安田記念2021 考察
6/6は安田記念
ダントツ1番人気に支持されているグランアレグリアの取捨も踏まえて考察していきます。
まずグランアレグリアについて。
僕はVMの時ほど信頼度はありません。理由についてはなかった2週という事ももちろんあるんですが、問題は左前脚の蹄。昔やった場所と同じ。「不安があれば使わない」とコメントがあったが引っかかる。道悪がダメとか雨がダメとかはないと思うが、出馬も結構ギリギリまて悩んだみたいだし、追い切りでも坂路しか使ってない。不安点はある。前回は◉だったが今回は◎まで。
そしてもう一つはオカルトになるが、今年は快挙や記録に疎い春のG1シリーズ。ソダシやエフフォーリアもそうだ。同一年のVM、安田記念制覇は2009年のウォッカ以来。あのアーモンドアイですら達成出来なかった記録。更に安田記念の連覇も遡ると2001年以降、8頭がチャレンジしたが連覇出来たのはウォッカただ一頭だけ。連覇したのは全70回で58.59回のウォッカ、42.43回のヤマニンゼファー、2.3回のスウヰイスーの3頭しかいない。不安点があり記録にも疎い今の流れで達成したら間違いなく怪物だ。
では前日での印です。
本命はグランアレグリアです。やはり力関係を見ると消せませんでした。ただ前述した通り今回は◉ではなく軸。馬券内はといった意味合いの印です。そしてもう一つ、当日の天気と馬場次第で△☆は変わる可能性あります。ただ、考察としての印はこちらで、仮に印を変えて当たったとしてもそれは記録としては残しません。あくまでも考察としてこちらでいきます。
展開予想。
おそらく9番が逃げる。追うのは3.4.6、1.7.11、その後に2.5、8.12.13、10.14、といった展開。
9
3 4 6
1 7 11
2 5
12 8 13
10 14
細かくするとこんな隊列予想。見る限りグランが外から抜け出して最後に差しきってゴールな隊列。おそらくだけど、グランアレグリアは真ん中ちょい後ろ。その後ろにインディといった感じ。後は前が残るかどうか…個人的には前の全残りは厳しいと思う。グランが負けるとしたら馬場重くて届かず…の展開だろうか。
◎グランアレグリア
今回の軸馬です。個人的には不安要素も多いので前走よりは評価下げ。後は前述した通り。
○ラウダシオン
出来れば後入れの偶数番が良かった…問題はスタート。上手く出てくれれば…
▲ケイデンスコール
マイラーズCでは強い競馬してた。あの時の仕上がりを超えてきたら…おそらくグランアレグリアを倒すチャンスはここしかない。
△ダイワキャグニー
完全に枠補正込み。力関係で言えば劣るだろう。ただ前が残る馬場ならわんちゃん。
△インディチャンプ
ダービーを勝って勢いもある鞍上、福永騎手。さらには調教を見る限りは仕上がりも上出来。問題は年齢。そろそろ厳しい気はする。
△シュネルマイスター
新馬戦から優秀な結果でここまできた。今回のメンバーの中では若さもあり力もあるが経験値の差が出るかなと思い紐扱い。力関係で言えば上位だろう。前走は仕上がりピカイチ。今回それを超えるかというと…
☆ダノンプレミアム
今回の目玉です。グランアレグリアに一泡吹かせるなら池添騎手に期待。一昨年の安田記念の大敗だが、レースを見た限りだとスタートで挟まれレースにならず…去年は遠征もあり本調子ではなさそう。今年は例年の事を踏まえて仕上がりは抜群。後は体重。フォトパドックで馬体を見ても少し重く感じた。もう少し絞れてくれば。
ざっとこんな感じ。印を回してない馬についても少し触れます。
無印 サリオス
大阪杯でのレースを見る限りは買えないと判断。ただ調教、フォトパドックを見る限りは仕上がりは今回の出走馬の中ではナンバーワン!馬券内来ても不思議じゃないし、何ならグランを負かしても納得はします。ここは勝負の切り。ただこっそり少しだけ買います(笑)
無印 ギベオン
内枠じゃなければ…
無印 カテドラル
不気味。何かありそう。パドック次第でダイワキャグニーと入れ替え。
今回は天気次第では重馬場、不良まで見える。そうなると力勝負。土曜の感じでは真ん中から外にかけての突き抜けと先行逃げ切りが良く決まっていた。今日より重くなればグラン届かずの展開もあるだろうが、鞍上ルメール。もう東京で負ける気はないはずだ。グランアレグリアを上手くエスコートするだろう。ただそれも展開次第。トーラスジェミニが逃げ重馬場なのにハイペースになれば前は全滅。しかし、ダービーのように逃げるかと思いきやスローになればそれもまたパワー勝負。そうなると距離短縮組にチャンスが来る。馬場状態を確認して上手く取捨していきたい。
この考察からの馬券の買い方について。
ハズレにビビらず攻めてほしい。もちろん保険をかけつつだ。
馬単でグランの2.3着を狙うのか3連単でグランの2.3着を狙うのか。どちらにしても本線は3連複だ。これを勝負レースにするのは早い。まだ我慢。ここは妙味をしっかり取って、ハズレたら忘れるくらいの気持ちで、少額で勝負してほしい。