tataが防音室の壁をオシャレにした理由
このnoteは2020年6月12日のオンラインサロン『Online Music Salon』への投稿をもとに作成しています。
こんにちは
Eテレ「みいつけた!」のスイちゃんにメロメロなtataです。
さて。
本日は「tataが防音室の壁をオシャレにした理由」というテーマでお話をしたいと思います。
無意識で選択する現代人
インターネットの普及により30年前に比べて明らかに情報が洪水のように流れてきてしまう現代人にとって、その情報を拾うのか、捨てるのかの判断は、相当負荷がかかる作業なんだと思います。日本の音楽シーンでも、歌謡曲時代に比べるとサビ頭の曲が増えました。かつて小室哲哉がサビ頭にする理由について、視聴者がその曲を聴くのか聴かないかは、最初の数秒で判断するから、と語っていました。
90年代ですら現代人は「サビ」が来るまで待てないと小室さんは分析していたのです。確かに、クラシックの交響曲が30分以上あることを考えるとこの時代の変遷もうなづけます。現代人はそもそもコンテンツの量が多すぎて情報を摂取する前に「予めかなりの量の情報を無意識で間引いている」のだと思います。
かつてYoutubeも動画は最初の掴み(最初の5秒)が重要と言われていましたが、今はそれ以前にサムネイルが最重要とされています。サムネイルがダメならどんなに内容が有益だったとしても「見ない」となってしまいます。そして、もしサムネイルの壁をクリアしても開始3秒でその動画から醸し出される世界観が自分と合わないと次の動画をクリックします。
伝えている側は、
「ちょっと待って、まだ何も言ってないんだけど…( ´Д`)y━・~~」
となるんだけど、忙しい現代人は容赦がありません。
だからこそ小室哲哉の全盛期の時代ですら、ひと口目から一番、美味しい部位から食べてくださいと言わんばかりに「サビ」からスタートしていたんですね。で、僕たち現代人が何によって「見るのか」「見ないのか」を無意識で分別しているかというと、僕は「身だしなみ」だと思っています。
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Online Music Salon(note版)
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