寅さんの飛行
拝啓 Y
拝啓Y、Jよりって何。それはね、夢にY.Jというイニシャルが初夢にね、出てきまして、誰だかわからないから、誰へともなく手紙を書いている日は、Yへ、Jよりとやってみているわけです。
Yへ、YOUのYで自分のJかな。Yへ、何かすると悪いことが起こりそうな気がしても、ひらめいたことをしてみたら、嬉しいことあるかもしれないよね。
わたしがすることで人も嬉しくなること、出来て、生きている間にたくさんできたら楽しく生きられそうだ。
夢の中で、空を飛んだんですよ。何故だか、魔法使いのフーテンの寅さんが出てきて「あっしの足に掴まんねえ!あの星をごらん。綺麗だねえ。ところがどっこいよ。『綺麗だねえ』なんて乙な気分も結構でござんしょうが、このフーテンの寅にお任せあれば、あの星の真近までひとっ飛びよ!どうだいお嬢ちゃん。ここは一つやってみようじゃないの」といって海辺の柵を乗り越えようとしたから、わたしはその足首を掴んだの。
宙に浮いちゃったから、落ちたくなくて必死に掴んで、案外普通の、下町の道路の上とか、山の中とか飛びました。山の中は体に木の枝がビシビシ当たって危なかったけど、更にわたしの足に連なって一緒に飛んでいる人が「君には出来ないことが多過ぎるよね」と言っていたけれど、夢の寅さんみたいにかっこいい女になりたいな。
あなたも、無茶のしすぎには気をつけて、休み過ぎにも気をつけて。
連れてって、連れてってもらって、いろんな自分になってみられるといいね。
提示できる答えは、まだありません。
おみくじに「夢はあたため、決めて取りかかったことを続けなさい。迷うな」と書いてありました。
迷うなと二回書いてありました。神様は、わたしが何かを心に決めたのも、迷ってやめかけることも、全部お見通しのようです。
迷いません。そして、君に話し掛け続けます。
草々 不備
令和4年1月7日付
11.729光年彼方へ枯渇しても愛を湧かす
難しいです……。