ギターの入口の敷居をどこまで下げられるか その①
ギター練習会の対象は大人の女性。
ギター弾いてみたいなって思っている人は比較的いるようだ。大人になり、より慎重になっていく彼女たちに実際にギターを手に取ってもらうためにギターの入口の敷居をどこまで下げられるか。
一般的にギターを始める人が比較的良くやること。
簡単コード3つ4つで弾ける曲をまず練習。
コードというのは複数の弦を同時に鳴らす和音のことです。
スピッツとか、今ならあいみょんとか。初心者定番曲の同じようなレッスン動画がYouTubeにたくさんあります。
大好きなアーティストの曲が定番曲に入っていたらラッキーですね。
ただこれ、難しい。
初心者向きなのに・・・簡単コードなのに・・・
すぐできちゃう人もいるけど、多分半分以上の人はここでいきなり挫折するんだと思う。
なぜ?
・生まれてこの方やったことのない指の曲げ方、動かし方で金属の弦を抑える。
・それと同時に弾く方の右手も動かす。
・しかも歌いながら。
さらに、ギターってまあまあ大きな楽器なので、「弦を抑える左手」と「弾く右手」と「楽譜」を同時に見ることができない。頭はパニック。
頑張れば頑張るほど指は痛いし、肩は凝る。
Fの壁もすぐに立ちはだかる。
せっかく憧れの?ギターに触ってみたのに、やっぱり無理かなぁ。
もったいないなぁ。
私が練習会をやろうと思ったとき、まず決めたこと。
ここでは絶対「F」はやらない。
もちろん「B」も「Bm」も。
ギターコードには、初心者向けの曲であっても少し難しいタイプのバレーコードというもの(上記のFなど)が入っていることが多い。
それが「Fの壁」と呼ばれていて、挫折の原因になることが多い。ようだ。(スミマセン、私は弾けちゃった。)
でも、結論として
「F」が弾けなくったって、ギターは楽しめる。
そして「F」以外のコードがスラスラ弾けるようになったそのとき、どうしても弾きたいアーティストの曲に「F」があったら。
そのときにはきっと「Fの壁」から逃げることはできない。
ギターコードGとCでビートルズのGet Back。
「ギターを弾けるおばあちゃんグループを作りたい」|
tatenote #note https://note.com/tate_note/n/na9c67330ce2e
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