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【DSAL振り返り】Div1 Season9 Split2 ORS環境(アディショナル後)

たたみです。ORS環境後半、お疲れさまでした。
Season9の第二部、Round2~4を振り返ります。途中で能力調整が入ってやや環境が動きましたが、そんなこともう皆さん忘れていることでしょう、12月にWorldsBeyondのリリース&競技シーン移行という重大発表が公式から出されました。
DSALは一体どうなるんでしょうか。無印でSeason10を開催する可能性は恐らく低いでしょうね。個人的にはBO9のチーム戦文化がとても好きなので、タイトルが変わろうとも続いていってほしい気持ちはありますが……

【記事の概要】
これまで自分用の備忘として作っていたDSALの参加記録をnoteでまとめることにしました。
ただし、チーム戦である都合上むやみに思考開示をすることにも抵抗があるので、環境単位(新弾リリース、アディショナル)で区切って振り返りという形を取ることにします。
あまり時間もかけたくないので、本文は常体かつ略称やスラングもそのまま、最低限伝わる程度の表現で書かせていただきます。悪しからず。

※たたみの所属チームはFEPです。



Round2

持ち込み一覧

対戦相手はIcicle。30チーム中4チームと珍しいディスカD持ち込み、回復Bは当時の主流である聖遺物型。
FEPの持ち込みも同じくディスカD持ち込みで、5アーキミラーとなった。こちらの構築はヴァニティ・対価・白金のOTKギミック採用型でリストには差異が出たものの、相性関係が大きく変動するような内容ではないため基本的には五分のマッチ。

Tier1のバフDに対して不利を取る回復Bの不採用が見られた他、進化Nmの採用など回復Bをターゲットにするような持ち込みも見られたのがRound2の特徴である。私も可能であれば回復Bを外したいと思っていた側の人間だったが、他のリーダーが焼け野原だったため、仕方なく回復Bを続投することになった。進化Vに自信ニキがもしチームにいたら話は変わったかも。

担当デッキと戦績

お互いに逆張り持ち込みのディスカDが苦戦し、最後はミラーマッチで順調にランプを重ねたもっちースペシャルが勝ち星をもぎ取った。

自分の振り返りはテキストのみ。
ディスカDは瞬間的な回復が強く半端な分割は通らないため、基本は旗を集めてOTKを目指す。当然のようにロジャー欠損から始まり、旗を集める過程で砲手が2枚燃えるという試練を与えられつつも、相手の回りもあまり強くなく、先9まで生き延びて砲手+旗×5の20点OTKで勝利。OTKギミックを積んでいないディスカDは相手の最大打点が読みやすく、0創造を抱えられていなければ大参謀1枚で致死圏内から逃げられることを認識していたので、後7リュミオールを無理せず受けての大局観勝ちという内容だった。

また、今節は初登板選手2名を擁しての勝利となった。エルフ担当雲茸さんはFEP古参メンバーだが、競技には最近復帰されてDSALは初参戦。対照的に、ドラゴン担当もっちーさんは新加入メンバーだが、比較的最近まで他チームでDSALに出場しており経験豊富。今環境はあと2試合残っているため、両名とも次回以降の活躍にも期待したい。

能力調整

あまりにもランクマがバフDで溢れかえっていたためか、疾走打点のストライカーが逮捕。先3ストライカーブルーミングの常習犯であったことがサイゲ警察に問題視されたとみられる。バフDの黄金パターンである1cバフ→オルカサーファーから繋がる3tのパワームーブとしてはグランドスラム・ディオン・ストライカーの3種類があったが、そのうちの1つを没収された形となった。
能力調整後の環境への影響としては、デッキ分布からバフDが消滅しただけとなり流動性という点からは停滞を招いたようにも見えたが、メタが大きく秘術Wに傾いたことで灯火型回復Bの研究が進んだため、結果的にBO3環境を大きく動かすことになった。

Round3

持ち込み一覧

対戦相手はPaR。バフDナーフで空いた5thにはディスカDの採用で、またしても5アーキミラー。ディスカDの採用率は2/30なのにまさかのミラーマッチである。前節と同じく、こちらがヴァニティ対価型、相手が純型と構築には差異が出た。その他、八獄Eにフォレストマーチャント、回復Bにウェポンアルミラージ、と細かいアレンジに「らしさ」を感じる。
FEP視点のマッチアップとしては、八獄Eがマーチャント有無、回復Bが灯火型vs聖遺物型でともにミラー不利がつき、5アーキミラーながらリスト公開段階で苦しい印象。壁打ちのBミラーは1-9で負け越して頭を抱えた。しかしPaRとはSplit1でも対戦しており負けているため、なんとしてもここでリベンジしたいところ。

担当デッキと戦績

リアル多忙につき私はお休み。
初戦の回復Bミラーで、2面置きの灯火が回復2回止まりで起動せず盤面リーサルという事件が起きラッキーな星を拾うも、その後は相手の方が終始プレイの質が高く、頼みのミラーマッチも先攻が取れず、運と実力の両方で差を見せつけられて敗北となった。息の長いチームなだけあって安定して強いね。

