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【ZEH住宅】鹿児島の自治体特有の補助金をご紹介

こんにちは。TATEKATAの広報担当です。

みなさんは「ZEH住宅」をご存じでしょうか? 特にこれから家づくりを検討している方には、ぜひ知っておいていただきたいZEH住宅なのですが、その言葉自体を初めて聞いたという方も多いかと思います。

そこで今回のコラムでは、ZEH住宅について詳しく解説をするとともに、鹿児島県内の自治体が独自で行っている補助金についてもお話をしていきます!


ZEH住宅とは?

まずはZEH住宅ってなんぞや? という点ですよね。

ZEH(ゼッチ)住宅とは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(Net Zero Energy House)の略なのですが、具体的にどのような住宅のことなのかを先に確認しておきましょう。

▶エネルギー収支ゼロを目指した住宅

ZEH住宅は、住宅内でのエネルギー消費の収支をゼロにすることを目指している住宅です。

もう少し分かりやすくお話をすると、生活の中で発生するエネルギーの消費を抑えつつ、新たに住宅の中でエネルギーを生み出していこうという取り組みを行っている住宅を指します。

またZEH住宅の条件を満たすことで、補助金を受け取ることが可能となっています。

▶ZEH住宅の3要素

ZEH住宅は、ただ単にエネルギー消費の収支をゼロにすることを目指すだけではなく、「断熱」「省エネ」「創エネ」の3つの要素を取り入れることを求められます。

では3つの要素とは、どのようなものなのでしょうか? 以下に簡単にまとめました。

【ZEH住宅の3要素】
断熱:断熱性能を高めて冷暖房費などのエネルギー消費を抑える。
省エネ:省エネルギー設備の導入をして無駄なエネルギー消費を避ける。
創エネ:太陽光発電などでエネルギーを創り出す。

鹿児島独自のZEH住宅

全国的に取り組みが行われているZEH住宅ですが、実は自治体によっても補助金制度を用意していることがあるため、建築予定の土地を管理している自治体の情報もチェックすることをオススメします!

では、鹿児島県にはどのようなZEH住宅の補助金制度が存在しているのでしょうか? 2024年最新版の情報を調べてまいりましたので、みなさんに共有させていただきます。
 

▶太陽光deゼロカーボン促進事業補助金(鹿児島市)

鹿児島市では、「太陽光deゼロカーボン促進事業補助金(太陽光発電システム等の補助)」という名称で、補助金の募集を行っております。

住宅に太陽光発電システムを取り入れることで補助金を受けることができる制度ではありますが、同時にHEMSの設置が必要などの条件があるため、注意が必要です。

申請期間は、令和6年4月8日(月)~令和7年3月31日(月)となっており、予算に達し次第終了となります。また補助内容は以下の通りです。

【太陽光deゼロカーボン促進事業補助金】
①太陽光発電システム・・・1万5千円/kW(上限15万円)
②リチウムイオン蓄電池の設置・・・7万円
③家庭用燃料電池・・・7万円
④V2H充電設備・・・5万円
※各設置条件については割愛しております。

【受付中】太陽光deゼロカーボン促進事業補助金(太陽光発電システム等の補助)|鹿児島市

 

▶地球にやさしい環境整備事業補助金(薩摩川内市)

薩摩川内市では、「地球にやさしい環境整備事業補助金」という名称で、蓄電システムの補助金の募集を行っております。

令和6年度の薩摩川内市の蓄電システムに関する補助金申請期間は、令和6年4月~令和7年3月となっており、こちらも予算に達し次第終了です。

薩摩市内の行う蓄電システムにおける補助は、蓄電池容量によって決められています。具体的な補助内容については以下のとおりです。

【地球にやさしい環境整備事業補助金】
①蓄電池容量・・・1kwhあたり2万円を乗じた額
 ※上限10万円(千円未満切り捨て)
②蓄電池容量・・・1kwhあたり3万円を乗じた額
 ※上限20万円(千円未満切り捨て)
 ※※太陽光発電設備を同時に設置する場合に限る。

