもお伝えできるようがんばります。

講師:漆原よりSeason1を終えた感想と近況報告

進む角度を1度だけ変える。マイクロな実験。

「すぐに大きな変化はもたらせないかもしれない。でも、今いる場所から、進む角度を1度変えることはできるはず。その先の10年後の到達点はきっと変わるはず」
私の暮らす館山で、まちづくり的な活動を始めた頃の仲間達の合言葉でした。

20代の頃から、小さな挑戦、多くの失敗といくばくかの成功、挫折と再生を繰り返してきました。その先に54歳の私がいます。

予期しなかった未来に、私をこの場所に連れて来てくれた20代の私、30代の私、40代の私に、今とても感謝しています。

起業や経営を経験してくれてありがとう。不動産投資というソロバンを習ってくれててありがとう。挫折で終わることなくロマンを求め続けてくれてありがとう。ピンチをチャンスに変えてきてくれてありがとう。

“彼ら”が、その時々に志を持って、角度を1度変えてきてくれたからこそ、今の私があります。 その”彼ら”に、今タイムマシーンでさかのぼって、より適切なアドバイスができたら、もっと未来が変わっていたかもという気持ちが、この講座の原点です。

実は、マイクロデベロッパー養成講座は、私が共同代表を務める館山家守舎の経営不振を発端にして生まれた企画でした。
新たな収益源を作らなければという目の前の危機と、今の自分自身ができること・やりたいことを掛け合わせたのが、この講座です。つまり、この講座自体が、ロマンとソロバンの掛け合わせ企画です。

また一つ、ピンチから新たなチャンスを生み出すことができました。 初年度は4回の開講をし、全国から15名の受講者をお迎えしました。

規模としてはマイクロですが、一人一人の受講者のこれからの選択肢を増やすお手伝いができたとしたら、10年後に1人でも2人でも、この講座で受けた刺激により、到達点が変わる人が現れるとしたら、この上ない喜びです。

「角度を1度だけ変える」小さな実験を、私自身もしばらく続けていきます。 今は館山駅前に作った1軒の鯛あら汁のお店が、どう地域を、自分を変えていくかというテーマで取り組んでいます。

そして、今後もこの小さな講座でシェアしていきたいと思います。

また、Season2でお会いしましょう!

講座修了者から開店祝いにいただいた大漁旗とともに

マイクロデベロッパー養成講座詳細:

これまでの受講者レビューまとめ:

参加希望受付フォーム:


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