利用者から店長に!?コワーキングスペース奮闘記④~回数券導入編~
こんにちは!コワーキングスペース「Tatami Works」代表の冨上(とかみ)です🎅
コワーキングスペース運営で、これまで取り組んできたことを振り返るシリーズです。
前回の記事はこちら↓
今回は、回数券を導入したことについてお話しします。
導入のきっかけ「代金前払い」のビジネスモデル
前の店長が置いていった漫画「インベスターZ」を読んでいたとき、回数券に関する印象的なシーンを見つけました。普段の生活では駐輪場のチケットなど、何気なく回数券を使っていましたが、自分のお店に導入することまでは考えたことがありませんでした。
その後、訪れたことのあるコワーキングスペースの中にも回数券を導入しているところがあり、真似させていただいたのが始まりです。Tatami Worksで取り入れている施策や改善策は、大体ほかの施設の方に聞いたり、やっているのを見て「これはいいな」と思ったものをちょっとアレンジして真似させてもらっています。
回数券導入のメリット
回数券を導入するメリットはたくさんあります。インベスターZでも言われているように、代金前払いのため、まとまった確実な売り上げが得られます。
さらに、回数券を持っていると「また来よう」という気持ちが強まります。
月額会員になるほど頻繁には使わないけれど、そこそこ利用するという方にとっては、ちょうどいいプランです。
利用者の例
例えば、土日のどちらかだけ利用する方や、週に1〜2回千歳船橋周辺に用事があるため、そのタイミングで来てくださる方がいます。会社のリモートワークが週一回だけという方にも便利でした。
回数券のシステム
5,500円と10,000円の2種類の回数券を用意し、それぞれ3日分・6日分として販売しました。最初は買ってくれる人がいるかどうか不安でしたが、導入してすぐに購入していただき、「これはイケる」と思えました。
その後も回数券を買ってくださる方は増え、毎月一人が購入してくれるだけでも大きな前進でした。今では収入源の柱の一つになっています。
導入当初は3時間1,000円 / 1日2,000円の2プランだったため、3時間利用でスタンプ1個、1日利用でスタンプ2個を押す形式でした。
その後、1時間500円・上限2,000円にプランを変えたことで回数券のシステムも変更。1時間使うたびにスタンプ1つ(=500円相当)を押す形にし、1日利用の場合はスタンプ4つという運用にしました。
スタンプ形式からチケット形式へ
利用終了後、会計時にスタンプを押す方法を続けていましたが、24時間営業化によって私がいない時間帯が増え、スタンプが押せない問題が出てきました。
そこで、スタンプ形式をやめてチケット形式に移行。1枚500円券を利用時間に応じて箱に入れてもらう仕組みに変更しました。
課題と今後の展望
現状、回数券を買っていただくには私がいる時しか対応できないのがネックです。また、せっかく回数券を買ったのに忘れてしまう方も時々いらっしゃいます。
利用、購入をスマホで完結できるようにしたいので、公式LINEに連携して、デジタル回数券を販売・利用できるようにするのが目標です。
しかし、LINE上で使えるデジタル回数券のサービスは複数あるものの、使い勝手や費用面で導入を断念しました。
そこで、いま自作でオンライン回数券を作っています。時間や労力はかかりますが、そのぶん得られるものも大きいはずです。
毎月何千円も払うほどではないけれど欲しい機能があったときに、自作で作れたら最高です。
完成次第、デジタル回数券の詳細を投稿する予定です⚡
今回は以上です。
運営を続ける中で、試してみたことや感じたことをまた投稿しますので、引き続きよろしくお願いします!