私のホンネ ~芝居が先か、殺陣が先か
●私の名前は「山野亜紀」、さり気なくアラフィフ年代です。 😅💦
そして振り返れば、たまたま20代を折り返そうかという年頃になってから、タレント養成所で殺陣の師匠と知り合いました。
これまた、NHKの大河ドラマ(ほぼ、時代劇)の殺陣・武術指導を50年以上手掛けた林邦史朗という殺陣師がそこで務めていて、そのレッスンを受講したのが、今の私になる切っ掛けです。
●後年になって師匠に、何故この養成所で務めるようになったのかを尋ねた事があります。👀
こういった養成所の講師って、もちろん、誰かの紹介で就任する事もあるんですが。
まず大抵は、長らくそこで「俳優として活動」をしていて、ある年齢に達すると、そこはやっぱり仕事の数が減っていくという現象に当たる人があります。👀
そこで養成所の方から、また仕事が来る事もあるだろうから、それまでの繋ぎにと。
プロダクションの社員への道か、講師の仕事を勧められるのだと・・・人からは聞きますが。
内容としては、個人の特技を活かしてのダンス講師やバレエ講師、ボイストレーナーや芝居の講師などなど、活躍の現場は様々になるようです。
●さて私の師匠は、その枠からは、かな~り外れているように思えたので、後年になって尋ねてみる事になったのですが。
師匠は、こんな事を言います。👀
「俺のトコ(プロダクション)に昔いた弟子がさぁ、もう俳優の仕事に見切りを付けるって言って、芸能事務所のマネージャーになったんだよ」
とのこと。
「で、そこにはもう先に、殺陣の先生が1人居たんだけど」
その方は、「舞台の殺陣」を指導しておられたそうですが、林先生の弟子を長らく務めた彼には、
「やっぱり、あの先生も良いとは思うんだけど、林先生とはやり方が違うから」
という事で、林先生の了承を得てから、養成所の上の方にお話を持って行って、彼の願いはかなったのだそうです。 👀
・・・するとなると。
その当時、私は林先生の代理講師として、その養成所に通うようにもなっていたので。
●「私の知っているマネージャーさんかしら」
と、聞いてみました。
すると、林先生は笑いながら頭を振ってこっそり言います。
「いやいや、そいつは、子役のお母さんと仲良くなって、それが(上に)バレて、マネージャーをクビになっちゃったんだよ」
・・・との事。 (^▽^;)
「で、その後もずーーーっと林先生は、ここで講師してるんだ」
「そう、もう何年になるかな」
なんて話だったんですけど、先生、亡くなるその(2015)年まで、仕事を続けておられました。
●この先生がいなかったら、私もこんなレアな人にはならなかったと思うんですけど。 (-_-;)
特に真剣試斬なんて、絶対に手を出さなかったと思いますし。
そもそも、殺陣師で真剣試斬してる人なんて、先生が若い頃にはおられなかったと聞いています。 👀
・・・昨今は、SNSで動画を挙げたり、写真を挙げたりして「その腕をアピール」されてる殺陣師さんや俳優さんがいますが、私って、それが流行る前から・・・こんな事をしているんですよね★
はい、そんなお話を、無料で聴けるネットラジオ「Samurai Woman」でもしているんですが。
こうして、noteでも少しずつお話していけたらと思っております。
もし質問やご要望などあれば、お寄せ下さるとうれしいです。