一言でできる事

子育て中のご家族の皆さまお疲れ様です。

我が家の娘は小学校高学年。

一年365日。「まーちゃん（ママ）は○○（娘）の事が好き？」と、尋ねてきます。

「大好きだよ。世界で一番」と、私も一年365日言い続けています。言い続けていますが、毎日繰り返される質問。

娘が小さかった頃から去年までは、本当に一緒に居る時間が少なく、娘にとっては、愛を感じる時間も愛を与えてもらっている実感もなかったことが、この質問の原因なのかもしれないと思っています。

私はその時間を埋めるために答え続けています。「世界で一番大好きだよ。」と。

我が家の旦那様は寡黙な方で。ほとんどしゃべる事がありません。普段の生活の中で、彼が家でしている事は、必要最低限の会話と、自分の為のルーティーンと、家事（洗濯とお風呂掃除など）と、YouTube。お休みになると一日部屋にこもってYouTube鑑賞。私にとっては本当に良い旦那様です。空気のような存在とはまさにこのことかと思うくらいです。

そんな旦那さんが、晩御飯の牛丼を食べていました。彼はいつも晩酌をしてから食事をとるので、家族とは別に食事をとる方が多くなります。

旦那さんが食事をしている食卓に、私も座って、じっと旦那さんの食事風景を眺める事にしました。「何？何かあった？」と聞く旦那さん。「別に、何も？」と答える私。そして、ふわっとさりげなーく

「良い男だね～」

と言い残して、私はソファーへ移動しました。

その後も黙々と食事を続ける旦那さん。しばらくして食事を終えて、旦那さんは部屋に戻ろうとするとき一言。

「まーちゃん（ママ）って面白いね」と。

私にはわかります。旦那さんウキウキしてるね！と。一言でウキウキさせられる、

『目の前の人を幸せにすること』

って、できるんだなを実感しました。

1年365日娘に「世界で一番大好きだよ」と言い続ける母であり。

1年に1回くらいは「良い男だね」と旦那さんに伝える妻。

同じ人間から発する言葉でも、効果の違いがそれぞれ。受け止め方もそれぞれ。ウキウキした気持ちで、旦那さんが気持ちよく明日を迎えられたら、それはそれで幸せだなと思いました。

まずはできる事から始めていこうと思います。

「目の前にいる人を幸せにする。」お金が無くても、時間が無くてもできる事。今日も幸せな一日に感謝です。