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ミーハーに森鴎外


ミーハーな私は、教養という言葉にも弱い。そういう訳で古典文学にも惹かれるのだが、ミーハーなので大作を読むのは厳しいのである。そこでライトな古典をいくつか読んできた。


そんな私がなんちゃって旧仮名づかいで書いた記事があるのだが、昨日、なんとそれを朗読していただいた。


読んでくれたのは主催でもあるpersiさん。イケボイスで披露してくれました。ありがとうございます。


そのすぐ後、persiさんとお話させてもらった中で「憧れは森鴎外」などとまた、こんな私がふざけたことを申し上げてしまったのだが、それで改めて森鴎外を見てみたのである。『舞姫』だ。


さて冒頭はこれだ。「石炭をば早や積み果てつ」。なんか良いです。よく分からないけどなんかいい。憧れの鴎外というのも、あながち間違ってはいないと確認できた。


『舞姫』しかり、『うたかたの記』しかりなのだが、鴎外の文章からはとても繊細な世界が広がっている。どこかでそんな鴎外評を見た気がするし、それはなるほどと思うのだ。


ところでいかにも読んでます感を出そうとしているが、読了した鴎外の作品は多くないことを言い訳がましく申し添えます。



話は変わり、冒頭に書いたライトな古典とはなんぞやだが、要は短いもの、そんなに長くない有名どころである。


鴎外に憧れるなどと言っておきつつ、ライトな古典というこの言葉にも可笑しみを感じる今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。私はちょいと寝不足です。まだお昼ですが、叶うならば古典を読んで眠りにつきたい。お休みなさいまた明日。


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