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”不動産投資とまちづくりを両立する”マイクロデペロッパー養成講座《2025年度の開催日程が決定しました!》
最新情報(1月6日現在):
・マイクロデペロッパー養成講座の2025年度の募集を開始します。
・参加をご希望の方は、こちらのフォームよりご応募ください。
2025年度開講日程
以下、2025年度の開講日程です。各開講は1泊2日の現地開催とし、開催前にオンラインで顔合わせを行います。3日間の日程すべてに参加いただける日程をお選びください。
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参加希望受付フォームはこちら:
はじめに
はじめまして、館山家守舎です。
私たちは、千葉県房総半島にある南端のまち「館山市」で活動をする、民間のまちづくり会社です。
館山市は、かつて房総半島南部の中心地として栄えた地域でしたが、都市部への流出や少子高齢化に伴い、人口はかつての6万人から4万4千人へと減少。現在は「消滅可能性都市」に指定されています。(2024年に指定外となりました。)
また、車社会化とともに市街中心部である館山駅周辺はかつての賑わいを失いました。
しかし、そんな館山市ですが、2020年に千葉県で2例目となる官民連携のリノベーションまちづくり事業が開始。それに伴い、現在は新しいタイプの店舗や事業者が増え、移住者も増加の兆しが出ています。
私たち館山家守舎は、そんなリノベーションまちづくり事業の参加者を中心に設立した会社です。2021年の設立以降、館山駅東口にある「sPARK tateyama(スパークたてやま)」をベースに様々な企画を実行しています。
今回お届けする「マイクロデベロッパー養成講座」は、そんな私たちの手がけるsPARK tateyamaでのイベント開催日に合わせて、2024年4月から開催しています。2024年度は2泊3日で開催していましたが、週末を使った受講を希望される声にお応えすべく2025年度は1泊2日のスケジュールへと改変しお届けします。
講座のなかでは、弊社の共同代表 漆原 秀(うるしばら しげる)が行ってきたマイクロデベロッパー活動をベースに、不動産投資とその活用によるまちづくりに関してお伝えし、普段は体験できないまち歩きにもご参加いただいております。
これまでの参加者は、地域おこし協力隊や不動産投資経験者、まちづくり活動実践者などさまざまで、東京、神奈川、千葉、北海道、静岡、広島など全国各地から「不動産活用やまちづくりに興味がある」「どちらも未経験だが学んでみたい」という方にお集まりいただいています。
これまで計4回の開催を終えましたが、ありがたいことに実施後アンケートにて満足度は100%。受講後も学びや交流が続くようにと作った専用のFacebookグループでは、個性豊かなメンバーの近況報告や実際の物件を用いたアイデア出しを行うなど、未来のマイクロデベロッパー同士のつながりも生まれています。
今回の記事では、以下にマイクロデペロッパー養成講座《入門編》の詳細をまとめさせていただきました。
同じ志を持ち、自身の暮らすまちをもっと楽しくしたいというあなたと、館山でお会いできますことを心より楽しみにしております。
講師からのご挨拶
はじめまして、マイクロデベロッパー養成講座でメイン講師をつとめる漆原 秀と申します。
館山家守舎では共同代表としてまちづくりに関わっていますが、個人でも不動産を9物件所有し、コミュニティ型賃貸、シェアハウス、ホステル、飲食店などに取り組んでいます。
1970年生まれの54歳。2016年に家族で東京から移住し、今年で館山9年目。移住当初、私は東京でサラリーマンをしていましたが、39歳ではじめた不動産投資を拡大しながら、2020年に完全脱サラし、今に至ります。
ここでは私が館山で携わった活動をご紹介しながら、今回開催する「マイクロデベロッパー養成講座」についてお伝えさせていただきます。
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この先は文章でご紹介しますが、お時間のある方は、まずはこちらの動画をご覧いただくと、館山の風景と共に私のマイクロデベロッパーの活動をご理解いただけると思います。
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私の館山での取り組みの一軒目は、コミュニティ型賃貸住宅「MINATO BARRACKS(ミナトバラックス、通称ミナバラ)」です。
