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【DSAL振り返り】Div1 Season9 Split1 AOA環境(ナーフ/アッパー後~アディショナル)

たたみです。AOA環境前半、お疲れさまでした。
DSALの日程変更もあり、今期はRound1のみ。「マナリアW、ナーフかと思いきやまさかのアッパー」回を振り返ります。

【記事の概要】
Twitterのモーメント機能がお亡くなりになってしまったので、DSALの参加記録をnoteでまとめることにしました。
ただし、チーム戦である都合上むやみに思考開示をすることにも抵抗があるので、環境単位(新弾、アディショナル、ナーフ・アッパー)で区切って振り返りという形を取ることにします。
あまり時間もかけたくないので、本文は常体かつ略称やスラングもそのまま、最低限伝わる程度の表現で書かせていただきます。悪しからず。

※たたみの所属チームはFEPです。


Round1

持ち込み一覧

対戦相手はEvK。デッキ選択は世論の上5つであり、初戦から5アーキミラーとなった。
FEPは結果的に無難なデッキ選択となったが、当初想定ではマナリアWではなくチェスWであり、かつ、5thは葬送Ncの代わりに回復BアークNmあたりの別デッキを模索しようと考えていた。

Wに関しては、RAGE前にチェスWの記事を執筆していたミラミカルさん、RAGE day1をチェスWで突破したアナカリシアさんといったチェス部の精鋭を擁していた関係もあっての考えだったが、アングレアのアッパーによる影響が想定以上に大きく、またプレイも確立されてきたことを鑑みてデッキパワーを再評価し、最終的にマナリアWの採用となった。

葬送Ncは「全部引かなければ勝たない」のに「全部引いても負けることがある」のが非常にストレス、加えて相性表がかなり微妙だったため、5th担当となった私は回すたびに捨てたさを募らせていた。そこでほぼ確実に採用されるであろうマーズRに7割&他対面どこかに5割以上という条件を満たすコントロール系統のデッキを代役として探すことに。しかし、回復BやアークNmといった面白くもなければさして強くもないデッキを擦っているプレイヤーがチーム内におらず、twitterからリストを拾ってきて少し試してみてもしっくり来なかったため、妥協で葬送Ncを採用することとした。この期間中、連勝ツイートや葬送推しツイートをたくさん見かけたけど、正直言わせてください。このデッキ弱いです!

担当デッキと戦績

Div1復帰戦は見事白星。いやあ、めでたい。
葬送NcとディスカDという比較的与しやすいデッキ2つを先に通してしまいかなり苦しい立ち上がりとなったが、天才へたさんが狂乱VでマナリアWをぶち抜いて流れを変え、相手のマーズRが事故っている間にこちらの下位リーダーが通って五分に。最後はおフランスがいつもの勝負強さを発揮して勝利、というFEPらしい勝ち方であった。

持ち込んだ葬送Ncは大幽霊2枚採用。先述した通りデッキパワーに疑問があったため、終盤のトップが弱くなることを加味しても、進行によっては着地一発で勝利に直結するケリド大幽霊を評価した形。特にマナリアWやマーズRに対して後4メタトロンのランプから後6に着地するパターンは太い勝ち筋になる。
ヴァイスソウルハンターは1枚に抑えた。活躍の場面が終盤なので1枚採用だろうが2枚採用だろうがケアされる札であること、序盤に使いたくない・葬送もしたくない札であること(ミロエルでリーズを釣ってくる確率を下げないことをかなり重視している)が主な理由である。テンプレは2~3枚のようだが、デッキのエンジンには絡まないカードなので、こういうところは理由さえしっかりしていれば別に何枚でもよいと思っている。

ミラーマッチ先攻3t。ここから結晶ケリドウェンミミココ、で葬送したミロエルが一生帰ってこなくて負け。手に4ドロー見えており、先攻なのでライフプッシュ優先という判断をした。ここで統率を打ちテンポを犠牲に山を回すような動きをすると、後4メタトロン5ミロエルが絶対に捲れない展開となってしまう。
実戦の進行は、後4メタトロンに対して先5でライフ10点まで削り回復要求で後5ミロエルを封じるも、相手側そもそもミロエル欠損だったようで、ここのミロエルが手に残っていればおそらく余裕で勝っていた。結果論とはいえ悲しい。もしくは大局観誤りで、メタトロンミロエルは最初から割り切るべきなのだろうか。正直わかりません。

ちなみに2戦目のvsマーズRは、引くもん全部引いて後4メタトロン5ミロエルで有無を言わさず勝利。これやってる時だけは最強デッキに見えるんだよなあ。

環境通しての感想

安定感では狂乱V、パワーではマナリアWが抜けており、環境としてはこの二強。それ以外のデッキは何かしらの欠陥と向き合わされた。
Tier1同士のマッチアップはマナリアWに分があるが、狂乱VがアグロもOTKコンボもできるミッドレンジデッキである性質上メタを張るのが困難なため、メタ側に回る場合は必然的にマナリアWがターゲットになる。マナリアメタのデッキとして挙げられるマーズR、セブンズWなどは軒並み狂乱Vに対して苦しいので、デッキ選択の幅が狭くはあったものの三角関係でメタが回っていたように見えた。
BO9的には、上位クラスと下位クラスの差が大きく、デッキ選択で個性を出すことが難しい環境であるように思えた。一方で、世論5アーキ以外のデッキを持ち込んだ5チームは全勝という事実もあり、持ち込みを読みやすかった今節は研究の成果を出しやすい環境だったとも言えるかもしれない。どのチームもお見事でした。

次回: Season9  Split1 AOA環境(アディショナル後~)


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