人に説明できるような言葉に直ってたまるかよ。
bump of chicken が歌う、「GO」の曲中に書かれた歌詞の一部です。
「人に説明できるような言葉に直ってたまるかよ。」というフレーズの美しさを言語化してみる、というのはパラドックス的ですが(笑)、なんとかお伝えできればと思います。
この部分に入る前の歌詞を少し、抜粋させていただきました。
「叱られるって思い込む 何か願ったそれだけで
ぶつかってばかり傷だらけ だけど走った地球
の上 どうしたくてこうしたのか 理由を探す
癖がある 」
何をやってもうまくいかない。失敗続きで自信を失ってしまった、もしくは社会からの評価や批判に怯えて、やりたい事ができない。そんなようすが表現されているように感じます。
人に説明できるような言葉に直ってたまるかよ。
身震いするような切り返しではないでしょうか。吹っ切れたような、開き直ったような。
「なぜそんなことがしたいの?」
「それのどんなとこが好きなの?」
社会に溢れるようなこれらの質問に対しての解答のようにも感じます。直感的、本能的に好きになったり行動したりしていることにいちいち説明できるものか、というメッセージではないでしょうか。
「とても素晴らしい日になるよ 怖がりながらも 選んだ未来」
CMでも起用された、有名なサビの部分へと入っていきます。あえて2番のサビを使っているところにセンスを感じますねー。
以上が私自身の解釈でした。
ここまで読んでいただいた皆さんありがとうございます。