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インスタで出会ったフォトグラファーさんたちと江ノ島に行った日。
インスタで繋がった方々(私含めて5人)で、江ノ島に行きました。
なんだか色々と込み上げてくるものがあったので、記録としてここに残しておきます。
出会ったきっかけ
もともとは、普段、関西を拠点に活動しているフォトグラファーAさん(仮称)がたまたまこの日に関東に来るとのことだったので、この機会にAさんが「会いたい人に声かけてみよう!」と動き出したのが始まりでした。
Aさんが誘ったフォトグラファーさんの中に私のお友達がいて、その方が私にも声をかけてくれました。友達の友達はみな友達理論。笑
被写体モデルを始めてから、新しい出会いが増えました。
それこそ、フォトグラファーさんの知り合いのフォトグラファーさんと会ったり、写真展で仲良くなったり、フォトウォークで繋がったり、今の私の周りには、自分が被写体をやっていなかったらきっとこの先の人生で出会えなかった人たちで溢れています。
出会えてよかったなといつか思えるように、最近は初めましての方が多くても、勇気を出して撮影に向かっています。やらないで後悔よりやって後悔、この気持ち大事。
久しぶりのポートレート
12月は卒業研究に追われて、1月はテストやバイトに追われて、サロン撮影やスタジオ撮影はあっても、フォトグラファーさんとおでかけして撮影に行く機会は11月ぶりでした(多分)。
というのも、2024年下半期は、撮影のスケジュールがあってもお相手のドタキャンが続いたり、友人関係でもあまり気が進まない遊びの予定が増えたり、なんだか人に会うのがしんどい時期がありました。
そこで、10月あたりからは有償のサロン撮影だけに絞り、ポートレート(以下ポトレ)は年明けまでご依頼をお断りしていました。
そんな中、久しぶりのポトレは本当に楽しくて、行ってよかったなと思えました。そして、こんな大人になりたいなと思える方々との出会いでした。
水平線
この日、最後に行ったのは海岸。
「そろそろオレンジの光になるよ〜」と事前情報をゲットして、みんな目がキラキラ。笑
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砂浜で波から逃げたり、沈む夕日を眺めているうちに、back numberさんの『水平線』を思い出して、胸がぎゅっとなりました。
この歌は、私にとって凄く大切な歌です。
新型コロナウイルスの影響で、修学旅行もなくなり、部活のインターハイ予選がなくなり、大会を迎えずに引退するかも、なんて毎日不安だった時期。
なんのために私はバスケットをしているんだろう、なんで高校3年生のこの時期なんだろう、卒業式はできるのかな、今まで頑張ってきたことが全部無かったことにされるんじゃないか、努力を否定されるんじゃないか、とマイナスな気持ちばかりが募っていた頃。
そんな時にYouTubeにアップロードされたのが『水平線』でした。
費やし重ねてきたものを発揮する場所を失くす事は、 仕方ないから、とか、悲しいのは自分だけじゃないから、 などの言葉で到底納得出来るものではありません。 選手達と運営の生徒達に向け、何か出来る事はないかと相談を受けた時、 長い時間自分達の中にあるモヤモヤの正体と、これから何をすべきなのかが分かった気がしました。 先人としてなのか大人としてなのか 野暮な台詞を探してしまいますが、 俺たちはバンドマンなので 慰めでも励ましでも無く音楽を ここに置いておきます。
清水依与吏(back number)
もう聞き慣れた「頑張れ」も「しょうがない」も「みんな我慢してる」にもうんざりしていた高校生たち。だからこそ、この曲がただ寄り添ってくれたことが嬉しかったんです。
今日、光に照らされる海を見て、あの頃は苦しかったなと思いつつも、今は別のことで苦しくて、逃げ出したくて、なんだか少し泣きそうになりました。
けれど、『水平線』の歌詞にもあるように、「人が痛みを感じた時には自分の事のように思えるように」、足元の小さな幸せにも、悲鳴にも気付ける優しい人間でありたいなと改めて思います。
強く、強くなりたいな。
あ、今日の私のことを誰かが「綺麗」と呟いてくれてたら、被写体冥利に尽きますね。笑