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2016年に、使われなくなった元公務員宿舎を丸ごと1棟購入し、リノベーションを行いました。
ミナバラでは「昔の長屋のような暮らし」をイメージし、大家と住民という垣根を超えて、お互いが家族ぐるみで顔の見える暮らしを行なっています。
ミナバラでの暮らしは、転勤族で故郷のなかった私にとって、コミュニティがあることでの楽しさや価値を教えてくれました。この経験をきっかけに、私はこの楽しさを家族とともに暮らす「まち」の中にも広げたいと感じるようになり、家賃収入を得るための不動産投資から、まちづくり的な活動にシフトしていくことになります。
その後は、自身の館山での生業になり、かつ寂しくなっているまちに影響を与えられる事業がないかと検討し、元診療所を購入してゲストハウス「tu.ne.Hostel(ツネホステル、通称ツネ)」(2019〜)をオープンしました。
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このツネの改装工事中に、私の活動が当時の館山市長の目にとまり、それをきっかけに官民連携のリノベーションまちづくり事業が発足。2020年には、千葉県で千葉市に次いで2例目となる「リノベーションスクール」が開講しました。この事業を契機として、今ではこの4年間で新規開業店舗や事業者が20軒以上に拡がっています。
リノベーションまちづくり開催までの経緯:
https://mamekurashi.com/oyanogakkou/tateyama_renovation001/
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このまちづくり事業に並行して、私自身も次なる物件を仕掛けていくことになります。それが、元薬局のビルを購入してオープンした民間図書室「永遠の図書室(2020年〜)」とシェアハウス「CIRCUS(2021年〜)」です。
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その後もツネの別館として、tu.ne.HIGORO(2022年〜)を開業。立ち食い蕎麦屋(2020年〜2022年)の開業もしました。
そして2021年には、リノベーションまちづくりを通じて出会った仲間たちと館山家守舎を設立し、元デパートだったビルを改装して「sPARK tateyama」(スパークたてやま)(2022〜)として再生しました。
また、2024年8月には、2023年に新たに購入した駅前のビルで鯛のあら汁とおにぎりの店 「Kichi(きち)」を開業しました。
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こういった活動を通じ、これまで地域にはいなかったタイプの移住者も30名以上は増えました。今回、運営を手伝ってくれる「あずちゃん」もその1人。彼女はまだ移住2年程度ですが、これまでに月1回の間借りスナック営業やsPARK tateyamaでの毎月のイベント運営事務局を担当。2024年夏からはCIRCUSを活用したシェアハウス事業に取り組むなど、さまざまな経験をしながらまちづくりにどんどん関わっています。
館山への移住当初、私はこのまちに知り合いが2人しかいませんでした。ですが、今は多くの仲間たちに囲まれています。日々の暮らしを共に楽しめる仲間が年々増えていくことは、生きる喜びになっています。それも全部、マイクロデベロッパーの活動が与えてくれた恩恵でもあります。
館山での私や仲間たちのまちづくり的な活動は、多数のメディアにも取り上げていただき、掲載件数は100件以上となりました。私自身も他のエリアでのセミナー登壇やコンサルティングの機会もいただくようになりました。
漆原秀のメディア掲載/セミナー登壇/不動産投資経験/経歴等:https://proff.io/p/urushibara
今回はそんな私が、15年間実践してきた不動産投資と、そこから発展したマイクロデベロッパーという仕事をお伝えするため、1泊2日のマイクロデベロッパー養成講座《入門編》を開講いたします。
ロマンとソロバンの両方を携えたマイクロデベロッパー達が日本各地に現れ、あなたと、あなたの暮らすまちが、よりハッピーになりますように。
マイクロデベロッパーとは?