令和6年度「地球にやさしい環境整備事業補助金」(蓄電システム、ZEH)のご案内/薩摩川内市


▶ゼロカーボン推進事業(さつま町)

さつま町では、「ゼロカーボン推進事業」という名称で、ZEHや電気自動車に対する補助金の募集を行っています。

補助の対象となるのは、令和5年4月1日以降に設置または購入した設備になります。また、申請期間は令和6年4月30日~となっていて、予算に達し次第終了となるため注意が必要です。

さつま町では、ZEHに関する設備以外にも電気自動車に関する補助も行っており多種に渡るため、家づくりに関するものをピックアップしました。他の対象範囲については、自治体のHPで確認してみてください。

【ゼロカーボン推進事業】
①ZEH等・・・上限30万円
②住宅用太陽光発電システム・・・1kwあたり1万5千円
 ※上限10万円
 ※定置用リチウムイオン蓄電池と同時に設置する場合に限る
③HEMS・・・設置費用の1/2
 ※上限5万円
④定置用リチウムイオン蓄電池・・・15万円
⑤Ⅴ2H充電設備・・・10万円

ゼロカーボン推進事業について/さつま町公式ホームページ

 

▶環境配慮型定住住宅取得補助金(大崎町)

大崎町では、町内に定住するために住宅を新築または購入した方に対して、「環境配慮型定住住宅取得補助金」の実施を行っております。

申請期限については、住宅取得(登記完了)日から1年以内となっています。ただし、世帯責任者の年齢が住宅取得(登記完了)日時点で65歳未満であることについても留意しなければいけません。

補助金額については、1世帯の基本金額は100万円となります。補助金の加算対象に該当すれば転入者は最大310万円、町内居住者の場合は最大305万円の補助金を受け取ることができます。

【環境配慮型定住住宅取得補助金】
 ①子育て世帯加算
 
義務教育終了前の子が1人・・・25万円
 義務教育終了前の子が2人以上・・・50万円
②町内業者施工加算金・・・100万円
③高断熱加算金
 外皮平均熱貫流率が0.60以下・・・25万円
 外皮平均熱貫流率が0.46以下・・・50万円
④引越祝加算金
 町外からの転入・・・10万円
 町内からの転居・・・5万円

移住定住支援|鹿児島県大崎町

 

▶地球にやさしい環境・エネルギー政策事業補助金制度(肝付町)

肝付町では、「地球にやさしい環境・エネルギー政策事業補助金制度」という名称で、補助金の募集を行っております。

令和6年度は4月1日からの申請開始となっております。申請については、工事の完成引渡し日から2ヵ月以内に行わなければいけないため注意が必要です。

具体的な補助対象としては、住宅用太陽光発電システムをはじめ、蓄電システムなどを設置した住民に対して補助金を交付しています。

【地球にやさしい環境・エネルギー政策事業補助金制度】
①住宅用太陽光発電システム・・・1kwあたり1万5千円
 ※上限7万円
 ※※最大出力10kw未満
②住宅用蓄電システム・・・8万円
③住宅用燃料電池システム・・・8万円
④ZEH・・・最大35万円

地球にやさしい環境・エネルギー政策事業補助金/肝付町

まとめ

今回は鹿児島県の自治体が独自で行っている、ZEHに関する補助金についてご紹介をしてまいりました。

検討している自治体で、使うことができそうな補助金を見つけることはできたいでしょうか?

補助金の申請時期や内容などは毎年変わってきますので、家づくりを検討している方は検討している自治体のHPを見たり、直接問い合わせるようにしましょう。

しかし、補助金はとても複雑で分かりにくいものが多いです。「該当する補助金があるけれど使い方が分からない」「どのようにすれば補助金を使えるようになるのか分からない」そんな方も多いかと思います。

家づくりや補助金に関して、気になることや質問等がございましたらどうぞ弊社の『注文住宅の無料相談窓口』までご連絡ください♪

 
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