AWS不合格日記 #1 書籍ふりかえり

前回の記事に書きましたように、完敗からのスタートということで一歩でも前へスタートダッシュをきる必要があります。今回から数回に渡って、これまでの取り組みの整理と今後の方針を考えたいと思います。

まずは書籍編です。

-前置き-

星の数は、振り返ってみて(あくまでも)試験対策にどれくらい役にたったかの個人的な感想です。

様々な書籍をご紹介しますが、あくまで私にとって良かったかどうかなので、紹介した書籍を批判するつもりはございません。各書籍に目指す読者やターゲットがあって、フィットする部分は必ずあると思います。

それに、各本の中でも足りない部分は各種AWSの提供している資料で補完するように書いておりますので、合格できなかったのは私自身の勉強の仕方に問題があったわけですから。今回のふりかえりで改めて痛感しました。

書籍(電子含む)

試験対策に私が購入し読んでいた本は以下の通りです。

1. 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書(★★☆☆☆)

通称黒本と呼ばれるものです。AWS試験受験勉強の初期に利用しておりました。

当時はあまり対策本がなく、「へ〜、AWSってこんなに対策本薄くて大丈夫なんや」と思ったのを覚えております。普段からAWSに触れていて軽く整理したい人には良いのかもしれませんが、私には物足りなく感じました。周りでは評判良かったりもしたのですが、最終的にメルカリで売りました。

2.最短突破 AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト 合格教本(★★☆☆☆)

初回の受験で撃沈したのちに、これじゃあダメだと思い買ったのがこちらの書籍です。

JAWS DAYS 2019でブースで展示しているのをみて買いました。イラストや絵も豊富で黒本よりはこっちの方が好みですが、黒本同様に私のようなAWS劣等生にはこの本で一発合格はかなわないです。こちらもメルカリで売りました。

3.AWS認定資格試験テキスト AWS認定 ソリューションアーキテクト-アソシエイト(★★★★☆)

3冊目は、NRIネットコム株式会社より出ているこちらの書籍です。前出の2冊よりも分厚くて内容も濃いと個人的に感じております。特に13章では、アーキテクチャ設計に書いているので私にとって必見です。まだ読んでいる途中でしたので、こちらはメルカリで売らずに読み進めたいと思います。

4.この1冊で合格! AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト テキスト&問題集 (★★★★★)

個人的に一番オススメできる書籍です。黄本と呼ばれたりもしているようです。(余談ですが、黄本といえば数学のチャートを思い出します。)

用語の解説だけでなく、仕組みについても図で詳細に解説してくれているので、読んでいるだけですごく勉強になります。特に気に入った部分はECSやEKSのコントロールプレーン・データプレーンの図と巻末付録の知っておきたいAWS用語集です。2週目3週目と読んで確実に定着させようと思います。

5.Amazon Web Services エンタープライズ基盤設計の基本(★★★☆☆)

書籍のタイトルどおり負荷分散やストレージなどのAWSの基盤設計に関わる内容です。各章に確認問題もついております。試験前夜にさらっと目を通しただけですので、設計パターンの勉強にじっくり読み進めたいと思います。

6.Amazon Web Services 定番業務システム14パターン 設計ガイド(★★★☆☆)

Webやデータ分析などの各用途のシステムをAWSで実現する際の設計パターンを解説してくれています。

こちらも試験前夜にさらっと目を通しただけですので、上の本同様にじっくり読み進めたいと思います。

7.AWSをはじめよう ~AWSによる環境構築を1から10まで~ はじめようシリーズ (★☆☆☆☆)

私は技術書展5で出品されていたのを知ってBOOTHで購入しましたが、Amazonでも購入できるようです。「AWS全く知らないけどちょっと興味あるぜ!」的な人向けです。AWS勉強への足かかりに良いと思いますが、試験対策には厳しいのでこの評価です。でもすごくわかりやすいので初心者にはオススメです。

8.情シス・マネジャーのための早わかりAWS入門 (★★☆☆☆)

2015年出版ということもあり、少し内容が古いように感じましたがAWSの大枠は抑えられると思います。何年か前に買っていたので、一通り読み終えてからメルカリで売りました。

以上、長くなりましたが書籍のご紹介でした。もともと本を良く買うくせに積読しがちなので結構な量になりました。次回はwebコンテンツや動画や合格体験記などを振り返りたいと思います。

ありがとうございました。