いよいよスタート
さて、
まず殺陣のお稽古のスタートから。
時代劇を演じる時
その装束、和服や帯、袴を
しっかり身につけることは
とても大事な事です。
高瀬道場では
まず、貝の口という帯の締め方から
スタートします。
よく帯を前で結んで
後ろに回す人もいますが
出来れば、最初から後ろで結びたい。
女性の帯結びと違って
男性の結び方は
後ろでも充分できます。
前で結ぶと回す時に
着崩れを起こしやすい事
位置が変わる事が
デメリットですね。
この貝の口は、袴を履かない
いわゆる「着流し」で結ぶやり方。少し上達したら
袴の下に結ぶやり方に進みます。
刀が身体にしっかりと居所を
定めるために
帯をキチンと締めることは
とても重要です。
最終的に大小二振を
腰に差すために
帯はバカになりません。