人生を二次創作する

学生時代はオタクと呼ばれる人間でした。どうも、私です。時代でしょう。漫画を読んでいればオタク。漫画絵を書いていればオタク。美術の時間には「漫画みたいな絵」と言われる時代の話です。指の骨が変形するまでペンを握っていた、私なりの情熱を、誰も知らないでしょう。私ももう遠くへ追いやってしまいました。

あの頃のように、架空のカップリングに未だに心が踊る瞬間もありますが、今は自家生産しなくてもネットの中で同じ趣向を持った方を容易に見つけることができる。少数派のジャンルもその少数の方が発信をしてくれているので出会うことができる。素敵な時代です。雑誌の同人誌販売コーナーにハガキを出して、そこから問い合わせをもらって通販、とか、それぐらいしか知ってもらう機会がなかったというのに。自らHTMLを多少勉強し、無料のサーバーをレンタルし、HPを作成していた私。律儀にボタンの画像まで自分で作ってましたよ。情熱ってすごいね。当時にしたらパソコンをいじることもオタクと言われてしまいましたから、まぁ、オタクだったのでしょう。

今のオタクと呼ばれる方はとても崇高な存在だと思っていて、今の私のあり方がオタクかというと、ちょっと志みたいなものが足りないのかもしれない。けど、心は好きなものをとことん愛したいし、そこは変わらない。妄想でも創造の産物でも、自分から生まれてきたものを出さずにはいられない、表現したい、分かち合いたいという気持ちは人並み以上に持ち合わせている。

私にとって、アクセサリーを作ることもそれに似ていて、大好きな曲を聞いてなんとも言葉にできない気持ちを感じながら作る。それって、その曲の二次創作みたい。私が自分の写真に絵を書くことも、ただの普通の一般人女性が芸術作品の一部のような顔をしてまた生まれること、それはまるで同人誌のようだ（転写してるので二次利用な気もするけど気にしない）と思った。

ビジネス的なことも好きだけど、やっぱりどうしても思考がロマンチックなので、ある人に言われた「もっとその価値観むき出しにしていけよ」って。
それを全開にしたほうがよほどうまくいくよって。

私の世界って、私が好きなおしゃれな感じにはどうしてもならない。（と私は思っている）そうしたいけどどうしてもそうはなれない。オタク的で、中二病だ。自分の写真にポエムを添えたくなるのも、作品に物語があることも。

自分の心が震えたものから、何かを生み出す、表現する。そのプロセスすべてが私の世界。そんな無駄にも思えるものを共有して、誰かの心が震えて、誰かもまた創造してくれたら…モーニングページを通して私が願ったことを形にしてみようかなと思いました。

（余談）モーニングページに関してはこちらね！

そんなわけで、なんのお話かと申しますと、
これまでのSTORES の SHOPから BASEに戻ってきました！
というお話です。
前置きなっげぇ！笑

一番最初の「Piaceresolo」という名前で始めたネットショップに戻っただけなので、アドレスにも「Piaceresolo」と入っています（ちょっと）
初心に～じゃないけど、これから知り合いではなかった方々への販売ルートが必要になった、など諸事情もろもろありBASEさんに戻ってまいりました。

新たにショップを用意するにあたり、コンセプトを考えようと思ったわけでもないのですが、「オタクならオタクらしく！」「世界観出してこ！」と急に思い立ち勝手にコンセプト完成。

「私は自分の人生を二次創作する！」

そんな言葉が自然と出てきたのでこちらに決定しました。
Secondary creation とは 二次創作という意味合いで使われているようです。

現実、原作がどうであれ、いくらでも創造していい。それが二次創作。
モーニングページネタ何度も申し訳ないけど「5つの別の人生」を創造するワークのように、色々な自分の人生を作り出していく。そんな作品を取り扱うお店にしよう！

それがこちら↓

クリックでお店に飛びます

今回より持続可能な制作活動の為に価格設定もこれまでインスタで提示させていただいた先行価格から私の中の適正価格に変更しております。作品に価値を感じてくださる方に手にとってもらえるよう、私も今後も妥協なくそして心を動かしながら物作りに励みたいと思います。改めましてどうぞよろしくお願いいたします。

今後は一部から要望があり「本当に、いるのかよ？」と思わなくもないというか、自分の中で楽しめればいいかと思っていた写真を使った何かも作りたい思いがあり着手しておりますが、まだ乗ってこないのでこちらもそのうち（ちなみに私はこうやってペンドになっているものがとても多いです）

こういうのもは無理に絞り出そうとしないほうが得策というのが動きの遅い私の考えなので、進める時に進めるところに進んでいくつもりです。

とにかく私のできる範囲でまず形にしたかったのですが、ちゃんとするのが苦手すぎて、これまでも作品欲しいという方に手売りするみたいな状態が続いていたので、窓口が出来て見てもらいやすいかな？と淡い期待に胸を膨らませつつ、今後写真など差し替えたりしていくかもです。ショップをフォローすると新作通知がいくので、ご興味のある方はフォローいただけると嬉しいです。


それでは改めまして、どうぞよろしくお願いいたします！



平成のオタクより、愛を込めて。