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製図試験の学習資料

自己採点で筆記試験を突破した喜びも束の間、どこから手を付けたらいいものやら。学科試験直後は冷静に考えるには気持ちに余裕がありませんでした。しかし、学科試験の勉強中から気分転換に製図の教材や道具も少しは調べていました。

入手した主な学習資料

「2021年版 製図試験のウラ指導」
教育的ウラ指導 編著、学芸出版社
「2022年版 一級建築士 製図試験独習合格過去問集」
 雲母未来 著、秀和システム
「製図受験対策資料集成(令和4年版)」
 一級とるぞ!.Net
「初受験生でもウカル 簡単トレース・エスキス」
 海豆研究所

二級の受験時も製図は何をしたらよいかわからず、2014年版のウラ指導を買っています。当時はさらっと目を通しただけ(笑)で、いつか一級を受けるときのためにと手元に持っていて、R3も学科はクリアするつもりで2021版を買っていました。R3は学科の勉強不足で突破できず、買っただけでしたが(笑)

上記の他にも後から構造や設備の解説書などをいくつも買い足してますがそれらは副材で、4つの中で主に学習に役立てたのは『一級とるぞ!.Net』(以下、トルゾ)の資料集成でした。
トルゾはどの程度知られているのでしょうか。あまり有名ではないと思います。製図学習のために添削は必要だろうと思っていたら、たまたまトルゾのサイトを見つけ、必要な分だけ手頃な価格で添削してくれるところに好感をもち、まずは資料だけでもと入手したものです。
法令にしろ、構造や設備にしろ、学科試験での学習ではまだ図面が描けるほど消化できていないと感じていて、トルゾの資料集成はそのあたりを細かく解説してくれていました。ただし、実務的なアドバイスがある反面、試験では要求されないレベルのことも言及している場合もあるため、割り切る必要もあります。

『ウラ指導』は学習態度のことに紙面が割かれ、実践的学習にはあまり役に立たないと思い込みあまり読みませんでした。ところが、最後の方に構造や設備の知識がまとめられていることに後で(9月末頃かな)気づき、そこは十分に役立つと思います。

『独習合格』は手描きの解答例がいいかな、と思いましたが解答例をよく見ていたらなんとなく合わないと感じてしまい、ほとんど読んでません。

『海豆』の資料はエスキスに集中して取り組むために役立てました。自分なりにエスキス手順をまとめるにもこれをベースに、トルゾの資料集成やYou Tubeで他の人のやり方も参考にしながら自分がやりやすいように再構築した感じです。

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