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世界恐慌になったら、我が家の経済はどうなる?

日経平均株価が4万円を超えて、ちょっと落ち着いたと思ったら大きく下げたりして、素人にとっては先行き不透明ですね。プロも先が読めているとは思えない。それはそれで仕方ないんですが、やっぱり心配です。バブルがはじけて足元をすくわれるんじゃないか、世界恐慌がやってくるんじゃないか、とか。自分は理系人間なんでこの方面の専門的なことは苦手ながら、心理的に不安になりますよね。株価って心理的な安心感や不安感で動いたりすることが良くあるように思うので、なんとなくの不安って気になります。

自分の金融資産なんてたかが知れてますが、たかが知れているだけに、なおのこと大切に守りたい。素人ながら(しつこい)、万が一世界恐慌のようなことが起きたら我が家の経済がどのような影響を受けるのか、ちょっと調べてみました。グーグル検索やChatGPT、MicrosoftのCopilotに聞いた程度の聞きかじりなので、くれぐれもまる飲みで信用しないように、眉唾レベルで読んでください。

世界恐慌が起きた場合、経済的には次のような変化が予想されるそうです。(そもそもこれが間違いなら、以降の文はボツ!)
 経済活動の縮小や消費の減少 → デフレ → 物価の下落 → 現金価値の上昇 → 各国中央銀行による量的緩和や金利低下 → インフレ → 現金価値の下落 → 信用不安 → 金融システムの不安定化(取り付け騒ぎなど) → 金の価格上昇

実際に1929年からの大恐慌の時には、当初数年間は、『空前絶後の景気の収縮にそれ以上に激烈な物価下落が付随していた』とのこと。(『大恐慌期のデフレーションとその終焉』堀雅博著)物価が下がれば消費者としてはうれしい気がしますが、それ以上に経済活動の縮小による失業率の悪化の方がひどかったんでしょうか。恐慌が起きるとすぐに現金が紙切れ同然になるのかと思ってましたが、その逆なんですね。本当かなあ。いずれにしても、恐ろしいことには変わりがないです。

ではこの場合、自分のような定年再雇用オヤジや年金生活者のように、若い人と比較して賃金に頼る割合が低いような人は、どういう目に合うんでしょうか。なんとなくですけど、恐慌後数年間のデフレ時期はそんなに怖くないような気がします。給料は激減するかもしれませんが、物価が下がって、現金価値が上昇するんでしょう。現役時代に比べてどうせ大した給料をもらえてないんだし、年金が減らないなら、若い人よりは影響が少なくないですか。

怖い気がするのは、その後のインフレですよね。現金価値が下がって金融不安が起きたら、銀行預金も年金も価値が下落することになります。そうなったらもうアウトです。失業率が大きく改善されているなら働いて稼ぐことも考えられますが、そうでないなら打つ手がない。

昔の大恐慌の件は金本位制に大きくかかわるようなので、将来の経済にそのまま援用できないかもしれませんが、仮に同じパターンが繰り返されるなら、どうすればいいんでしょう。

当座のデフレ期間はじっと我慢して、デフレからインフレに移るあたりで現金や預金をすべて金に変えるんでしょうか。でもその前に、株なんかはさっさとうっぱらって現金に換えておかないとダメですね。そっちのタイミングの方がはるかに難しくて、受けるダメージが大きいということに、ここまで書いて気が付きました。なあんだ、そういうオチか。

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