スクライドとゆかり王国に共通する輝き
はじめに
こんにちは。よこちんです。
こちらはゆかりっくAdvent Calender 2021
19日目の記事です。
くろこねこさんの「AFT福島公演とAFTツアー感想」(https://note.com/botorujack/n/n35b392680746)
からバトンを受け取りました。皆さんもう読まれましたか?
#こらっせ王国民 タグは当時とても盛り上がりましたよね!
私も、「いもくり佐太郎」「凍天」のおすすめをつぶやいた記憶があります。最近だと、浪江にできたというラッキー公園にも行きたいですね。
さて、今年のゆかりんとの様々な思い出については、皆様にお任せ。
今回私がテーマとしたのは「スクライド」です。
漢の義務教育とも言われる本作の魅力とゆかり王国との関係について伝えられたらなと思います。
あらすじ:スクライドとは?
一言で言うなら
"アルター" という能力を持つ人々が
「守る意思、譲れない信念を貫くための闘争の話」
です。
21世紀初頭、ある日突然、神奈川の辺りの地面が隆起して、日本から隔絶してしまいました。
以降、この地は「ロストグラウンド」と呼ばれ、
ここで生まれた新生児の2%が、特殊能力"アルター"を授かるようになりました。
法治国家から隔絶されたこの地に存在する秩序は「絶対的な力」、即ちアルターです。
主人公カズマは、アルターを使った略奪が横行する世界で、
己のアルターを振るって用心棒のような稼業をこなして暮らす荒くれ者の少年です。
弱肉強食、明日の飯にも一苦労、
そんな生活でもカズマは
かなみという少女や君島という相棒とともに、
それなりに充実した生活を送っていました。
そんな生活に介入し、自由を奪わんとする組織が
カズマの前に現れます。
その組織の名は「HOLY」。
毒には毒を、アルター使いにはアルター使いを。
アルターによる犯罪が耐えないロストグラウンドを
武力を持って統治せんとする、HOLYのエースとして活躍するのが、
もうひとりの主人公、劉鳳(リュウホウ)です。
自由を守ろうと抗うカズマ
秩序を守ろうと粛清をすすめる龍鳳
立場が真逆の2人が、己の正義を貫くために衝突を繰り返すうちに、
やがて様々な陰謀に巻き込まれていきます……
詳細はサンライズ公式ホームページのあらすじを御覧ください。
スクライドとゆかりんの関係は?
〜夢を、夢を見ていました〜の導入でお馴染み、
ゆかりんは本作のメインヒロイン「由詑かなみ」ちゃん役です。
スクライドは2001年放送のアニメなので、リリカルなのはの少し前ですね。
かなみちゃんは主人公カズマと一緒に暮らす、いたいけな少女です。
家事、農作業、家計管理をこなすしっかりものです。
クズで、ノロマで、人でなしで、ロクでなしなカズマのことを
「カズくーん!」と慕う姿はマジで可愛いです。
おれもカズヤとかカズノリって名前になりたい。
ゆかりんの幼い少女の演技がホント〜〜によく合う、可愛い女の子です!
スクライドの魅力① 胸に突き刺さる名言の数々
本作は主人公から脇役まで本当に個性的なキャラクターばかり、
しかも漢なら誰でもビビッと来るような名言がたくさんあります。
たくさんあり過ぎるので、いくつかに絞ってご紹介したいと思います。
カズマのセリフ
・「他人が俺のことを幸せとか不幸とか言うんじゃねえよ。
それが見下してるっていうんだ!」
【一言】
HOLYの隊員、橘から「市街に行けば、明日のご飯に困らず幸せになれる」と勧誘されたときにカズマが返したセリフ。
他人の幸せを測るなど、高慢な驕りなのだと、私は気付かされました。
・「諦める方向に行きたくねえ!おれはな、しょうがない、運が悪かった、自分にはできない、明日やればいい。そんなことを言ってるやつをごまんと見てきたんだ。でもな、どうしてもそいつらがなにかするとは思えねえんだ。だから確かめるのさ。俺は違う。違ってやるってな。」
【一言】
崩落寸前の地下で、橘とともに正体不明のアルターに対峙した際のセリフ。橘は撤退を合理的に提案しますが、カズマの本能が「退いては負ける」と訴えます。
特に最後の「違ってやるってな。」という決意に胸を打たれますね。
龍鳳のセリフ
・信念なき行いは悪以外の何物でもない!
