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15通目 元はかげろうみたいなだけど
昨日は帰宅が午前3時。
後悔ないか自分の歌を聴き返していて午前4時。
なぜか世界中の歌姫たちの歌を聴き始めて午前5時。
その間、なんでわたしは自分の声の太さが嫌いなの?そんなに嫌わなくても…いいや、でもこの間までは真っ直ぐ真面目に先づやらないとなどと、自分で自分に文句を言えるだけ言って、でも、手は抜きませんでしたし、他の人が太くて素敵でも(延々とそうやっていたということです)
今日も用事で、早めに書いてゆきます。
誰にも手紙が届かず、歌も届かずだったら、わたしは外に出て追い遣られながらも書いたり歌ったり、自分のものをするでしょう。
元々はかげろうみたいなものです。
生きていても、死んでいても、関係ないみたいな。(追記:冷たい響きですね。わたしだって、奇跡的な確率でこれを読んだあなただってそんなこと人に思いたくないだろうけれど、生きていて時々感じる冷たさというものは、こんな感じのものですよね?)
友達から、連絡が入っていました。生きているのが辛そうです。
「少し元気になった。力をもらった」というようなことが書いてありました。
でも、わたしは全然。「これはそうよ!当然!」と思って半分「全然。わたしは何処に行くんだろう」と思うのです。
まだまだ、まだまだ、まだまだ、まだまだ。
二〇二一年十一月十四日 日曜日
11.729光年彼方へ枯渇しても愛を湧かす 15
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