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プロとアマチュアの違いとは

これもよく語られるテーマですよね。
私の場合は「それで食えているかどうか」が一つの基準だと思います。
一方で話題になるのは「プロ意識」の問題。
この言葉って、アマチュアだけでなくプロに対しても使われる言葉ですよね。
今回はそれについて色々考えさせられる出来事があったため、書こうと思います。

とあるイベント現場にて

いわゆる一般の人たちが趣味的に企画したイベントに、手伝いを頼まれたため参加しました。
そこにプロ的な立場としてもう一人、音響さんが参加していました。
そしてもう一人、記録撮影係として参加してたのはアマチュアカメラマン。
この二人でトラブルがありました。

詳細は省きますが、音響さんがカメラマンに怒っています。

カメラマン「すみません、自分アマチュアなもんでプロの現場のルールとか分かりませんでした」
音響「プロもアマチュアも関係ない!!」

側にいた私としても、完全にカメラマンが悪いので怒られても仕方がないとは思います。
ただ、一般の人達が手前味噌で和気あいあいとやってる様なイベントなんだからプロの立場として怒るようなことしちゃあダメでしょ。
それに「プロもアマチュアも関係ない」というのはプロの驕りだと思います。
業界にいたら常識的なことでも、そうじゃなかったら非常識なんてことはよくあります。
そこで怒っちゃうのはよろしくない。
間違いなくカメラマンのほうが悪いんだけどね!!

イベント終了後に分かった事実

音響さんと話していたら、なんとその人も普段はサラリーマンの週末PAさん。アマチュアでした。
持ち込み機材とか完全にプロだし、作業手際も完璧だし、プロだと思ってました。

そう考えると、先程のカメラマンとのトラブルも納得です。
アマチュアだけどプロ意識を持って一生懸命やっているのに、一方でテキトーにやって失敗して「アマチュアなんですみませんw」って言われたら、そりゃムカつきますよ。
趣味にもグラデーションがあって、「アニメ好きなんだよね〜」から自分で手書きアニメーション作っちゃう人まで様々です。
どこに自分がいるのかによって考え方は変わると思いますが、やっぱり真剣に取り組むことは良いことだと思います。

人が集まる現場に行けば色々な立場の人がいます。それぞれにリスペクトを持って、真摯に行動することが大切だと思いました。

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