私の名刺には複数の会社名に加えて 「マイクロデベロッパー」という肩書きを記載しています。
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当時は「小さな物件を自ら開発する不動産投資家/大家さん」というイメージで名付けましたが、今は様々な経験や周囲からの評価を通じて、明確になりました。
『マイクロデベロッパーとは、不動産投資とその物件の運営を通じて、暮らすまちの価値をあげる活動をする人』
です。
そもそもデベロッパーという言葉は、「マンションや商業施設などの開発(デベロップメント)を担う事業者」という意味。具体的にいうと、旧財閥系や鉄道系の“◯◯地所、◯◯不動産”などがそれにあたります。
大手デベロッパーは、大規模な資本を元に、鉄道敷設などを絡めたエリア全体のコーディネートを行い、高度成長期においては新築物件の建築や新規開発を行ってきました。
一方、マイクロデベロッパーが行う、マイクロデベロップメントは、大規模予算による大きな開発(主に新築)ではなく、個人の投資で可能な範囲の小さな開発(主に改築)を意味します。
これにより莫大な資金がなくとも、「個人で小さな物件を開発しながら、まちのなかに“点”を打ち、その点を“線”に、“面”にすることでエリアが変わっていく」という変化を段階的に引き起こすことができます。
また、さらにマイクロデベロッパーを定義すると以下の特徴があると考えています。
不動産投資を伴う
新築・中古は問わないが、主に遊休不動産を利活用
エッジの効いた物件や展開を行う
エリア全体の活性化や価値向上を狙う
事業当事者としてオウン・リスク(own risk)で実行する
単に不動産投資として物件を購入し、自身の経済的な安定を求めるだけではなく、そこに自分の夢(ロマン)と経済合理性(ソロバン)をのせ、自分と顧客とまち全体を視野にいれた「3方よし」のマインドで、リスクと責任を伴ってはじめることが必要です。
たった1人の意志と行動からはじめられるマイクロデベロッパーの活動。
これは、私だからできた偶然ではなく、1つの方法論として再現性があると考えています。
もしこれを読んでいるあなたが、
自分/家族/仲間たちと、これからの人生をどのように生きていくか?
自分が暮らすまちにどのように貢献するか?
という、かつての私と同じような悩みを持っているのなら、ぜひ共に学び、新しい選択肢をご自身の人生にプラスしてほしいと思います。
この講座で学べること
今回のマイクロデベロッパー養成講座《入門編》では、以下をお届けします。
・漆原や仲間が手がけた物件や、それにより活性化しつつあるエリアを見学
・不動産投資からまちづくり活動の実現に至るプロセスを追体験
・エリア見学を通じて、自分はどうしたいか?というロマンと、それに伴うコストやリターンを想定できるソロバン感覚を養う
・各セミナーを通じて、マイクロデベロッパーの実像を理解する
・イベント運営の現場を見学し、プレーヤーとの交流から気づきを得る
・飲み歩きしながら、リアルな経済状況や失敗談を共有
これらを通じて、あなたがマイクロデベロッパーの活動を理解し、今いる現在地から理想とする未来に向けた地図をおぼろげながらも描き、それに向けた第一歩を踏み出すためのマインドセットをすることがゴールです。
「この講座を受けたらすぐにマイクロデベロッパーになれますか?」という声が聞こえてきそうですが、この1泊2日でマイクロデベロッパーになれるわけではありません。
マイクロデベロッパーとしての活動には、不動産投資としては10〜30年の長期的な視点が必要ですし、そのリスクを負う覚悟ができるようになるためには基本的な不動産投資の知識を習得することも必要です。
ですが、この3日間であなたのこれからの人生に「マイクロデベロッパー」という新しい選択肢を加えること、そして、それを実現するために必要な道筋は見えてくるかと思います。
講座の開講は原則1ヶ月に1回のみ。(2025年度は3,4,6,7,8,9月の計6回を予定しています。)
滞在期間中は、私自身がほぼ付きっきりで対応します。
また、私自身が大切にしている場、仲間たちの暮らしの場にお招きしますので、各回5名限定とし、参加にあたっては簡単な審査と選考も行わせていただきます。
みなさんには実際に館山に足をお運びいただくことになりますが、オンラインでは味わえないリアルな体験を通じて、マイクロデベロッパーとしての生き方・暮らし方をお伝えします。
これまでの受講者レビューはこちら:
講師および運営スタッフのご紹介
講師:漆原 秀 (通称 うるさん)
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マイクロデベロッパー/大家
チューングループ有限会社 代表取締役
漆原商店株式会社 代表取締役店主
