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鹿児島における家づくりのポイント

こんにちは、TATEATAの広報担当です。
今回は鹿児島県の家づくりについて、情報を共有していけたらいいなと思っています。

というのも、鹿児島県は火山活動をしている山や気候の影響もあり、一般的な家づくりとは「ちょっと違う」部分もあったりします。

弊社は鹿児島県にございますので、そうした鹿児島県の家づくり事情に関しても詳しいです。なので今回は、鹿児島県内で家を建てたいと考えている方に向けて、鹿児島県における家づくりのポイントをご紹介していきます。


ポイント1:鹿児島県特有の気候

桜島と街並み

鹿児島県は日本列島の中でも南側に位置しており、比較的温暖な地域として知られていることが多いです。

暖かい時期が長いというのは過ごしやすさもある一方で、家づくりに関しては以下のことに注意する必要があります。

▶台風対策

鹿児島県は台風が非常に多い地域となります。上陸をしなくても付近を通過していきますので、台風に備えた家づくりが必須です。

例えば、風の影響を受けにくい勾配が緩やかな屋根にしたり、窓ガラスに飛来物が当たらないようシャッターをつけるなどといった対策が有効です。

▶湿気対策

温暖で降水量が多い鹿児島県での家づくりでは、湿気対策も欠かせません。湿気はカビやコケ、藻などを発生させ、住宅の重要な構造部分を傷めるリスクがあるため軽視できないトラブルのひとつです。

湿気対策では、通気性のいい設計にしたり、換気設備を通常よりも多く取り付けて住宅内の換気性能を高めるなどの工夫が必要になります。

▶断熱・遮熱対策

鹿児島県は特に夏熱くなりやすく、過ごしにくさを感じる日も長く続きます。そのため、夏の暑さを和らげるための工夫が必要になります。

具体的には、断熱材を標準よりも厚くしたり、断熱材のグレードをあげるなどの方法があげられます。その他にも、屋根や外壁材の塗料で断熱・遮熱対策をすることもできますよ。

ポイント2:火山灰の影響

噴火をして黒煙を上げている桜島

鹿児島県は11の活火山があると言われておりますが、その中でも有名なのが桜島ですよね。活火山である一方で、鹿児島県のシンボルとしても知られているため、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

そんな鹿児島県の桜島ですが、付近に住む場合は特に活火山から出される火山灰には注意しなければいけません。

▶火山灰蓄積の対策

鹿児島県では「降灰予報」と呼ばれる予報があり、これは降水量や降雪量のようにその日に降ると予測される火山灰の予報です。

初めて聞いた方もいらっしゃるかもしれませんが、それほど鹿児島県では火山灰による灰が日常的な様子になっていることが分かりますね。

そんな降灰に注意しなければいけないのが、屋根です。降灰が蓄積すると、重みで屋根に負荷がかかります。さらに灰が蓄積した状態で雨が降ってしまうと、さらに重くなり、屋根のトラブルにつながることもあるのです。

そのため鹿児島県内で家づくりをする際は、灰が溜まりにくい屋根の形状にすることが求められます。

▶火山灰処理の簡易化

屋根に積もった火山灰を水から屋根に乗って片付けるというのは、危険も伴いますし、簡単なことではありません。そこで今注目されているのが、灰シューターパイプの存在です。

灰シューターパイプは屋根に登らなくてもパイプの開け閉めの操作をするだけで、屋根に蓄積された火山灰を1階まで運んでくれる便利な設備です。

住宅への負担や火山灰処理の負担を減らすために、灰シューターパイプの導入を検討してみるのもオススメですよ。

ポイント3:地盤調査と耐震設計

鹿児島県は、日本全体でみるとやや地盤が軟弱な部分が多かったり、地震が発生しやすい地域であることが知られています。

もちろん過度に心配する必要まではありませんが、鹿児島県に住むならやはり地盤と地震について、知っておくことが大切です。

▶鹿児島県の地盤状況

鹿児島県の地盤は、場所によりさまざまです。そのため住宅を建てるための土地を購入する場合には、地盤の確認をする必要があります。

特に鹿児島県では、液状化のある地盤が弱いエリアを『液状化の危険度の想定』として公表しています。土地を購入する前に、一度確認しましょう。

また地盤が弱い地域であることを納得したうえで土地を購入する際は、建物を建てる前に地盤調査や、必要に応じて地盤改良をする必要があります。

地盤が弱い地域を検討している方は、土地購入代の他に地盤調査や地盤改良費用が別途かかりますので、予算に組み込んでおきましょう。

▶鹿児島県の地震状況

鹿児島県は、日本列島全体が属する「環太平洋地震帯」に位置しており、さらに九州南部を中心とする「南西諸島海溝」や「中央構造線断層帯」などの地震発生源が近いため、日本全体と比較しても地震が発生しやすい地域となります。

地震が発生しても地盤が強ければ液状化するリスクは防げますが、一方で建物のダメージは受けるリスクがあります。

そのため耐震等級を満たした耐震設計を行う、地震発生時の避難通路を十分に意識した間取りを作成するなどの工夫が必要になります。

まとめ

今回は、鹿児島県で家づくりを検討している方に向けて、鹿児島県での生け作りにおけるポイントについて解説をしてまいりました。いかがだったでしょうか。

「もっと鹿児島県での家づくりについて質問してみたい」「土地のアドバイスが欲しい」そんな方は、ぜひ一度弊社の注文住宅の無料相談窓口にご相談ください♪

みなさまにお会いできることを、楽しみにお待ちしております。それでは、今後ともよろしくお願いいたします。

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