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「そこらへん」の魅力 そこらへんてどこらへん?
「そこらへん」という言葉に魅力を感じる。
使えるタイミングがあれば、積極的に使いたい。ほかの人が「そこらへん」と書いていても、何となしに目を引かれる。
語感が好みなのは確かだ。しかしそれにしても気になる。どうしてこうも惹かれるのだろう。
不思議だったのだが、先日答えを思い出した。そうだこれだ。
「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ!」
このセリフ、衝撃だ。
ちなみに私は埼玉に住んでいるが、もともと埼玉には縁もゆかりもなかった。関東圏にも住んでいなかったので、埼玉のイジられ具合とか県民感情とかも、そうなんだ〜くらいにしか感じない。
なのだが、『翔んで埼玉』のバカバカしさは大好きです。
このセリフが心に残り、「そこらへん」も変に好きになり申してございます。詳しい方にはぜひ、この言葉の魅力を言語学的視点から語っていただきたい。
あと、「そこ」とか「ここ」より、指している範囲がアバウトなのもよいですね。よく知らんけど多分その辺、という適当かつ無責任な感じがたまりません。
「そこらへんに置いてあるよ」
「どこや?」
ーー
「そこらへんのカフェ行ってきた」
「どのへんや?」
ーー
「そこらへんにおる人に聞いたわ」
「誰や?」
だいたい質問が返ってくる気がします。いいですね。
そこらへん、皆さんどう思います?
と、適当な投げっぱなしジャーマンにより本日の記事を終わりにいたします。それでは皆さまフライング気味によい週末を!
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