VMV合同会社 代表社員
株式会社館山家守舎 共同代表
サポーター:館山家守舎メンバー
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館山家守舎は、館山駅東口にあるパブリックスペース「sPARK tateyama」と、市有地を民営の公園とした「TRIAL PARK」を運営する民間まちづくり事業会社です。Uターン移住で複数のインフラ事業に携わる共同代表の本間裕二、家庭と仕事を両立させながら事業プロデュース業を行う工藤紘佑、20代で館山に移住しSaaS事業を立ち上げた牟田健登など、滞在期間中は館山家守舎メンバーとの交流もあります。
講座運営事務局担当:蓑口亜寿紗 (通称 あずちゃん)
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合同会社assort 代表
元 株式会社館山家守舎 sPARK DAY実行委員
元看護師→フリーランス→家を持たない無拠点生活ののち、2023年に館山へ移住。駅前の定期開催イベントsPARK DAY実行委員。本講座では運営事務局を担当。2024年夏より不動産を活用したシェアハウス育成事業を開始。
不動産投資未経験のあずちゃんとの対談記事はこちら:
プログラム詳細
具体的なプログラムの詳細については、下記にまとめます。
ご不明な点やご質問がある場合は事務局までお問い合わせください。
スケジュール一覧
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スケジュール詳細
ZOOM顔合わせ会@オンライン
この日は、参加者と講師がオンラインシステムZoomを使用した顔合わせを行います。みなさんが今、どんな暮らしや働き方をしているのか、今後どうしていきたいのか、などをお聞かせいただければと思います。
伺ったお声を元に館山合宿時のセミナー内容も調整しています。
1日目 :まち歩き&セミナー@館山
この日は、館山駅東口にある「sPARK tateyama」へ集合し、オリエン&セミナーの後に、私たちが運営している「sPARK tateyama」と隣接する「TRIAL PARK」でイベント運営の現場を体感していただきます。
(↑紹介動画をご覧ください)
その後、館山駅周辺のまちづくりリノベーション事例「tu.ne.Hostel」「CIRCUS」「TAIL」「YANE TATEYAMA」を数時間かけて見学。それらの事例を踏まえて、不動産活用やまちづくり的活動の実際について講義を行います。
漆原によるセミナー終了後は、館山駅周辺で懇親会を行います。はじめてリアルで会うメンバーとの仲を深めましょう。また、失敗談なども包み隠さずお話ししますので、なんでも聞いてください。
2日目:統括セミナー@館山
この日は11:00に集合し、総括セミナーを行います。セミナーの中では、漆原の不動産投資におけるリアルな数字も大公開。「実際に今から準備をはじめれば、自分は今後どうなれるのか?」を具体化します。
終了後は自由解散となりますが、あらためてまち歩きをするのもお薦めです。「永遠の図書室」が開館日のため、ご覧いただくこともできます。
受講料
77,000円(税込)
※tu.ne.HIGORO宿泊権 1泊付き
個室タイプのお部屋をご用意しますが、部屋割りはお任せとなります。
【上記費用に含まれないもの】
・館山までの往復交通費
・滞在期間中の飲食費/懇親会費
※現地開催1日目の懇親会は、おおよそ7000〜8000円程度かかる予定です。
※現地開催2日目は、イベント終了後、希望者のみで飲みにいく予定です。
定員
各開講期:最大5名まで(最少開講人数は3名)
*申込時にいただいた情報を元に運営にて審査と選考を行わせていただきます。
運営
主催・運営:株式会社 館山家守舎/チューングループ有限会社
問い合わせ先: mdv@tuning.jp
注意事項
現在は、2025年度開催の計6回分について参加を受け付けています。ご希望の方は、こちらのGoogleフォームからご連絡ください。次回の開催が決まり次第、優先的に「mdv@tuning.jp」からご連絡します。(ご返信がない場合には、SNSでご連絡します。)
基本的にはすべてのプログラムに参加可能なことが前提ですが、参加が難しい日程や時間帯がある場合は、お申し込み前にご相談ください。
宿泊に関しては、漆原が所有しているホステル「tu.ne.HIGORO」の宿泊権1泊分を差し上げます。(前泊・後泊などの追加の希望があれば、別途宿泊料実費のみで同室での連泊も調整いたします。)
お支払いは銀行振込一括払のみとなります。領収書が必要な方は参加確定後にご連絡ください。
キャンセルポリシーは、以下の通りです。
講座開始7日前まで:受講料の50%
前日および当日キャンセル:受講料の100%
