理想の音楽との付き合い方

このnoteは2020年4月17日のオンラインサロン『Online Music Salon』への投稿をもとに作成しています。

こんにちは

本日で結婚４周年を迎えたtataもとい、仲宗根家です。

投稿が遅くなってごめんなさい。今回は、いつもと違ってエッセイのように、最近、感じていることをつらつらと書いてみました。迷いながら自分の中にあるものを少しずつ言葉にしていったので時間が掛かってしまいました。書いてみると、書く前には言葉になっていない事がちゃんと言語化できていて不思議だなと感じています。

今日の文体は、「ですます調」ではなく「である調」です。特に深い意味はないのですが、内省するときはこちらの方がしっくりきます。

本日は「理想の音楽との付き合い方」というテーマでお話します。

 理想の音楽との付き合い方

理想の音楽との付き合い方ってなんだろう。僕自身、明確に答えは出てないし、おそらく、すべての人に共通する答えは存在しないのだと思う。そんな事を考え始めたのは「上達すること＝幸せ」というこの方程式は果たして正解なのか、という疑問が常に僕の中にあるからだ。

サックスを始めると否応なく練習から始まる。練習は何のためにするのかというと、当然ながら上達するためだ。上達すると、自由に表現できたり、人前で演奏できたり、仲間と演奏できて楽しい。そんな事を目標に「上達すること＝幸せ」という方程式を夢見て、練習している人も多いのではないだろうか。

もちろん、自由な表現をするためにも、人前で演奏するにも、仲間と演奏するのも一定以上の上達が必要で音楽を楽しむためには上達が必須であることはわかっている。サックス講師をしているとレッスンに来て頂いた生徒を少しでも上手くなってもらうようにアドバイスをするが、練習時間が取れない生徒さんだとレッスンだけではなかなか上達に結びつかない。そんな状況を見ていると上達させることだけに囚われていくのはいかがなものかと思う。

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