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サンライズ出雲で行く、寝台列車の旅


なにげなくカメラロール見てたらこれまでの旅をちまちま記録しておこうと思いたった。
まずは2021に遡って鳥取島根の旅記録✍️

2021年8月、たしかコロナも少〜しだけ落ち着いたタイミングで、徐々に旅行に行けるようになった頃だったと思う。友達からの「寝台列車で出雲行かね?」の連絡でチケットとって夜に東京駅集結。

あんまりよく覚えてないけど、寝台列車チケットは争奪戦だったような。
しかもかなり高い。エンタメ感のある移動手段って初めてのことで、めちゃワクワクした。

友達と2段ベッドみたいになってる個室をとろうとしたけど、すでに埋まってたので普通の個室。
※恐ろしいことに個室のろくな写真を撮ってなかった。

多分寝ながら撮ったであろう写真
やたら高画質

連結部分には数人で座れるイートインスペースがあって、東京駅で買った今半のきらきらすき焼きお弁当を食べた。
友達は、ていうかこのスペースにいた全ての人がお酒飲んでた。おいしそうだった。
はじっこでひとりでお酒飲んでた女性が当たり前のようにナンパされてた。なんで個室で飲まないんだろうと不思議だった。個室じゃなかったのかな。

しばらくして友達とわかれて個室に戻った。
窓いっぱいに真っ暗の空と星が見えて、急に世界にひとりのような気持ちになって「エモいってこういうことか」と思った記憶。

写真撮る気ない(安定)


この日、ディズニープラスで配信開始されたクルエラを見ようとずっと楽しみにしてたけど、
そんなことよりもこの景色を見てる方がずっと有意義だなと思って無心で外見てた。
今でも忘れられない景色だった。

そして、忘れた頃に襲ってくる揺れと酔い☺️
思ってた5倍は揺れる。しかもエグめの横揺れ、胃袋と全身ゆさぶられる。
酔い止め飲んでじっとしてたからそんなにやばいことにはならなかったけど、
とにかくじっとしてるしかなくて、スマホも見れなかった。

シャワールームきた

明け方、やることもなくてとりあえずシャワーカードを買っていたので空いてる隙にシャワールーム行った。
ここ一番えげつなかった。
とにかく半端なく揺れるので、全身を壁に打ち付けまくり、体を拭く頃にはもうそのまま倒れたいくらい酔った。(次の人が待ってるからそんなわけにはいかない)
あんなに命懸けでシャワーを浴びたのは初めてだった。
その状況が客観的におもしろくて、ひとりでちょっと笑いながらシャワー浴びた。

友達にシャワー気をつけてねのLINEして、また寝た。

連結外し


途中、岡山かどこかで連結部分を外す儀式みたいなのがあって、みんなわらわら外に出ていくから便乗して見てたけど
何がすごくておもしろいのかあんまりわからなかった。
きっとなにか機械チックなロマンがあるんだろう。


回復食


出雲についたらとりあえずお腹を満たす。
友達は郷土料理のような蕎麦を食べてたけど、私は胃を労うためにかけそば。
シンプルでおいしかった、沁みた。飾り気のないご飯が一番好きなのだ。


出雲大社についた瞬間とてつもない豪雨に襲われて、拒否られてる〜と思ったけど次の瞬間にやんだ。
日本最大級のしめ縄が荘厳でした。(クソ感想)
縁結びの神様だって言われてるから、お守りを買った。特に効力はなかったです。


私好みの景色

街の雰囲気も好きだった。
自然があって空気が澄んでいて、建造物も良い。

足湯があったからノリで入った。
見るからに汚そうなのは絶対入らんけど、全然旅行客もいないし綺麗そうだったので。


観光地の水木しげるロードも楽しかった〜
歩くのが好きだから、歩くのが楽しい道って本当に好き。
グッズショップもいろんな商品とかお菓子があって良かった。

この日は米子にあるラトリエというゲストハウスに宿泊しました。
フランス人のいけおじミカエルが経営していて、1階はお洒落なワインバー、2階がかわいいゲストハウスになっていた。

ミカエルが朝ごはん作ってくれる
かわいい


フランスから米子に移住するってすごいよなぁ
ミカエルは日本語も上手に話せるから色々教えてくれて、滞在中とっても楽しかった¨̮
ここは古いぼろぼろの物件を買って、全部リフォームしたらしい。

友達も私も大学時代の第二外国語はフランス語をとっていて、よくケスクセとかウィとか覚えたての言葉を使ってクソ会話をしていたので
ミカエルが本場のフラ語で受け答えしてくれて、たのしかった。ちょっとフランスに旅したような気分になった。

翌日は、友達が大好きなコナンのオタ活をするために青山剛昌記念館へ向かう。

インターホン押すと新一が喋るよ
ルンルンの友達かわいい

やたら難しい謎解きイベントやってて、コナンオタクじゃなくても楽しかった〜!
館内もしっかり作り込まれてて、トンチキグッズも色々見れてご満悦。

お昼ごはん

お昼は海鮮の有名なお店でサーモンいくら丼食べた。おいしかった。

腹ごしらえを終えたら、ついに私がずーーーっと来たかった砂の美術館へ!!!

エントランスがすでに良い


ずっと大興奮してた
興奮しすぎて冷静になったわたしです
美しい砂

鳥取砂丘のすぐ横にあるこの美術館、最初から最後まで息を飲む美しさでした…ほんとに見れてよかった。涼しかったし。


めっちゃ暑かったけど砂丘にも行きました。

オアシスもあった
海もあった
世界一おいしかった


この砂丘ソフト(梨)がとにかくおいしくて、これ食べるためにまた行きたいくらい思い出深い味。
下には梨のジュレが入っていて、上には砂をイメージしたきなこがまぶしてある。
ラクダのクッキーもおいしいしかわいいし、100点グルメでした。

買いたての一眼で撮影...

砂丘はとにかく広くて、しばらく砂の上に座って海やらラクダを眺めてた。
最高にいい時間だった。

やたら綺麗な景色


空港に向かう道すがら、いい景色があって寄り道ばっかりしてしまった。

鳥取のコナン空港は映えスポットだらけで、ファンにとってはこの上なくうれしいグッドデザイン空港。
(スマホの容量が死に、写真がほとんど撮れなかった)


以上、鳥取島根の旅記録でした。
寝台列車はちょっともう乗る勇気と三半規管に自信ないけど、
また砂丘の梨ソフト食べに行きたいなぁ。

🐫

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