【一言】
略奪を繰り返すアルター犯罪者たちに言い放ったセリフです。
上司、親、友人、、様々な人に囲まれて生きていても、流されて生きていては「悪」です。強く生きよう。。。
ストレイド・クーガーのセリフ
・この世の理はすなわち速さだと思いませんか、物事を速く成し遂げればそのぶん時間が有効に使えます、遅いことなら誰でも出来る、20年かければバカでも傑作小説が書ける!有能なのは月刊漫画家より週刊漫画家、週刊よりも日刊です、つまり速さこそ有能なのが、文化の基本法則!そして俺の持論ですァーーーー
【一言】
日本三大アニキが一角、クーガーは「速さ至上主義」です。
より早く、より多くの行動をした人ほど有能である。
これは本当にそう。割と人生の真理突いてるなと好きなセリフです。
分かっているなら早くアドカレを書こう。
・「そうもいかねえ!あの無鉄砲で劉鳳にぞっこんな彼女が、俺はお気に入りなのさ!」
「強い人だ!惚れ甲斐がある!残りの命を賭けるに値するほど!」
(ああしかし、あなたの恋はそれでも実らない)
「んなことは分かってんだよこの蛇ヤローーーがッ!!!!」
【一言】
ある強敵と対峙した際に、水守(本作もうひとりのヒロイン、龍鳳好き)を送り出した後に放ったセリフ。片想いを”文化の真髄”と肯定し、なけなしの生命力を振り絞って立ち向かう姿はまさに漢。
「強い人だ、惚れ甲斐がある」という言葉、ゆかりんのライブに行くたびに
強く想起されますね。
スクライドの魅力② ヒロインから学ぶ「強さ」
スクライドのヒロインは本当に魅力的です。
由詑かなみと桐生水守
この2人にも”譲れない・守りたいもの”があり、
それを脅かそうとするものには彼女たちなりに抗っています。
かなみは「カズマとの幸せな生活」を脅かす敵に対して、
怯えながらも屈しません。
彼女には戦う力はありませんが、相手が強大でも必死で反抗します。
カズマに守られているようで、カズマの帰る場所を守る強さが魅力です。
水守は、かなみ同様戦う力は持っていませんが、「相手がアルター犯罪者でも、力で押さえつけるのはおかしい」と、龍鳳やHOLYのアルター使いにも臆せず主張していきます。そんな青臭くて、真っ直ぐで、きれいな水守に惚れるクーガーの気持ちがわかります。
アルターを持たない二人だからこそ、強さの本当の意味を見い出すことができるのではないでしょうか。
強さとは、「守る意思・譲れない信念」を持つことである
ということが、本作最大にして唯一のメッセージだと私は捉えています。
おわりに:輝くゆかり王国、惚れ甲斐がある
本文の中で繰り替えした「守る意思、譲れない信念」を貫くために戦っている、そんな人が我々の身近にいると、本文を書きながら気づきました。
そう、田村ゆかりさんです。喉の手術、レーベル変更、”ゆかりんを働かせたい大人たち”の思惑、そしてコロナ禍。様々な困難でも活路を見出し、自身のやりたいこと、我らが求めていることを両立すべく立ち向かい進んでいく姿と、それについていく王国民含めたゆかり王国は「輝いて」います。
あえて先程書かなかった、カズマ&君島の名セリフにもこうあります。
「もっと、、もっとだ、、もっと輝けええええええええ!!!!!」
強いは美しい、美しいは輝く。
その輝きを、これからも追い続けたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
スクライドに興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたら、
You Tubeで1話が無料公開されておりますので、ぜひご覧ください。
開始してすぐ、かなみちゃんのナレーション入るのでそこだけでも何卒。
おれはいつも感動をくれるスクライドとゆかり王国にぞっこんなのさ!!
惚れ甲斐がある!!残りの命を懸けるに値するほど!!!!
そう思うだろ、アンタも!!!!!!
明日は、パネル職人さんの「ゆかりんに会いに行く旅2021」です。
振り返り系は泣いちゃう。。でも楽しみです。
〜旅立ちの鐘が鳴る〜
おまけ 友人応援メッセージ
突然ですが、「日本三大ゴロー」って知ってますか?
今私が作りました。
・スクライドの監督である谷口悟朗氏
(他にもガンソード、コードギアス、アクティヴレイドなど名作揃い)
・元SMAPでトップアイドルの稲垣吾郎氏
・そして、ゆかりん楽曲を数多く手掛ける作詞家の松井五郎氏です。
この松井五郎氏を題材にしたアドカレを、
友人のロックさんが22日分で担当いたします。
五郎さんの素敵な作詞をどう読み解くのか。。楽しみです。
こちらもよろしくお願いします!!
あばよ!