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小説の気晴らしに小説書くやつ

 を、やりました。

 お疲れ様です、桃之字/犬飼です。まだ犬は飼えてません。

 逆噴射小説大賞2023真っ只中ですね。今年は参加するぞーと意気込んでいたんですが、シャニマスのオンリーイベント(SSF06)の原稿がまだ終わらず、しかもリアル業務もなんか忙しくなり、ひいひい言ってる間に終わりがけになってしまいました。

 SSFのほうは摩美々&小糸本を作っていて、これまでに書いた作品たちのアップデート&再録と、書き下ろしを2本。公式供給がホーム会話しかない二人の話が全部で10遍収録されます。頑張った。

 書き下ろし1本とアップデート再録系はひと通り終わったんですが、書き下ろしラス1がもー難産で。ようやく終わりが見えてきたけど、なんだかまだ終わらない。そんな日々です(ちなみに締め切りは11/5あたりです。だいぶやばい)

 そんな中で摩美々と小糸のことを考えつつ、森崎WINの金沢公演観たり、シャニマスの5.5thライブを観たり、カニ食べたり、仕事の残務が終わんなくて暴れたりしており、なんかこう…ぐあーってなっちゃって。ぐわあーって。なので書きました。パルプを。

悪事、はじめました

 元々は摩美々&小糸のお話のために書いてた導入だったりします。「学校を、少しだけ早退きした」のあたりだけですけど。
 結果としてそっちでは使わなくなり、「でも気に入ってるしなーこの導入ー」と思ってそこから膨らませた作品です。

 検討の元が元だけに、お話としては「良い子として育った主人公が、ちょっとだけ悪いことをした日に、まじの悪い子に出会う」ものにしています。物騒なまみこい(男)。

 サスペンスを書いてみたいなーという思いもあったので、お爺ちゃんの謎も挟みつつ。事情をチョットダケ知ってるヤンキーと、事情を知らない主人公が、なんかドタバタしながら謎を解いていくようなものをイメージして作りました。今思えば、昔書いた『グラライザー』と構図が似てるかもな。まぁああいうのが好みだからね。ふぇちずむだね!

カラクリ・ガラクタ・ヤタガラス

「必要とあらば片腕・片足くらい捨てちゃう、覚悟のバグった男」が書きたくてやりました。最初はガラクタ・ヤタガラスというタイトルだったんですが、思うところあり「カラクリ」を出しました。
 この後の500文字くらいで明かされますけど、「カラクリ」が女性、「ガラクタ」がチンピラのリーダー、「ヤタガラス」がバグった男です。

 実は最初、アンデラのアンディとフーコや、テイルズオブアライズのアルファンとシオンのような、「お前に触れるのは俺だけ」みたいなのを考えようとしてたんです。ただ、例に挙げたこの二組が強すぎて諦めました。結果として覚悟のバグった男だけが残りました。めちゃめちゃ痛そうですね。ほんとに。これでカラクリじゃないってんだから笑う(笑うな)

未来へ

 ここしばらくはずーっと二次創作で物語を書き続けていたわけなんですが、キャラクターとしっかりがっつり向き合いながら書くの、ものすごく勉強になりました。自分が作るキャラクターたちもここまでしっかり考えておくべきかもな…なんて悩んでますが、まだまだ答えは出ません。

 また、この間に摂取した物語たちについて、その構造(≠演出)だと含め色々と学ぶところもあり、そこで得たものを出せるよう書いてみたつもりです。楽しんでいただけたらウレシイ。

 暴力を書いたら頭がスッキリして、SSF新刊の書き下ろしもだーっと書き上げられちゃいました。勢い余ってってやつですね。すごいぜ。勢い余ってついでにもう一本書こうとしてます。調子に乗ってますね。

 なにはともあれ久々のパルプ、楽しかったー!

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