ウィッチ担当ちるちるのさんは最近加入したメンバーで、DSALは初参戦。3連投のロイヤル対面では先攻の利を生かして初勝利。1つ勝って終わるのと負けたまま終わるのでは気持ち的に全然違うので、前節から引き続き、新戦力が勝ち星を挙げられたことは今後に生きてくると思う。
あと、ここだけの話、実はギガンティックサモンはジェネシスドラゴン出した方が強いんだよね。今後に生かしていきましょう()

Round4

持ち込み一覧

対戦相手はARM。5thはバフDで、3節連続の5アーキミラーとなった。
FEPは、過去2節のディスカDの負け方と通りの悪さを見て、5thをバフDにスイッチ。最大値の高さは言わずもがな、相性的にも特段悪くなく、個人的に5thの中では抜けていると考えていたので、理の5デッキ選択になったと思う。

担当デッキと戦績

結果としては、フルセット勝ちでなんとか踏みとどまったという印象。全体的に運はこちらに向いていたので、欲を言えば勝ち点3欲しかったところではあった。

トップバッターはチームでもっとも本番に強いおフランス氏、今回のDSALでもバフDでシャイニングドローを決めて一発抜け。その才能が羨ましい。
しばらくしてBが抜けた後、八獄E秘術Wの不利マッチを踏んでしまったところ、へたさんの神プレイで貫通してチャラになったあたりでかなり優勢になった。毎節勝つから流しちゃうけどこの人上手すぎる。御使いバウンスお見事でした。

秘術Wはネタ的な意味で非常に濃い2戦だった。
1戦目。(当然ながら)ギガンティックサモンはジェネシスドラゴン出した方が強いという話をした次節で、ギガンティックサモンからアルティメットクレイゴーレム出した方が強い場面というレアイベントが発生。分岐を逃してバフDに轢かれる。これは相手の動きが強かったので分岐を拾えていても負けだったかもしれないし、珍しいパターンなので正直仕方ない。
2戦目。なんと先6エンペラーゴーレムの返しに諜報員諜報員という超絶ヤンキー択を取られ、ゴーレム一式まるまる返ってくる事件が発生。相手の体力18、自分の場に11点、ゴーレムカウント3、EPあり、手札には紅蓮。セレブレイトゴーレムも持っており、本体置きで相手の諜報員を処理するのが一目安定択だが、よく見れば進化込みでリーサルである。
秘術専属のdriedfishさんともあろう方が気付かぬはずもなく、観戦にも分かるように盤面3体と手札の紅蓮を丁寧に指さし確認、盤面のエンペラー進化からゆっくりと13点削り、セレブレイト本体どーん!エンド!なんでやね~ん!!
あまりに流れがお笑いすぎて申し訳ないけど爆笑してしまった。顔殴った瞬間にエンド時の3点を忘却してバグったらしい。次の7ミデロから打点を引けて薄氷の勝利。本当に勝てて良かった。。。

個人振り返りは珍しくキャプチャありで。
1戦目の八獄E。シトリンが諜報員を連れてこないという運負けが発生し、相手も順調に4プレイを重ねて敗色濃厚のままリーサルターンへ。

お祈り通らず。守護の頭6は意識出来てたしプレイ悪くなかったと思ったけど、4/5ルゥが野生の目覚めの打ち先になっており、ケチらずもう1融合行くべきだった。ドゥルガーサーチされる目が残っているのは大きめのミス。目覚めの採用はかなり珍しく、公開性にも関わらず頭から抜けていた。
どのみちドゥルガー無しで守護3面抜いてくるんじゃもう無理なので、結果的には仕方なし。なんか八獄Eは守護に弱いと言われていた時代もありましたね。これが現実です。

2戦目の財宝R。相手がロジャー欠損、こちらが灯火無しジャンヌ全引きとお互いに厳しい展開。たたみって人なんか毎回塩試合してるな

ロジャーを引かれ戦況がロイヤル側に傾いたが、抱えておいた長久の導きでジャンヌケア盤面にジャンヌを通し、まだ耐えている。この辺のプレイは前期からの経験が生きている。

ピンの使徒持ってるんかい!となり負けを覚悟しつつ、最後はしっかり20点まで逃げてリーサルをかわし、MAXアポストルを叩き込んで勝利。お互い渋い動きだった故に終盤までボードの取り合いで楽しかった、GGでした。

環境通しての感想

次環境が始まってしまったので割愛。
個人的には、灯火型になってからの回復Bがめちゃくちゃ奥深くて、周囲の評判よりは楽しめた環境だったと思う。先後差が大きいデッキが好きではないので、秘術Wや財宝Rはあまり触らなくなった。俺はジャンケンするためにシャドウバースやってるんじゃないんだ。

冒頭に書いたようにWorldsBeyondの動向がとても気になるところではあるけど、ひとまずは今シーズンの残り、RSL環境でもよろしくお願いいたします。よいお年を。

次回: Season9  Split2 RSL環境(新弾リリース~)


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