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Notionのセレクトプロパティに「ふつう」は要らない。

ここ数ヶ月で一気にNotionにハマり、インプットと思考の基盤となっているNotion。

そして、今回がNotionについて書く記念すべき1回目。

今回は、Notionのデータベースのプロパティのひとつである「セレクト」プロパティに対する、自分の考えを共有したいと思います。



「セレクト」プロパティとは

Notionのついての説明は今回は省きますが、簡単に説明します。

Notionではデータベースを作成することができ、そのデータベースでは日付、タグ、テキストなど色々なプロパティが用意されております。

その中のひとつが「セレクト」プロパティです。オプションを予め作成しておき、文字通り選択することでそのオプションが適用されます。


「★」「★★」「★★★」「★★★★」「★★★★★」とオプション作成して書籍や映画などの5段階評価として用いたり、タグとして活用することができます。

詳しい使い方については公式の説明がわかりやすいので、詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。


今回の私が伝えたいことは、

「セレクト」プロパティで段階立てて評価する際、「ふつう」つまり5段階の時の「★★★」は必要ない。

ということです。


その理由と、私が行っている「ふつう」を用いない段階評価を共有していきます。


「ふつう」は心理的負担が低いから選びやすい

アンケート調査では、「ふつう」が優遇されています。

「ふつう」、中立的な選択肢を用いることで回答者の心理的負担を軽減出来たり、分析する際のに正確な平均値が出やすいなどの理由があります。

またアンケートだけでなく、食べログやAmazonレビューなど中立的な選択肢が用意されているものは多く、私たちには非常に馴染みがあると思います。


そのため多くの方は、Notionで評価基準を設ける際、書籍や映画の評価を5段階にしたり、タスク管理での優先度を「高・中・低」で評価したりすると思います。

勿論そのやり方を否定していません。中立的な選択肢を設けることで「ふつう」であることがわかる重要な要素になります。

でも、中立的な選択肢が多くなりませんか?

そんな疑問を抱いたことがきっかけで、今では中立的な選択肢を設けない方法で評価をするようになりました。


それでは、私が行っている評価方法について共有していきます。



「ふつう」を用いない偶数段階評価

まず、評価基準を設ける際は偶数にします。

当たり前ですよね。偶数であれば普通が存在しません。


映画の評価でしたら、「Amazing」「Good」「Meh」「Awful」の4段階で評価をしております。

これを用いたことで、良いか悪いかがひと目でわかるようになり、評価基準を減ったことで「Amazing」や「Awful」といった評価もしやすくなりました。


また、タスク管理での優先度では、「高」「低」の2段階評価を行っています。

「中」を設けたところで、「早く行わないと!」「後回しにしよう!」といった行動に繋がらないので、「中」を設けないことにしました。

また、「中」を選ばないこと=「中」になるので選ぶ工程が減るという面でも、「中」を設けないことは良い選択でした。




まとめ

いかがでしたでしょうか。

セレクトプロパティに中立的な選択を設けないことは、あくまでも私の考えなので、今まで通りのやり方でも十分良いと思います。

でも、もし参考になった方がいましたら実践してみてください。


今後も他の方が書いていなそうなNotionのTipsについて書いていこうと思っています。

気になる方は、ぜひマガジンのフォローよろしくお願いします。




追記:2023/01/26

タスク管理の優先度で、「中」を設けないことのデメリットとして並び替えの時に「中」として反映されないというものがありました。

本記事の施策を行い際は、その点ご注意を。

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多々田たた
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