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saraluce
自然体から出てきたものが私という話が怖い
その日もキッチンドリンキングに励んでいた。だいたい週一なので料理男子みたいな話ではなくて、問題はドリンキングの方だ。その日も私は酔うていた。酒に酔い 人生に酔い そしてスカパラに酔うのである。
私は酔いながら考えた。
不思議なもので、いや当然かもしれぬのだが、頭からおかしな話を書こうという習慣が抜けると、そうした記事をどう書いていたか不思議に感ぜられてくる。読み返すに、いったいこいつは何を書いているのだと我ながら呆れて面白くなる。
しかしまぁ、そういう書こう書こうという意識が抜けた上で飛び出してくる話が私なのだろう。
と、ここまで考えたら急に怖くなったのである。
私は今度また、ビモー(鼻毛)の話を思いつくかもしれない。書こう書こうとしてはいないが、いずれ新しい話を思いつく気がしてしょうがない。
つまり飛び出してきたビモーの話が私であるということを怖れるのだ。
いつの間にやら私も、穴の中の住人になって働いているやもしれぬのだ。ビモーになったら何の仕事をしているだろうか。いやどんな仕事でも良いのだが、早々にチョッキンされたりしないことを祈る。できれば奥地で、密かに長く過ごしていたい。
酔うたのではなく疲れているのかもしれない。合掌🙏
もし万が一ビモーの話とはなんぞやと気になった危篤な奇特な方には、この記事にリンクがまとめてあるのでご笑覧ください。
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