いつかの明日の、ガラルのために #ポケモン剣盾

【重点】
この記事はポケモン剣盾の二次創作小説＆プレイ報告です。
ローズさんの”あの時”の状況とかを自己解釈した捏造SSです。滅茶苦茶ネタバレもあります。
そういうの苦手な人は迂回してください

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ポケットモンスター　ソード＆シールド　二次創作SSシリーズ
「最高の、先の先へ　- ももののたびにっき -」

幕間
『いつかの明日の、ガラルのために』

　ムゲンダイナの準備が整った。

　あとは稼働させるだけ。そして、それをチャンピオンが捕獲するだけ──

「……チャンピオン、か」

　そこまで考えて、私は思わずそう零していた。

　チャンピオン。

　ダンデくんがそう呼ばれるようになって、何年が経つだろう。

　彼を推薦したことは間違いではなかった。あの圧倒的なカリスマ性。圧倒的な強さ。何事にも折れない闘志……彼ほどのトレーナーはいない。彼がムゲンダイナを手にすれば──そしてその力を借りられれば、ガラルは未来永劫エネルギー問題から解放される。

　はず、なのだが。

「……今年のジムチャレンジャーは、厄介だね」

　特に、ダンデくんの弟の、幼馴染の子。あの子は本当に厄介だ。

　子供のころのダンデくんのような、あの目。あの子なら──これは認めたくないことではあるが──ダンデくんを破るということもあり得る。あくまで直感だが、リスクであることは確かだ。

　もしここでダンデくんが破れ、「新チャンピオン」が生まれるようなことがあれば、どうなるだろう。

　ダンデくんであれば、ムゲンダイナがどんなに危険なポケモンでも捕獲し、制御するだろう。だが──その「新チャンピオン」がムゲンダイナを殺してしまう可能性は？　いや、そもそも私の計画に反対し、阻止してくる可能性すらある。

　リスクは大きい──あまりにも。

「……やっぱり、やるしかないよねぇ」

　点けっぱなしのテレビからは、トーナメントの様子が垂れ流されていた。件のチャレンジャーは順調に勝ち上がり、キバナくんを破ってチャンピオンへの挑戦権を得た。

　画面に映るのは、スタジアムに仁王立ちするダンデくんの姿。そして──入口から歩いてきた、件のチャレンジャーの姿。

　──もうすぐ、始まる。やるなら今しかない。

「……ごめんよ、ダンデくん。君たちの戦いを見たいのは山々なんだけど──」

　私は画面に映る彼にひとこと謝り、大きく息を吸う。

「──これも、1000年後のガラルのためなんだ」

　そして、スタジアムモニタのスイッチを押し込んだ。

　通信が、繋がる。驚いた顔の二人が、画面越しに私を見る。私は精一杯の笑顔で、カメラに向かって微笑みかけた。

「ハロー！　ダンデくんに──」

（ゲーム本編へ続く▼）

--ここからプレイ報告--

　ゴルーグ！（挨拶）

　先日このSSを書いたんですが、この直後にローズさんが「ハロー！　ダンデくんにもものくん！」とか言って出てくるじゃないですか。なんであのタイミングでやったんじゃろなーってのをずっと考えていて、自分なりの答えが出たのでSS書きました。

　ダンデくんのことは100%信頼しているけれど、一方で主人公のヤバさみたいなものも理解していたんじゃないかなって思うんですよね。ランチ奢ったり、名前をちゃんと覚えていたりしたし。ホップくんよりも主人公に目が向いていた気がする。

　だからこそ「ダンデｖｓ主人公」を開催させたくなかった。なにかが変わるかもしれないという大きなリスクは、ローズさんの計画実行の上で

　という解釈です。あくまでも僕個人のものなのでご了承ください！

それはさておきプレイ報告をば

　剣盾クリアして1週間ほどが経ちました。シーソー兄弟との戦いも終わりまして、今はタワー攻略のためにポケモンの厳選作業をやったりオンラインプレイでダイマックスレイドをやったりしています（対人戦はあんましガンバル気がない）

　で、その厳選の話なんですけど。

　サンムーンのときもそうだったんですけど孵化厳選ってチョー苦手で……すぐ飽きちゃうんですよね。なので今回もやる気でないなーと思いつつ、「レイドで理想固体が落ちてないかなー」なんていう自堕落なプレイをしていたんですが、横で見ていたワイフが一言。

「ねぇねぇ、厳選やんないの？　私やっていい？」

　神がいた。

　コントローラーを渡すと、あれよあれよという間にうちの旅パの2世固体を作ってくれました。スゴイ。家事全般僕がやる代わりにワイフが厳選するような感じ。スゴイ。

　聞くところによると厳選作業が好きなんだそうです。理想固体を作るのが好きで、作った後のことにはあんまし興味がないとのこと。なんだそれ。神かよ。

ワイフ「おゲェーッ！？」 pic.twitter.com/KgNQjvgoot

— 桃之字🍑ヒーロー小説連載中 (@tate_ala_arc) December 9, 2019

いきなり奇声をあげたと思ったら、
6Vウッウが出来上がっていた。びっくり

　そういうわけでパーティ考えるのは僕の仕事、厳選するのはワイフの仕事、といった感じで役割分担しながらバトルタワー攻略に向けて動いています。

　セキタンザン、ユキメノコ、ウッウ、ゴルーグ辺りは作ってくれました。アーマーガアは偶然レイドで理想固体が出たので育成中。です。

　今はオーロンゲ厳選で苦労してる模様。頑張れワイフ負けるなワイフ！

いじょうだ

　バトルタワー攻略を始めたらまた報告しますネ。ちゃお！