コロナ前。コロナ後。
久しぶりに集まったこのメンバー、前回このフルメンバーで演奏したのはコロナのコの字も知らない2年前だったそうで。。なんとも時が経つのは早いものです。
それぞれには顔を合わせていたのでそんなに久しぶり感はなかったのですが、
いざ音を出してみると久しぶりに全員のアンサンブル力の高さにびっくり。
痒いところに手が届くそんな演奏をリハーサルから思い出させてくれました。
コロナの影響もあり前回のライブでは40人ほどのお客さんに囲まれての演奏でしたが、今回は10名のお客さんんとオンラインで30名のお客さんとまさにコロナ禍のライブとなりました。
演奏する側ももう無観客や配信のライブにも慣れてはきていますが、やはりお客さんのいないライブほど寂しいものはない。。。演奏にも影響しますよね。。
これは今行われているオリンピックでも同じことだと思います。。
少数でもマスクしたままでもそこで聞いてもらえている感覚。ありがたいです!
『キャラメリゼ』
上田悦世 コルネット
牧田香納 サックス、べノーバ
前田太郎 ギター
坂本隆寛 ウクレレ、ウクレレベース
柳 祐樹 ドラム
やはり的確に曲のイメージを捉える力とそれに伴う、自分の役割を素早く音にする能力なんかはやはり素晴らしいミュージシャン達だなと再認識いたしました。
こういうアコースティックな編成でのドラムの役割ってほんとに難しいと思うのですが、さすがドラムの柳くん。ばっちりと曲をさらに次元の高い領域まで押し上げてくれました。
曲を理解する能力と他の楽器のことを理解してるドラマーは非常に歌心がありアンサンブルにおいて非常に重要なことだなと改めて思いました。
それにはやはりたくさんの曲を聞くこと、たくさんの色んなジャンルを演奏することに限るなと。
時間はかかりそうですがやはり好きの延長線上に上達のふた文字があるのではないでしょうか?
オリンピックを見てても同じことを思いました。
「好きこそものの上手なれ」
他の楽器や歌がどのようなことを望んでいるかという気の使い方ができるミュージシャンはやはり各方面から引っ張りだこになってますね。
さぁ自分の演奏も見つめ直して新たに頑張ろうと思えた一夜でした。