ご入金後、最少開講人数に満たなかった場合には、全額返金/次回開催への繰越をお選びいただけます。
台風等悪天候の予報、予期せぬ災害等の場合、主催者判断で開講を中止する場合があります。この場合は、全額返金させていただきます。
講座へ参加するまでの流れ
受講申し込み受付フォームを入力し送信
受付順に詳細をご案内します。
参加希望の方は、指定の口座へ受講料をお振込いただく
入金を確認できた方から、専用のFacebookメッセンジャーグループへ招待
》》》受講申し込み受付フォーム
・受講をご希望の方は、こちらのフォームよりお申し込みください。
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この講座のご紹介の最後に。
私たちの活動を当初から見守ってくださり、多くの気づきを与えてくださっている先輩方からエールをいただきましたのでご紹介させていただきます。
応援の声
青木純さん
大家の学校 主宰
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「今こそ、地域の暮らしを耕す人になろう」
漆原さんと出会ったのは、僕が主宰をしている「大家の学校」だった。人口減少が加速する、これからの日本は誰もが大家になり得る時代。家族で暮らした、誰も住まなくなった家を相続したら不在地主となり、大家となる。望んでも望まなくても誰もが大家となる。誰とどんな活用をするか。高齢化、孤立化が加速していく社会、大家のパブリックマインドが地域の幸せを紡ぐ生命線かもしれない。
漆原さんは積極的に館山の自身が活動するエリアの不動産を購入してきた。大家として未来に投資を重ねてまちづくりをしている。そんな漆原さんのマイクロデベロッパーとしての活動の原点には、家族の存在がある。家族と暮らす地域の現状に日々接するなかで、このまま見過ごして不幸な未来を娘に受け継ぎたくないと思ったと聞く。これ以上ない動機だと思う。
人口が減るということは税収も減る。人口増加時代の行政任せのまちづくりは期待できない。 パブリックマインドをもった個人が、地域で同じ志をもった仲間たちと小さな実践を積み重ねて、地域の可能性を耕していくこそが、幸せな未来の近道なのかもしれない。
今こそ積極的に地域の暮らしを耕すマイクロデベロッパーになろう。
吉里裕也さん
株式会社スピーク 代表取締役
(建築/設計/デザイン/「東京R不動産」運営)
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「起点は個人の思い。まちの魅力を仲間と共に引き出せ」
今は、個人が影響力を持つ時代。
これまで行政中心のまちづくりが続いていたが、個人の思いが比較的大きな影響力を持つ時代がやってきた。
この新たな時代を象徴するのが「マイクロデベロッパー」だ。
館山の魅力はすぐ近くにある海と山に加えて、夜中まで飲み歩けるまちがあること。
このまちは多様な可能性を秘めていて、その魅力を引き出すための機会が無限に広がっている。
その魅力を引き出していくためには、同じ志を持つ仲間が集まり、互いに影響し合うことが重要だ。そして、館山にはそんな志を持つ仲間がたくさんいる。
お互いが影響を与えあったり、時にはひとりで暴走したりして、個人の思いを起点に耕していって欲しい。
馬場未織さん
建築ライター/NPO法人南房総リパブリック理事長
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「しなやかに、したたかに。未来を変える力への期待」
数年前までは、「館山駅前はきっとこれからもチーンと静かだろう」と地元の人たちの99.9%は諦めていたと思います。衰退は不可抗力だよね、と。
ところが今、「sPARKに行けば誰かいるべ?」「今週末はsPARKのマルシェだっぺ」と人々が駅前に集まっています。大勢みんな、当たり前のように、楽しそうに。
まだ見ぬ風景を想像して生み出し、当たり前の風景にしていくプロセスには、へこたれることもあったはずです。それを乗り越えていける彼らの足腰の強さは、半分は「一緒に悩める仲間」、もう半分は「仲間と重ねた勉強」から来ているんじゃないかと思います。
ウルさんの特徴は、良い先行事例を徹底的に真似すること。「躊躇せずに真似する先に、大事な気づきがある」と以前に話してくれました。オリジナリティの発揮は、そのまた先に必ずあるのだと。窮地に立つ時は、その学びに戻り、新しい力を得る姿も見てきました。
ちょっとやそっとじゃ砕け散らない、しなやかさと、したたかさを携えたマイクロデベロッパーたちが、日本のまちをひとつひとつ変えていく未来が楽しみです。
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